ジャン・コクトー 映画 「Le testament d’Orhee」 オルフェの遺言
われに何故と問うなかれ
映画とは、詩にとってまたとない伝達手段なのです。
(略)
わたしのこの肉体を少しずつはぎとってゆき、
ついには全裸の魂を見せようとしているからです。
(略)
真実以上の真実、これこそが、いつの日かわれらの時代の印となるでしょう。
ここにあるのは、ひとりの詩人が、常に変わらず
自分を支持してくれた次の世代の若者たちに残す、かたみの品であります。
「オルフェの遺言」の冒頭で、わたし(詩人=コクトー出演)が語る台詞