日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

麻布十番納涼まつり 2019

2019-08-25 | 宇野亜喜良




不安定だった天候が夏の暑さに戻った24日(土)と25日(日)に
今年もにぎわった麻布十番まつり。

宇野亞喜良さんのうちわを手に歩いて
今年はお祭りの雰囲気を少し味わってみた。
人であふれた商店街は、なぜか夏が舞いキラキラしているようだった。

商店街の街灯を宇野さんの旗が飾る。
今年はアリスをイメージしたデザインとのこと。
スプーンを持つ小さな少女もかき氷の中で涼しそう。



エキゾチック寺院 築地本願寺

2019-08-22 | 神社仏閣




東京・築地に異彩を放って建つ築地本願寺。
屋根を見るとまるでイスラムのモスクやインドの仏教建築を見るよう。

別名「幻獣建築」とも呼ばれるこの築地本願寺を設計したのは
動物や妖怪をユニークに使うことで知られる伊藤忠太氏。

階段の両脇には狛犬の役目を果たす「カルラ」
スフィンクスのような獅子のような。



神殿風の構造に和の扉が不思議にマッチして。


本堂の中は伝統的な真宗寺院の造り。
そして高い天井に輝く9基のシャンデリア。



お寺にステンドグラス!? 蓮の花がモチーフになっている。



入って驚くのがドイツ製のパイプオルガン。
結婚式やコンサートの時などに演奏されるという。



ステンドグラスにパイプオルガン。
お寺にはめずらしい独創的な組み合わせがあちこちに。
でもここでは何の不思議も感じさせない。

随所に「棲んでいる」動物たち。
象、牛、猿、獅子、馬、鳥などの彫刻。

遊び心を持たせながらも動物たちを見ることで
物事を広く見るようにとの思いが込められているのだとか。
次に行った時はすべての動物を撮りたい。

まるで洋館のような錯覚になる窓や階段の手摺。



優雅な曲線が美しい講堂。
研修会やセミナーなどに使われるようだ。



外国人も多く訪れる築地本願寺は厳かな佇まいだが
本堂に人々が参拝に訪れる中で行われる結婚式や、
人気があるカフェ、マッピングなどもあり
また、心静かに座っているだけでも安らげる場所として
いつでも人々を迎え入れる開かれた寺院でもある。


おはぎとは思えないデザインの多さ タケノとおはぎ

2019-08-02 | 日常
世田谷区の桜新町にある1号店に続き、目黒区にも2号店を昨年オープンした
おはぎの専門店「タケノとおはぎ」

従来のおはぎを超えるデザインの発想に意表をつかれ、その素晴らしさが
人気を呼んで今話題になっている。

店内の木箱に並ぶおはぎは、定番のつぶあんとこしあんのほかに
日替わりで5種類のおはぎが用意される。

昨日、8月1日のおはぎ

上の黄色は「ひまわり」。時計まわりに
「小夏としょうが」「白とうもろこし」「ナッツ」「よもぎと抹茶」

6月29日のおはぎ

左2個が定番のつぶあんとこしあんのおはぎ。
他の5種類は白あんがベースで作られている。
こしあんの隣が「紫陽花」。時計まわりに
「ブラックカカオ」「ナッツ」「麻の実ときな粉」中央が「ココナッツとレモンピール」


 


おはぎを入れる曲げわっぱは3個、5個、7個用があり
蓋を止めるマスキングテープは8種類から好きな柄を選ばせてくれる。
行くたびに違う色や柄で迷ってしまうほど。



シンプルな店内に並べられた木箱の前にその日のおはぎがひと目でわかるように。



店名のタケノとはオーナーである
小川寛貴さんのおばあ様の名前で
小川さんがその手作りのおはぎが好きだったので名づけられたそう。
もち米のやわらかさと、それぞれ違う味わいはとても優しい。