自粛ムードなのでなるべく日常の買い物だけの外出で済ませるようにしている。
外で見かけた花はそれでも季節の顔を見せていた。
ユスラウメ
しだれ桃
ブルーベリー
油断出来ない状勢になってから2か月になる。
外へ出てもコロナを意識する昨今。
桜も見たいけれど今年は無理をしない。
早く安全な状況になることを祈るばかり。
3か月ぶりの更新。その間の記憶に残したい記事を少しだけ追って書きます。
今年の1月3日にリニューアルした東京メトロ渋谷駅の銀座線。
初詣に出かけた1月5日に初めて利用した。
目を引くのが、近未来的なイメージがする天井の白いМ字型のアーチ。
ホームの幅も広くなり開放的になった。
旧銀座線は、東急百貨店東横店の3階にあり
デパートの中に地下鉄が走って行くという稀な構造だった。
それでもまだ工事は続き、年内にはホームドアが設置されるという。
下の画像は工事中だった頃の銀座線ホーム。
明治通りとバスターミナルの上なので宙に浮いてるよう。
渋谷ヒカリエの真横を走って行く。
右の白っぽく見える通路はヒカリエへ向かう連絡通路。
渋谷駅構内の立体図 (東京メトロ公式サイトより引用)
地下5Fから地上3Fまでの恐るべき「迷宮構造」。
上のオレンジ色部分が銀座線(3F)
下のベージュ部分が私が利用する東急東横線(B5F)
大工事で巨大化し、複雑になった渋谷駅。
地上に出るまで何回迷子になったことか。
工事のパネルに囲われた道沿いに渋谷駅や周辺へと向かって歩く人々。
この風景が何年も続いている。
次々とオープンし、渋谷の顔を変え、人の流れを変える大型ビル。
周辺すべての開発が終るのは2028年頃の予定だという。
◆渋谷ヒカリエ 2012年 4/26 オープン
東口にあった東急文化会館跡地に建てられた。
渋谷の開発でトップバッターとしてオープンした。
色々な大きさの箱を組み合わせたようなデザインが特徴。
11階にはミュージカルの専門劇場「シアターオーブ」がある。
◆渋谷ストリーム 2018年 9/13 オープン
東急東横線のホームと線路の跡地に建てられた。
グーグルをはじめIT企業やホテルも入っている。
白のパネルが貼られているので目立つデザイン。
右の画像は「渋谷スクランブルスクエア」の屋上から撮影。
2階には東横線のシンボルだったかまぼこ型の壁や
歴史を刻んだ当時の線路が埋められている設計がうれしい。
渋谷川に面した広場の階段
水質の改善により新たに生まれ変わった渋谷川
川に沿って代官山へと通じる遊歩道も出来、多くの人が行き来する。
◆渋谷スクランブルスクエア 2019年 11/1 オープン
47階建て。屋上には360°のパノラマ風景が見渡せる展望空間「SHIBUYA SKY」があり
今は角の場所で天空写真?を撮るために行列が。
写真左がヒカリエ、低い白の建物が東急東横店。
SHIBUYA SKYから望む新宿方面。
代々木公園が広がる手前には代々木競技場。
◆渋谷パルコ 2019年 11/22 オープン
公園通りに建つパルコが新しくリニューアルした。
若者の情報発信の場として更ににぎわう場所でもある。
パルコPART1とPART3の間は道路だったが24時間通行可能の通路になった。
◆渋谷フクラス 2019年 12/5 オープン
東急プラザをリニューアルしたのが「渋谷フクラス」
西口広場は多くのバスが乗り入れするが、何台かはここの1階が発着するバス停となる。
渋谷といえば有名なスクランブル交差点。
皆がぶつからないで歩くのが外人を驚かせるという。
自撮りをしている風景をよく見かける。
天気予報で街の中継として毎日映るスクランブル。
一抹のさびしさを感じたものだが
東横線と東京メトロ副都心線の直結をきっかけに
こうして新しくなった表情を見ると、過去の風景に郷愁を憶えながらも段々慣れていき
