夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『 桜華に舞え 』(3)

2016-11-08 00:30:24 | 宝塚観劇つれづれ

思い出しながら、書いてみます。
衰えた海馬、がんばれ‼️


★川路利良 〜 かいちゃん

かいちゃんの演じる警察トップの川路利良は、ぶれない理論派でした。
というより、自分がぶれないように感情を律しているふうに見えました。
唯一、川路の感情が表に出てきたのが、「自分は郷士の出で、薩摩では上士たちにさんざんばかにされたことは、決して忘れない!おまえは悔しくはないのか?」と同じ郷士の出である隼太郎につめよる場面でしょうか?
彼が薩摩よりも日本を選んだのは、薩摩にはあまり良い思い出がなかったせいもあるのかもしれませんね……
かいちゃんはきれいになりましたよね〜✨
特に横顔のラインが好きです 💜
思ったよりも出番が少なかったのですが、めったにお目にかかれない、前髪を残したサムライ姿が麗しかったです 🌟


★岩倉具視 〜 美稀千種さん

今回は特に、みきちぐさんの演技を上手いなぁと感じ入りました。
西郷隆盛の訪韓を奏上するように迫られて、(自分は倒れた三条実美の代わりではあるけれど)「われは三条実美ではないゆえに」ときっぱりと奏上を拒否するあたり、説得力があるなぁと思いました。
大久保利通の夏美ようさんや、西郷隆盛の美城れんさんもそうですが、ちゃんとキャリアを積んだ生徒さんが、人生のキャリアを積んだ役を演じていたことが、この作品のレベルを押し上げたと思います。
やはり歴史モノは、重鎮と言われる人物の比重が大きくなりますからね〜
かいちゃんやまこっちゃんの出番が少なくなるのも仕方ないかな〜。


★大谷吹優 〜 風ちゃん

最後の作品だというのに、ちゃんと結ばれる役ではないのね (涙)
とてもけなげで一途な吹優。
いさましい会津の武家娘の装束がとても似合っていました。
吹優は利秋の死後に薩摩を訪れたときに、初めて利秋に妻がいたことを知ったのでしょうか?
もし、そうなら脚本にデリカシーがなさ過ぎます。(妻であるヒサの立場からしたって。)
たとえ吹優が利秋に妻がいることを知っていたにしても……あのような形での吹優とヒサの出会いは、お互いに残酷ですよね。


★その他、思いつくままに……

気になってる夏樹れいちゃん 💜
今回は村田新八という通し役で、セリフもそこそこあって嬉しかったです。
その一方で、天寿みっきーや、十碧れいやちゃんや、瀬央ゆりやくんが、どこにいるのかあまりよくわからなかった……(涙)
ヒサの綺咲愛里ちゃん。悪目立ちせず薩摩の郷の娘らしさがあったと思います。
音波みのりちゃんと夢妃杏瑠ちゃん。隼太郎と半次郎の母親です。息子役よりも下級生なのに、薩摩の様子を見にきた隼太郎を心を鬼にして追い返す場面や、薩摩に戻った半次郎とこれからの生活を語りながら銀橋を渡る場面など、ふたりとも下級生であることを感じさせませんでした。

まだ公演は2週間弱ありますね。
千秋楽のその日まで、無事に全員で駆け抜けることができますように‼️






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