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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ロシア=ウクライナ平和会議がイスタンブルで始まった

2025年06月02日 | 国際
6月3日 トルコ、ロシア、ウクライナの代表団間の3社会議が、月曜、イスタンブルで始まりました。

 Hurriyet
会議を終えてチュラーンパレス・ホテルを出るウクライナとロシアの代表団


会議はトルコのハカン・フィダン外相が議長を務め、3国の高官が集まりました。トルコの国家情報機構(MIT)のイブラヒム・カルン長官も出席する予定です。

フィダン外相は、アンカラでのハイレベル会議の開会でスピーチし、「平和への道に鋪石を敷くことはできます。われわれはリーダーたちの会議で討論しますが、トルコは全面支援を提供する用意があります」と言っています。

フィダン外相は、トルコの現在の仲介者としての役割を強調し、会議は停戦の条件を査定し、捕虜交換の手続きを進めることをめざしていると語りました。

「われわれは両国の停戦に対する展望を継続的に評価し、捕虜交換の手続きを進めることをめざしています」とフィダン外相は言いました。

両国間の定期的対話が信頼を築くために重要だと、フィダン外相は強調し、「具体的な進歩」と早期解決への希望を表明しました。

彼はまた、アメリカの支援、とくにトランプ大統領の平和への取り組みを支援する決定を歓迎し、これを「新しいチャンスの窓」を開くと表現しました。


「盛りだくさんなウクライナの言い分には、即座の返答はできない」ロシア

イスタンブル会議で、ロシアはウクライナの無条件停戦の要請を拒否しましたが、その翌日の金曜、ロシアは「ウクライナの言い分に即座に返答を期待するのはまちがっている」と言いました。

Hurriyet

両国は会議で、大規模な捕虜交換には合意し、平和へのロードマップである覚書を交換しました。ロシアの攻撃は3年余つづき、双方に多くの死者が出て、東部ウクライナの何百万の人々が家を追われていますが、両国はいまだに和解できずにいます。

「和解のための問題は極めて複雑で、多くの微妙な意見の相違がからんでいる」と、ロシアのドミトリー・ペスコフ報道官は、火曜、記者団に語り、「迅速な解決を期待するのはまちがっている」と付言しました。

ロシアがウクライナに渡した文書によると、ロシアは、攻撃を止める前提条件として、ロシアが併合したと主張しているウクライナ東南の4地方から、ウクライナが軍を撤退させることを要求しています。

ウクライナは会議で完全かつ無条件の停戦を求めましたが、ロシアは前線の一部での、2,3日の停戦を考えているだけだと、ロシア側の交渉者ペスコフ報道官は言いました。

ペスコフ報道官はまた、ロシア、ウクライナ、アメリカの大統領のサミットという発想を一蹴しました。



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「2028年までに、もう1隻の水上ガス生産場を持つ」エネルギー相

2025年06月02日 | 国際
6月2日 トルコは2028年には、もう1隻の水上ガス生産場を持つ予定だと、アルパアルスラン・バイラクタル・エネルギー天然資源相が言いました。

 Hurriyet

「トルコはこの分野では、世界で6番目の 船団 を有し、まもなく世界のトップ4に入ると、バイラクタル・エネルギー相は、西部エスキシェヒルで語りました。

トルコ初の水上天然ガス生産プラットフォーム「オスマン・ガジ」は、5月31日、黒海のゾングルダク県フィルヨス港に到着しました。

巨大な「オスマン・ガジ・プラットフォーム」は、イスタンブル征服572周年の5月29日、エルドアン大統領も出席した式典とともに、ドルマバフチェ大統領オフィスを出て、イスタンブル海峡を通過しました。

1日に最大1050立方メートルの天然ガスを処理し、1000万立方メートルのガスを移送できるプラットフォームは、黒海での天然ガス生産を2倍にし、1日2000万立方メートルを生産することができます。

これはトルコの800万世帯の天然ガスの必要量に相当し、20年間はこの場所で操業する予定です。バイラクタル・エネルギー相は、トルコは黒海で史上最大の天然ガスを発見したと語りました。


トルコの鉄道網は17,500キロまで拡大する

トルコは2028年までに、鉄道網を17,500キロメートルまで拡大する計画だと、アブドゥルカディル・ウラルオール運輸インフラ相が言い、トルコは自国の鉄道技術の開発をめざしていると付言しました。

 urriyet

運輸相によると、2002年にはほぼ11,000キロメートルだった鉄道網は、現在は、2251キロの高速鉄道を含めて、13,919キロに達しています。

トルコの高速鉄道のキロ数は、ヨーロッパで6位、世界で8位にになると、ウラルオール運輸相は言い、最終目標は28,500キロの鉄道網を持つことだと付言しました。

「われわれの目標は鉄道網の拡大だけでなく、すべての車両に国産の資源を使用し、われわれ自身の技術を開発することにあります」と運輸相は言いました。

ウラルオール運輸相は、電気機関車や列車、貨物車、消火車輛などを含む次世代の車両の配車式に出席しました。エスキシェヒルの工場で生産されたE5000電気機関車は、100パーセント国産の部品でつくられた幹線機関車として、初めて設計・製造されたと、運輸省は言いました。

「今年、われわれはさらに15輌の機関車を完成させ、2025年内に20輌の機関車を運行させます。2026年には、さらに30輌、2027年には45輌を生産します」と運輸相は言いました。


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イスタンブルで第2回ウクライナ平和会議が開催される

2025年06月02日 | 国際
6月1日 ロシアとウクライナの代表団が、6月2日、トルコの督促を受け、恒久的平和に続く長期停戦を達成するべく、第2回直接会議のためにイスタンブル入りします。

 Hurriyet

ハカン・フィダン外相がモスクワとキエフ間を往復し、また、エルドアン大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と電話で話すなど、トルコは、先週、集中的外交を行いました。

ウクライナとロシアの代表団の会議は、午後13時に、イスタンブルのチュラーン宮殿で始まる予定だと、トルコの外交ソースは言いました。

ゼレンスキー大統領は、6月1日、声明で、ウクライナの交渉チームをイスタンブルに派遣する決定をした発表しましたが、ロシア側の意志については懐疑的だと言いました。

ゼレンスキー大統領は、交渉チームのリーダーであるルステム・ウメロフ国防相が、6月2日、イスタンブル入りすることを確認しました。

大統領はまた、完全かつ無条件の停戦、捕虜の解放、誘拐された子供たちの帰国などの優先事項を列挙しました。

「確実かつ恒久的平和を確立し、安全保障を確保するために、最高レベルの会議を用意すべきだ。主要な問題は指導者によってのみ決められる」と、ゼレンスキー大統領は言い、ロシアのリーダーであるプーチン大統領、アメリカのトランプ大統領、エルドアン大統領が参加する4者サミットを提案しました。

ロシアは、週末、声明で、プーチン大統領の補佐官ウラジミル・メディンスキー氏が率いるロシアの代表団が、6月2日、イスタンブル入りすると言いました。

フィダン外相はモスクワ訪問後の声明で、ロシアとウクライナの長期停戦は、現状で最も現実的な選択だと強調しました。外相はまた、両国間の意見の差異を乗り越える方法を提案しました。


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