愛着を感じてゆくのだろう。
そしてまだ残る混沌とした場所と、
開発で変わる新たな顔との共生が渋谷の風景を作ってゆくことになる。
昇仙峡の紅葉を見たくて甲府駅からバスで向かった。
愛のかけはし(天鼓林橋)
男女2人でこの橋を渡ると結ばれるという便利な橋。
どこまでも続く木があるうれしさ。
あまり時間がないので川沿いの散策だけだったが
オアシスの時間を持てた貴重な時間だった。
端午の節句の日。東京タワーの空には
333匹の鯉がタワーの高さと同じ数で泳いでいた。
写真が上手くいかず少しがっかり。
明日で終わる大型連休。
5月の時間は若葉と同じ色の風に吹かれて過ぎていく。
渋谷の歩道橋を歩いていて目に入った六本木ヒルズ。
夕陽でオレンジ色に染まったヒルズの光景に目を奪われた。
横にあるクレーンまでがかっこ良く、
一瞬、非日常の中に立っているような気がした。
隅田川の桜を見に出かけた。
地下鉄の浅草駅から吾妻橋を渡るとアサヒビールのビルがあり
その隣にある墨田区役所の公園に勝海舟の像が建っていた。
まだ迷走していた幕末期に広い視野で日本の礎を築き
明治という新しい時代に導いた功労者であり
西郷隆盛との会談で
無血開城を実現させ、多大な偉業を成し遂げた。
JR田町駅からすぐのところにある第一田町ビル(三菱自動車本社ビル)が
薩摩藩邸跡であり、ここで無血開城の会談が行われた碑が建っている。
(昨年11月に撮影)
碑の裏側には無血開城の決定により
江戸の街を大火から救ってくれた感謝の意を表した言葉が刻まれている。
今、元号が「令和」へと変わり時代は新しい時を迎えようとしている。
遠くを指さす海舟が常に先を見ていた眼は
今を見ているように満開の桜に囲まれていた。
海のそばに建つ白い箱のようなバス停は
神奈川県の国道207号線、葉山の海沿いに建っている。
バスを待つのが楽しく思えるここは「真名瀬」というバス停。
ここまで新逗子駅からバスで10分。
晴れた日には富士山も見え、付近には森戸海岸があり
海沿いに散歩する人が多く見られた。
何も考えず、海をながめ、波の音を聞きながら
沈む夕日を見ていた時間だった。
西銀座デパートの地下1階にある喫茶店「ブリッヂ」。
有楽町の駅前はどこも様変わりして
昔のまま残っているのは
交通会館と西銀座デパート位になってしまった。
ブリッヂは1人で行ってもゆっくり出来、
メニューも豊富なので何度も足を運んでいる喫茶店。
作家の向田邦子さんもかつてここで執筆していた常連で
『父の詫び状』の「ねずみ花火」でそのことに触れている。
何度も行っていたのにそれを知ったのは
かなり後になってからだった。
店内には向田さんの写真も飾られている。
一昨年にテレビで放送された「トットちゃん」で
黒柳徹子さんが向田さんから
「禍福は糾える縄の如し」(かくふはあざなえるなわのごとし)と
聞く場面があった。
幸福の縄と不幸の縄がより合わさって一本の縄になる。
すなわちそれが人生だと。
向田さんが今も存命なら
きっと細やかな視点で人間模様をより合わせた脚本を書くだろう。
ブリッヂに行くたび向田さんが執筆している姿を目に浮かべる。
「ブリッヂ」の店内
今回で天皇陛下の最後になる一般参賀に行ってきた。
抜けるような青空。晴れがましい日にふさわしい皇居の風景だった。
地下鉄千代田線の「二重橋前駅」に10時頃着いた。
あふれる人の列に並びながら荷物検査を終えてさらに並んで少しずつ進んだ。
長和殿ベランダ前にたどり着いたのが12時近く。
13:30のお出ましまで1時間半そのまま待つことに。
しかしアナウンスで13時に繰り上げるとの案内で人々からホッとした声があがった。
