トルコのトピックス

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2年間耕作されていない農地はリース用地になる

2024年08月23日 | 国内
8月24日 トルコの農業生産を盛り上げるための新しい対策として、農林省は、2年間耕作されていない農地をリースすることにしました。

 Hurriyet

新規定はすでに官報に発表され、8月22日から有効になりますが、規定によると、リースされた土地を農業以外の目的に使用することはできません。リースは季節ベースで行われ、借地人はリースされた土地で農業をすることが義務となります。

耕作されていないリース用の土地を認定するために、土地認定委員会が県・地区レベルで設立されます。委員会は,地籍に関するデータ、衛星画像、地理情報システム,その他、公的機関のデータに基づいて土地の認定を行います。耕作されていない農地の認定は、9月1日から、地域によって異なる収穫シーズンまでの間に行われます。

委員会はリースできる農地のリストを、電子サイトと県のウエブサイトに7日間、公表します。農地がある土地に住んでいる人と、民間社会組織には、リースの優先権が与えられます。リースされた農地は農林省の指示によって登録されます。借地人は土地に応じて、農業助成金が受けられます。


エジプトのエルシッシ大統領が近くトルコを訪問する

情報によると、エジプトのアブデル・ファッタフ・エルシッシ大統領が、9月4日、エルドアン大統領との会談のため、初めてアンカラを訪れると思われます。

 Hurriyet
近くトルコを訪れるエジプトのエルシッシシ大統領(左)とエルドアン大統領


会談の議題は主としてガザの戦争で、ガザでのイスラエル軍の行為を止めさせ、停戦を確立するための協力が中心になるでしょう。両大統領はまた、リビヤ、スーダン、ソマリヤでの紛争を含む地域問題についても話し合うでしょう。

今回のエジプト大統領の訪問は、2月のエルドアン大統領のカイロ訪問に続くもので、両国がその関係を「戦略的協力」にまで高めた2012年以来、初の訪問とになります。

両首脳はこの訪問を両国の関係の「新しい章」の始まりと言っています。両国の関係は、2013年、エジプトのモハムメド・モルシ元大統領が解任されて以来、緊張していました。

エルシッシ大統領の訪土中に、戦略的協力委員会の会談も予定されています。この会談で、両国はさまざまな分野の協定に調印するでしょう。


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マルディンの400年昔のバザールが昔日の栄光を取り戻した

2024年08月23日 | 文化
8月23日 東部マルディン県ダルゲチト地区に残る、400年昔のアッシリア人のバザールが、かつての姿に修復され、観光とビジネスの新しいセンターになろうとしています。

 Hurriyet

バザールの修復は文化観光省の計画によるもので、地元の工芸品を商っていた65戸の店舗が修復されました。マルディンの知事室の発案によるバザール修復プロジェクトには、通りに面した15戸の非登録の家屋の修復も含まれています。

かつては賑わっていたバザールですが、アッシリア人たちがこの地を去った後、店舗は打ち捨てられ、市場は閉鎖され、何年も荒廃したままの状態でした。長年放置されている間に、バザールだった建物は家畜の飼育所や、干し草の保管所 などに使われていました。

最近、トゥンジャイ・アクコユン知事とアイハン・ギョク県文化観光部長が、修復作業の完了を視察するために、現地を訪れました。店舗が再開すれば、地元の職人たちは伝統的な工芸品を販売するチャンスを得るでしょう。

「65戸の店舗の修復作業が終わりました。店舗は2週間以内くらいに、商人や市民たちに譲渡されるでしょう。バザールの再オープンは地元のビジネスや雇用に大きく貢献すると思います」と、アクコユン知事は語りました。「バザールがオープンすれば、この地への観光も活性化するでしょう」


EUはギムニヒ会議にトルコのフィダン外相を招待した

トルコはEUが、来週開催されるギムニヒ会議(非公式会議)にハカン・フィダン外相を招待したことを歓迎しています。トルコがこの会議に招かれたのは5年ぶりになります。

 Hurriyet

トルコ外務省のオンジュ・ケチェリ報道官は、アナドル通信に、フィダン外相はEUの招待を受けて、8月29日、ブリュッセルに赴き、ギムニヒ会議に出席するだろうと語りました。

ケチェリ報道官は、トルコはこの招待を、トルコとの対話を求めるEUのポジティブな試みと見ると強調しました。「われわれはこの一歩が、2019年7月15日、EU外交委員会が下した決定をくつがえす基盤になることを願っています」

EUは東地中海におけるトルコとギリシアの衝突のためにトルコに制裁を科し、トルコ政府との政治的対話を制限しました。最近、2019年の決議に起因する障害を乗り越える欧州委員会の試みがありましたが、ギリシア・キプロスの反対で進展しませんでした。

「この招待は、地域的・世界的チャレンジに際し、トルコとEUの関係を改善する必要があることをEUが理解したことを示すものです」とケチェリ報道官は言いました。

ギムニヒ会議には、EU27か国の外相と、安全保障と外交問題の代表が集まり、現在の地域的・国際的問題を非公式に討論します。トルコはEU候補国として、2019年までギムニヒ会議に招かれていました。


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