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トルコのトピックス

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トルコは「健康長寿」プロジェクトを始めた

2025年06月09日 | 国内
6月11日 ケマル・メミシオール保健相が「健康長寿」プログラムの開始を発表しました。このプログラムは高齢者の生活の質を向上させ、加齢の過程において、最高の健康を維持する能力を促進することを目的としています。

 Hurriyet

メミシオール保健相は、トルコ社会は高齢者に敬意を払い、高齢者の福祉をわがことより優先する人も少なくないと言いました。「従って、保健省は、歳をとっても健康を保つ方法と、健康な歳のとり方を人々に教えるプログラムを進めています」

このプロジェクトによって、高齢者は、加齢プロセスと、健康を維持する戦略の両方について教育を受けることになります。2023年、トルコの高齢者人口の割合は、10.2%を超え、トルコ史上、初めて2ケタになりました。

メミシオール保健相はまた、在宅健康管理サービス、とくに80歳以上の高齢者と、寝たきりの患者へのサービスの向上を強調しました。

「われわれは、外出が困難な市民や、病院に行かれない人々の負担を軽減し、医療報告を直接住居に届けます」と保健相は言いました。

「イスタンブルは地盤沈下しつつある都市のひとつ」という研究結果

イスタンブルは、気候変動のための海面上昇と地盤沈下の影響によって沈下している世界の48都市のひとつだと、シンガポールの南洋理工大学(NTU)の最近の研究によって認定されました。

Hurriyet

同大学が発表した報告によると、沈下しつつある都市は、アジア、ヨーロッパ、アメリカにひろがっています。地球温暖化による海面上昇と、地下水の過剰抽出が、これら都市の沈下を加速させています。

研究によると、2014年から2020年の間、イスタンブルのあちこちで、毎年、0.01センチから13.2センチの範囲で地盤沈下が起こっています。

とくに、市内の主要な空港があるアルナヴトキョイは、最も急速に沈下している地域のひとつです。NASAの最近の調査によると、2024年だけで、海面レベルはほぼ0.59センチ上昇しています。

NTUのデータセットは、イスタンブル工科大学とベルリン自由大学の研究によって綿密に捕捉されています。NTUの主任調査員チェリル・タイ氏は、地盤沈下は多くの都市環境で起こっていると言い、その大きな要因のひとつは地下水の過剰抽出だと説明しました。

日本の行政は東京の一部に起こっている地盤沈下を確認し、地下水抽出を標的にした厳しい規制措置をとりました。この決定的な措置によって、地盤沈下の進行は大きく抑制され、根本的な要因への対策が有効であることが示されました。


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政党間の訪問で犠牲祭の挨拶が交わされた

2025年06月09日 | 国内
6月9日 トルコの主要な政党が、週末、長年の伝統に従って、政党間で訪問し合って、エイド(犠牲祭)のあいさつを交わしました。

 Hurriyet
DEM代表団はMHP代表団と犠牲祭のあいさつを交わした


愛国者運動党(MHP)は6月7日、いくつかの政党の代表団を迎えました。ズルキュフ・ウチャル議員率いる「人民の平等と民主主義党」(DEM党)の代表団はMHPを訪問し、ズハル・トプジュ副議長ほか上級党員に迎えられました。

ケレム・アリ・スレクリ副議長率いる現政権・公正発展党(AKP)の代表団も、MHPの代表団と会談しました。民主左党(DSP),福祉党(SP),民主主義・進歩党(DEVA)、未来党、その他の政党も、MHP代表団と祝日のあいさつを交わしました。

AKPはアンカラの本部で犠牲祭のイベントを行いましたが、最大野党・共和人民党(CHP)、民主主義・進歩党(DEVA)、未来党は、あえて欠席しました。

CHPは、エクレム・イマムオール・イスタンブル市長を含む、市の職員の逮捕に抗議して、今年は犠牲祭のイベントは行わないと発表しました。


使われている電気自動車数が232,000台に達した

アブドゥルカディル・ウラルオール運輸・インフラ相によると、トルコで登録されている電気自動車の数は、2024年4月には106,736台でしたが、今年4月には231,474台に増加しました。

 Hurriyet

電気自動車はトルコ市場で受け入れられ、自動車の総販売数の中で電気自動車の割合が増えていると、運輸相は声明で言いました。

最近の市場データでは、電気自動車の販売数は昨年より16,922台、113%増え、5月は自動車販売総数の20%になりました。

2025年1月から5月、国内EV(電気自動車)市場の販売数は、2024年の同期に比して92.6%増え、59,848台になりました。1月から5月の市場の割合は、前年の8.3%から15.2%になりました。

4月末の時点で、トルコは、EVへのインセンティブ、国産ブランドToggの登場、充電インフラの拡大などによって、電気自動車販売の世界のトップ10市場のひとつになりました。

「ニューオートモティヴ」のデータによると、トルコはEV販売に関して、世界7位にランクされました。ウラルオール運輸相はまた、電気自動車の需要と生産が増えてきたため、トルコ全国の充電インフラも急速に拡大していると言いました。


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