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マルディンの400年昔のバザールが昔日の栄光を取り戻した

2024年08月23日 | 文化
8月23日 東部マルディン県ダルゲチト地区に残る、400年昔のアッシリア人のバザールが、かつての姿に修復され、観光とビジネスの新しいセンターになろうとしています。

 Hurriyet

バザールの修復は文化観光省の計画によるもので、地元の工芸品を商っていた65戸の店舗が修復されました。マルディンの知事室の発案によるバザール修復プロジェクトには、通りに面した15戸の非登録の家屋の修復も含まれています。

かつては賑わっていたバザールですが、アッシリア人たちがこの地を去った後、店舗は打ち捨てられ、市場は閉鎖され、何年も荒廃したままの状態でした。長年放置されている間に、バザールだった建物は家畜の飼育所や、干し草の保管所 などに使われていました。

最近、トゥンジャイ・アクコユン知事とアイハン・ギョク県文化観光部長が、修復作業の完了を視察するために、現地を訪れました。店舗が再開すれば、地元の職人たちは伝統的な工芸品を販売するチャンスを得るでしょう。

「65戸の店舗の修復作業が終わりました。店舗は2週間以内くらいに、商人や市民たちに譲渡されるでしょう。バザールの再オープンは地元のビジネスや雇用に大きく貢献すると思います」と、アクコユン知事は語りました。「バザールがオープンすれば、この地への観光も活性化するでしょう」


EUはギムニヒ会議にトルコのフィダン外相を招待した

トルコはEUが、来週開催されるギムニヒ会議(非公式会議)にハカン・フィダン外相を招待したことを歓迎しています。トルコがこの会議に招かれたのは5年ぶりになります。

 Hurriyet

トルコ外務省のオンジュ・ケチェリ報道官は、アナドル通信に、フィダン外相はEUの招待を受けて、8月29日、ブリュッセルに赴き、ギムニヒ会議に出席するだろうと語りました。

ケチェリ報道官は、トルコはこの招待を、トルコとの対話を求めるEUのポジティブな試みと見ると強調しました。「われわれはこの一歩が、2019年7月15日、EU外交委員会が下した決定をくつがえす基盤になることを願っています」

EUは東地中海におけるトルコとギリシアの衝突のためにトルコに制裁を科し、トルコ政府との政治的対話を制限しました。最近、2019年の決議に起因する障害を乗り越える欧州委員会の試みがありましたが、ギリシア・キプロスの反対で進展しませんでした。

「この招待は、地域的・世界的チャレンジに際し、トルコとEUの関係を改善する必要があることをEUが理解したことを示すものです」とケチェリ報道官は言いました。

ギムニヒ会議には、EU27か国の外相と、安全保障と外交問題の代表が集まり、現在の地域的・国際的問題を非公式に討論します。トルコはEU候補国として、2019年までギムニヒ会議に招かれていました。


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