6月17日 2年前、トルコ南部を襲った大地震の後、地震に見舞われたマラティヤ県のイノニュ大学の研究者グループが、崩壊した建物の瓦礫を人工大理石に変えるプロジェクトを開始しました。

2023年2月6日、7.7マグニチュードと7.6マグニチュードの地震がトルコの11県を襲い、1400万人が被災し、50,000人余がなくなりました。
「トルコ科学技術研究協議会」の支援で始まったこのプロジェクトは、破壊された建物の瓦礫を多段階式のリサイクル処理によって、再利用可能な素材に変えることを目的としています。
このプロジェクトは環境汚染と資財不足の両方を解決するものと言えます。プロジェクトのコーディネーターであるイノニュ大学鉱業技術部のヒクメト・シス教授は、マラティヤに大きなダメージを与えた地震は、大量の建築廃棄物を残したと言いました。
「瓦礫は場所をとるだけでなく、自然に拡散してゆきます」と教授は言いました。「私たちはこの廃棄物に価値を与える科学的方法を開発しました」
研究者チームは瓦礫からシリカやアルミナを摘出します。瓦礫にはコンクリート、セメント、レンガ、漆喰、寄木張り、その他の建築資材が含まれています。
カルシウム・ベースの廃棄物は二酸化炭素によって処理され、人工大理石の主要な材料である炭酸カルシウムが生成されます。この方法は、廃棄物のリサイクルだけでなく、産業資源から二酸化炭素を取り込み、環境に優しい循環式解決となると、シス教授は指摘しています。
「トルコ科学技術研究協議会」の支援で始まったこのプロジェクトは、破壊された建物の瓦礫を多段階式のリサイクル処理によって、再利用可能な素材に変えることを目的としています。
このプロジェクトは環境汚染と資財不足の両方を解決するものと言えます。プロジェクトのコーディネーターであるイノニュ大学鉱業技術部のヒクメト・シス教授は、マラティヤに大きなダメージを与えた地震は、大量の建築廃棄物を残したと言いました。
「瓦礫は場所をとるだけでなく、自然に拡散してゆきます」と教授は言いました。「私たちはこの廃棄物に価値を与える科学的方法を開発しました」
研究者チームは瓦礫からシリカやアルミナを摘出します。瓦礫にはコンクリート、セメント、レンガ、漆喰、寄木張り、その他の建築資材が含まれています。
カルシウム・ベースの廃棄物は二酸化炭素によって処理され、人工大理石の主要な材料である炭酸カルシウムが生成されます。この方法は、廃棄物のリサイクルだけでなく、産業資源から二酸化炭素を取り込み、環境に優しい循環式解決となると、シス教授は指摘しています。
カッパドキアで初の電気自転車レース
熱気球の世界的中心として知られるカッパドキアで、トルコ初の電気自転車レースが行われ、6か国から集まった自転車愛好家たちが、歴史的な渓谷や「妖精の煙突」の間を走って、2日間のレースを競いました。

レースには、トルコ、アゼルバイジャン、ベルギー、イラン、カザフスタン、ロシアからの総計131人のアスリートが出場しました。
グラヴェル(砂利道)、Eグラヴェル(電気自転車による砂利道)、MTB(マウンテンバイク)、EMTB(電気マウンテンバイク)など、多種目のレースは2日間つづき、6月15日に終わりました。
ユルギュップのアリ・エルトゥールル・ブル市長は、レースの開幕に、市はこのような持続可能な競技会を支援すると語りました。「この競技会が、より多くの国際的参加者を得て、今後も盛んになっていくことを期待します。ユルギュップ市は電気自転車を支援し、このようなレースを開催することは、より持続可能な未来に向かう私たちの使命と考えます」
グラヴェル(砂利道)、Eグラヴェル(電気自転車による砂利道)、MTB(マウンテンバイク)、EMTB(電気マウンテンバイク)など、多種目のレースは2日間つづき、6月15日に終わりました。
ユルギュップのアリ・エルトゥールル・ブル市長は、レースの開幕に、市はこのような持続可能な競技会を支援すると語りました。「この競技会が、より多くの国際的参加者を得て、今後も盛んになっていくことを期待します。ユルギュップ市は電気自転車を支援し、このようなレースを開催することは、より持続可能な未来に向かう私たちの使命と考えます」
