夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『エリザベート1878』映画を見ました

2023-11-04 22:11:28 | 小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。
先月のことになりますが、映画『エリザベート1878』を見てきました。

都市部では8月末に封切られて、日比谷の映画館では一路真輝さんのトークショーもありました。

そこから遅れること、一ヵ月以上。ようやく地元で上映されました。(しかも一週間のみ。地方都市のスクリーン事情はそんなものです🙄)




以下、極力ネタバレを避けたつもりなので、読んでいただいても、わけがわからないかもしれません🙇

「1878」とは、エリザベートが40歳を迎えた1878年のことで、この一年の様子に絞って描かれています。

夫であるフランツ・ヨーゼフと政治の話をしたくとも夫は全く取りあってくれない。
まだ幼い娘(ルドルフの妹)は母親の私生活や態度に批判的。
コルセットで身体をきつく締め上げ、日に何度も体重を計り、煙草が手放せない日々。
エリザベートは時々はウィーンに戻るけれど、旅に出る。
ウィーンでも旅先でも乗馬は欠かせない・・・
原題は〈お飾り〉という意味だそうです。

コルセットでウエストを締め上げたり、晩餐会では食事にほとんど手を付けずオレンジの薄切りを持ってこさせたり、見事な長い髪のために専属の女官がいたり、精神病院をたびたび訪問したり、エピソードとしてはミュージカル『エリザベート』を見ていればデジャヴのことが多いです。
しかし、当時を模した宮殿や病院などの部屋の様子、馬車や家具や食器やドレスなどの再現の見事さに、目を奪われました。
品格のある大型犬が宮殿のあちらこちらでゆったりと寝そべっていまして、いかにもヨーロッパの宮廷っぽい。顔が長いのでボルゾイ?
また、従兄弟のルードヴィッヒ2世と長く話し込んで「死」を話題にするあたりで、エリザベートは「死」を意識していたのだと思わせました。

エリザベートは人生に飽いているなぁと感じさせることばかり。
とはいえ、いろいろと1878年のエピソード(史実かどうかは不明です)を時系列順に描いていくので、いったいどこに着地する?と疑問が膨らんでいくばかりだったのですが・・・
そうきましたか?!という驚きのラストでした。
ラストの映像はとても美しい。

ただ、この映画のレビューを読んでいると、ラストをエリザベートの妄想と捉える解釈もあって、自分の捉え方が一方向にしかなかったことに、頭の固さを感じてがっかり(´・ω・`)

因みにおなじみの「シシィ」という呼び名は出てきませんでした。


春頃にこの映画のことを知って、さらに一路真輝さんのトークショーの記事も読んでいたので、見れてよかったです😃

公式サイト⬇
https://transformer.co.jp/m/corsage/aboutthemovie.html
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「どうする」のあとはどうなる? | トップ | 途中経過(記者会見がありま... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

小説や漫画や映画やテレビや音楽のこと。」カテゴリの最新記事