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トルコのトピックス

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犠牲祭のご馳走買い出しで、市場は大賑わい

2025年06月06日 | 国内
6月6日 トルコ中のバザールや市場は、犠牲祭の最後の準備で大賑わいです。6月6日から始まる4日間の犠牲祭の休暇に旅行に出る人も大勢います。

 Hurriyet

「エイド・アルアドハ」は「犠牲祭」、預言者イブラヒムの信仰が試された記念日です。イブラヒムは神への服従の証として息子を犠牲にしようとしました。

犠牲祭にはムスリムは羊や牛を屠り、その肉を貧しい人々に配ります。6月2日から、トルコ中で、人々は家畜市場で、犠牲にする家畜を選び始めます。

地方では売り手と買い手の激しいやり取りも見られ、都市部のショッピングセンターは、訪れる家族や友人にご馳走する食品を買いに来る人々でにぎわいます。

祭日に食べるお菓子と言えばバクラバです。トルコの祭日には伝統的に食べられてきたお菓子です。今年はバクラバの需要が高まり、バクラバ・メーカーは、休日前からのオーダーに応じるために残業して働いています。

「私たちは、犠牲祭中は3倍売れると予想しています」と、「バクラバ・デザート製造協会」のメフメト・ユルドゥルム会長は言いました。「犠牲祭前夜を含めて、休日中は、1日の消費量はほぼ1750トンと見積もっています」


エフェススの遺跡でナイト・ミュージアム・ツアーが始まった

ユネスコの世界遺産になっている古代都市エフェススで夜間ミュージアムが始まり、ツーリストは、日没後、特殊な照明に映える遺跡を歩くことができるようになりました。

 Hurriyet

西部イズミル県セルチュク地区に位置するエフェスス遺跡は新石器時代の遺跡で、ヘレニズム時代、ローマ時代、ビザンティン時代、セルジュク時代、オスマン時代の痕跡をとどめ、豊かなアナトリア史の断層を見ることができます。

エフェスス遺跡は、「ナイト・ミュージアム」プロジェクトの一環として、6月4日から、日没から深夜まで公開されます。このプロジェクトは、暑い日中はビーチで過ごすツーリストたちを惹きつけるのが目的で、ケルススの図書館、アゴラ広場、キュレテス通り、ドミティアン寺院、古代劇場、テラス・ハウスなど、主要な場所がぼんやりと照明されています。

エフェスス博物館のムラト・カレアースオール館長によると、このプロジェクトは初日から強い関心を呼んだそうです。夜間照明は10月1日まで続きます。

昨年、夜間に訪れた人々は約30万人になりましたが、今年はもっと多くなるだろうと、カレアースオール館長は言いました。「夜間、エフェススは独特の雰囲気が醸し出されます。見学者の方にこの文化遺産を夜間にも見ていただきたい」


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