目黒駅から3分の場所にある「STUDIO EASE (スタジオイーズ)」で
20日(金)~25日(水)までの6日間のクリスマスの街が出現した。
STUDIO EASEは雑誌やMVの撮影などに使われるスタジオで
普段は一般人は入れないが
この限られた6日間だけは自由に誰もがここのクリスマスを楽しめる。
撮影スタジオらしく飾りやディスプレイが
独創的で通りを歩いて立ち止まることがしばしば。
フードマーケットでハーブウインナとクレープ、レモネードを。
入場料は1000円。布のバッグとオリジナルポストカードがもらえる。
カードにはすでに切手が貼ってあり、会場のポストから送ることも出来る。
揺れてきらめくミラーボールや星。
あちこちに置かれたキャンドル、そして雪が降る演出も。
公園で開かれる大きなイベントとは違うけれど
どこかの街にまぎれ込んだような錯覚が残った一夜だった。
100年に一度といわれる大型開発で変貌し続けている渋谷。
工事のパネルに囲われた道沿いに渋谷駅や周辺へと向かって歩く人々。
この風景が何年も続いている。
工事のパネルに囲われた道沿いに渋谷駅や周辺へと向かって歩く人々。
この風景が何年も続いている。
次々とオープンし、渋谷の顔を変え、人の流れを変える大型ビル。
周辺すべての開発が終るのは2028年頃の予定だという。
◆渋谷ヒカリエ 2012年 4/26 オープン
東口にあった東急文化会館跡地に建てられた。
渋谷の開発でトップバッターとしてオープンした。
色々な大きさの箱を組み合わせたようなデザインが特徴。
11階にはミュージカルの専門劇場「シアターオーブ」がある。
◆渋谷ストリーム 2018年 9/13 オープン
東急東横線のホームと線路の跡地に建てられた。
グーグルをはじめIT企業やホテルも入っている。
白のパネルが貼られているので目立つデザイン。
右の画像は「渋谷スクランブルスクエア」の屋上から撮影。
2階には東横線のシンボルだったかまぼこ型の壁や
歴史を刻んだ当時の線路が埋められている設計がうれしい。
渋谷川に面した広場の階段
水質の改善により新たに生まれ変わった渋谷川
川に沿って代官山へと通じる遊歩道も出来、多くの人が行き来する。
◆渋谷スクランブルスクエア 2019年 11/1 オープン
47階建て。屋上には360°のパノラマ風景が見渡せる展望空間「SHIBUYA SKY」があり
今は角の場所で天空写真?を撮るために行列が。
写真左がヒカリエ、低い白の建物が東急東横店。
SHIBUYA SKYから望む新宿方面。
代々木公園が広がる手前には代々木競技場。
◆渋谷パルコ 2019年 11/22 オープン
公園通りに建つパルコが新しくリニューアルした。
若者の情報発信の場として更ににぎわう場所でもある。
パルコPART1とPART3の間は道路だったが24時間通行可能の通路になった。
◆渋谷フクラス 2019年 12/5 オープン
東急プラザをリニューアルしたのが「渋谷フクラス」
西口広場は多くのバスが乗り入れするが、何台かはここの1階が発着するバス停となる。
渋谷といえば有名なスクランブル交差点。
皆がぶつからないで歩くのが外人を驚かせるという。
自撮りをしている風景をよく見かける。
天気予報で街の中継として毎日映るスクランブル。
思えば子供の時から親しんだ東急東横線の渋谷駅解体に
一抹のさびしさを感じたものだが
東横線と東京メトロ副都心線の直結をきっかけに
こうして新しくなった表情を見ると、過去の風景に郷愁を憶えながらも段々慣れていき
愛着を感じてゆくのだろう。
一抹のさびしさを感じたものだが
東横線と東京メトロ副都心線の直結をきっかけに
こうして新しくなった表情を見ると、過去の風景に郷愁を憶えながらも段々慣れていき
愛着を感じてゆくのだろう。
そしてまだ残る混沌とした場所と、
開発で変わる新たな顔との共生が渋谷の風景を作ってゆくことになる。