ベランダにお立ちになった天皇皇后両陛下、浩宮皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、
眞子さま、佳子さま。
ガラスに木が映り込み、遠くて良く見えずこれが精いっぱいの写真。
「世界の平和と、国民の健康と安寧を祈ります」というお言葉が
はっきりとしたお声で聞こえてきた。
多くの人々が陛下をはじめ、皇族方と一緒に祝った一般参賀。
ベランダにお立ちになる回数は5回の予定だったが
入りきれない人のために両陛下の意向で7回にした有難いご配慮。
意義のあるお正月だった。
年々クリスマスの意識は薄くなるけれど
気分転換も兼ねて街の飾りを見に出かけた。
丸の内イルミネーション
新丸ビルのブライトクリスマス
今年は「北欧のクリスマス」をテーマにデザインされていた。
北欧のノルディック柄があしらわれているツリー。
丸の内仲通りのディスプレイ
東京ミッドタウン日比谷
恵比寿ガーデンプレイスのバカラのシャンディア
どこからこんなに人が、と思うくらいに多くそれぞれ写真を撮っていた。
ガーデンプレイスの「エントランスパビリオン」の飾りとツリー。
11月9日に飯能市にある宮沢湖畔に「メッツァビレッジ」がオープンした。
自然の中で北欧のライフスタイルを体験できる公園で
来年春にオープンするトーベ・ヤンソン氏のムーミンで有名な
ムーミンバレーパークに先駆けてのオープンだという。
宮沢湖の向こうに建つ赤い建物が北欧の風景のよう。
メッツァビレッジには生活雑貨や農産物などのマーケットや
レストラン、カヌー型のボートで湖上散歩ができるなど
北欧を楽しめる施設が揃っている。
写真も沢山撮ったが紅葉を楽しみにしていたので
ゆっくり歩いて木々を眺めていた。
東京・恵比寿といえば流行の街のイメージがあるが
ヱビスビールにちなんでビール坂に可愛い街灯が4月から出現した。
2個のグラスとビールを馬車で運ぶデザイン。
ビール坂は日仏会館からふたつに分かれ、一方は恵比寿橋のほうへ
もう一つは渋谷川の新橋へと続く。
LEDを使用したこの街灯は両方の坂に65基あるという。
ヱビスビール発祥の地でもある恵比寿駅には
山手線の柱に恵比寿様の灯りも。
ローマ字の綴りが「EBISU」ではなく「YEBISU」になっているのは
EBISUだと英語圏ではイービスと読まれることと、
「ヱビスビール」の「ヱ」が旧仮名であるためで
本来、ヱはWE(うぇ)となるが、YE(いぇ)として「イェビスビール」と
発音させたのではないかという。
黒く、威風堂々とアルプスの山に映えて建つ松本城。
今月の8日(日)に松本城の桜を見に行った。
散り始めではあったけれど
薄日の射す中、お城は桜の淡いピンクに囲まれた春の風景だった。
あの急勾配の地獄の階段に懲りて、今回は周囲の桜を見るだけにした。
黒と白のコントラストはまるで正装をしているよう。
別名は深志城。
天守の最上階には松本城の守護神「奉鎮祭二十六夜神」が祀られている。
初回に行った2014年11月に撮影。
新橋から近いカレッタ汐留の冬のイルミネーション。
今年はディズニー映画の「美女と野獣」をイメージしたイルミネーションというので
初めて足を運んだ。
薔薇をめぐって真実の愛をみつけた野獣と、ヒロイン・ベルの愛の象徴である
「魔法の薔薇」が入ったガラスドームが中央のツリーの中に飾られている。
(六本木シネマのロビーで2月に撮影)
音楽にのせて
メインツリーをはじめ左右のタワーやキャンドルに至るまで、
様々に変化する色が周囲に連動して、まさに光り輝くスペクタルステージ。
そして46階には体験型パネルがあり
キャラクターの画像が数種類変わる。
パネルの下に置かれた花。近づくと色が変化する仕掛けに。
Caretta Illumination は2018年2月14日(水)まで