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エムポックス急増で、トルコ保健省はガイドブックを発行

2024年08月18日 | 国内
8月19日 トルコ保健省はエムポックスに関する24頁の包括的なガイドブックを発行しました。

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コンゴ民主共和国で急増しているエムポックスは、最近、世界的な脅威になってきました。ガイドブックは多くの専門家の協力によるもので、一般市民と医療のプロに、この病気の性質、感染ルート、予防対策などについて教示しています。

エムポックス蔓延の震源地コンゴ民主共和国では、今年だけで、16,000人が感染し、500人が死亡しています。致死率が高く、感染力の強いクレード1b型がひろがってきたため、世界保健機構(WHO)は最高レベルの国際警報を出しました。

エムポックスは動物から人間に感染し、人間同士では、性交渉を含め、肉体的接触によって感染します。ガイドブックには、発熱、疲労感,頭痛、発疹、リンパ腺の腫れなど病気の症状が詳述されています。

エムポックスは天然痘と似ていますが、接触伝染は少なく、総じて天然痘より軽いとガイドブックは言っています。


当局がカッパドキアのコマーシャル撮影を禁止した

「妖精の煙突」で知られる観光のホットスポット、カッパドキアの広告会社によるコマーシャル撮影が、岩窟の建物にダメージを与えるという配慮から、突然、禁止されました。

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「カッパドキア写真家協会」の会員が、カッパドキアのギョレメ地区のギュリュリュデレ渓谷で、岩の表面にコットンを化学接着剤で貼り付けているクルーを見つけました。カッパドキアの岩は、このエリアの歴史的に重要な風景を形成しています。

憲兵隊が急行し、その作業を止めさせました。建造物にダメージを与えた会社は、約200万リラの罰金を課され、職員には法的処置がとられました。

この事件はカッパドキアのユニークな地理的形態の保護のために警鐘を鳴らす結果になりました。


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