日比谷花壇が配信している「ハナノヒ」のアプリを
スマートホンにダウンロードして購入し
店舗でそのパスポートを提示して花を買えるシステムを利用してみた。
「ハナノヒ」には4つのプランがあり
月6回、8,787円で1回3,000円分のお花を買える「ハナハナプラン」を
選んだが、半額で買えるお得感がある。
3,000円分を月6回は多いので、友人と3回ずつに分けて利用した。
(コロナの影響で利用したのは春〜初夏)
1回目
チューリップ、ガーベラ、宿根スイートピー、コロニラなど
2回目
ウイキョウ、マトリカリア、コリアンダーなど
3回目
ジェーンベリーとブルーベリー
東京のコロナ感染が増え続けている。
危機感がいっそう増し、皆が平穏を望んでいるのに
収束に向かうことの難しさを痛恨する昨今。
ご近所を少し遠くへ散歩。
住宅の道に沿って右へ左へと曲がって。
普段なら通らない場所で見かけたすてきな花植え。
美しいのに一瞬のまたたきのように季節を告げて消える花。
5月にふさわしい幸せの花すずらん。
大きな葉に護られるように咲く可憐な花は
「聖母の涙」とたとえられるほど清らか。
家族やお世話になった人にすずらんの花束を贈ると
プレゼントされた人に幸運が訪れるという。
すずらんの英名 lily of the valley が
「谷間の百合」と訳されたのは明治時代のこと。
東京・杉並区阿佐ヶ谷のすずらん通りの可愛らしいランプ。
晴れた日や曇って光が弱い日、
季節、時間、場所によって表情を変える花。
使用した花材 ファレノプシス、フランネル、ホワイトスターなど。
花材 アジサイ、クレマチス、エンシクリアなど
花材 ブルーベリー、サンキライ、トリトマなど
花材 ナデシコ、マーガレット、スカビオーサ
時には息が合い、時にはまるで逆らってくるように思うようにいかない花。
辛抱強く対話する時と、
軽く笑い合って終わる時もある花との時間。
埼玉県皆野町に咲く「天空のポピー」を見に行った。
昨年この場所を教えてもらい、今年になって見学が実現したポピーの丘。
真っ赤に広がるポピーは圧巻の風景。
秩父鉄道の「皆野町駅」からシャトルバスで標高500mまで登り、
ポピー園の入り口からさらに徒歩で登ると広大な地にポピーの絨毯が広がる。
ここに咲いているのはシャーレーポピー。
遠くに山を望み、揺れるポピー。
入り口近くはピンク系のポピーが目の前に広がり甘い雰囲気。
所々に変わった品種も混ざって咲いていた。
同じ赤やピンク系でも微妙に違う花の表情。
10日前の風景だが遠くに横浜ベイブリッジを見ながら公園を散歩した。
薔薇が盛りで華やかだった。
けれど今年は薔薇ではない花についカメラを向けてしまった。
白いハクロニシキの葉とデモルフォセカの花
撫子
石楠花(しゃくなげ)
薔薇なら私にとってのナンバーワン「バタースコッチ」
ダイナミックに咲いていたシルバープリペッド
晴れたゴールデンウイークの散歩で見かけた花。
何気なく歩いてもいても
時にその存在を気づかせてくれる花に足が止まる。
ツルハナナス
今頃になるとよく見かけるナス科の蔓性植物。星のような形が固まって。
ウツギ
ひときわ白い小さな花がいくつもの房になって咲く。
場所によっては散ってしまった所も。
ノバラ
乱れるように咲いていた。小さな花に沢山の小さな棘が。
名称不明
名前を調べたがどうしてもわからなかった。
葉は丸く大きい。花はクレマチスのような。
風に身をまかせて咲く花。
陽を浴びる花、その陰に咲く花…。
それぞれの使命を春の中で果たし、
わずかな余韻を残していく無言の花々。
今年も千鳥ヶ淵の桜を見に行った。
桜の時期は特に美しい風景を見せてくれる場所。
目に広がる桜の風景。
当然ながら一度にこれだけの花がいっせいに咲く植物の不思議を改めて感じる。
そして人々を虜にするこの時期が終るのはあまりにも早い。
今の時期は花が咲いている場所が多く
陽が当たる場所と、陽が届かない場所とでそれぞれ表情が違い、
空気の色を変えるように咲いている。
白椿
カラーの花とジャカランタの葉
スノーフレーク
著莪(シャガ)の花
フラワーショップで見かけた黒いスイートピー。
気になって名前を見たら「ブラックジャック」と書かれていた。
手塚治虫さんの外科医の話を思い出したけれど
可憐なスイートピーの名前にしてはユニーク。
実際に見た時はもう少し黒かったのに
だんだん黒の色が抜けて青っぽくなってきた。
小花はブルーワンダー(マトリカリア)。
自生する山あじさいが見たくて東京都日野市にある高幡不動尊へ出かけた。
先週の21日。雨の翌日だったので紫陽花は生き生きとした姿。
斜面に沿って少しずつ上へと歩いて2時間半の散歩だった。
左は「ダンスパーティ」 右は「アナベル(ピンク)」
「土佐神楽」
高幡不動尊はあじさいの名前を詳しく書いてあるが
歩いていると私には判然としない種類も多かった。
茂る緑に青のあじさいが幻めいた風景。
階段や坂をゆっくりと。右のあじさいはひときわ濃い青。まるで星が集まったような。
小さな手毬のような白のあじさいと、可憐な額あじさい。
西洋あじさいも淡い色合いが多く。
成長すると白になる前のあじさい。ライム色がきれいだった。
ゆっくり歩いてめぐりあった様々な青の紫陽花。
今が盛りと咲いていたり、もう色も褪せて消えるような青だったり。
雨に濡れた紫陽花は
たわんでいても、量感ある集まり、あるいはひっそりとした1本であっても
いっそう魅力的に咲いていた。
雨に濡れたくちなしの花。
純白の花びらはまぶしいほどで香りも甘い。
くちなしの語源は諸説あるが
実が熟しても開かないことから「口無し」といわれる。
又、中国では花の香りを重んじ、くちなしは七香のひとつに数えられる。
七香とは
梅、菊、百合、水仙、木犀、梔子(くちなし)、茉莉花(ジャスミン)。
夏になるとどこからともなくただよう香りに気がつくと
足を止めたくなるくちなしの花。