日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

目黒街角クリスマス STUDIO EASE

2019-12-22 | christmas

目黒駅から3分の場所にある「STUDIO EASE (スタジオイーズ)」で
20日(金)~25日(水)までの6日間のクリスマスの街が出現した。

STUDIO EASEは雑誌やMVの撮影などに使われるスタジオで
普段は一般人は入れないが
この限られた6日間だけは自由に誰もがここのクリスマスを楽しめる。



撮影スタジオらしく飾りやディスプレイが
独創的で通りを歩いて立ち止まることがしばしば。















フードマーケットでハーブウインナとクレープ、レモネードを。


入場料は1000円。布のバッグとオリジナルポストカードがもらえる。
カードにはすでに切手が貼ってあり、会場のポストから送ることも出来る。



揺れてきらめくミラーボールや星。
あちこちに置かれたキャンドル、そして雪が降る演出も。
公園で開かれる大きなイベントとは違うけれど
どこかの街にまぎれ込んだような錯覚が残った一夜だった。


今年はベーシックスタイルで

2016-12-25 | christmas

今年のドアスワッグはベーシックな形にした。
実を多く使用したが
いつ来るのか鳥がついばみ、ドアの下には葉や枝が散乱している。
何度直しても引っ張るようで今ではすっかり形が崩れてしまった。
それでも鳥が来てくれるのはうれしい。

 

使用した材料
モミ、ヒバ、スズメウリ、ククミス、バーゼリア、ユーカリトランペット、ポプラス、ナンキンハゼ


函館で見たリースなど

2015-12-28 | christmas

短い間の旅だったが函館の元町で見かけたリースなどは
ほとんどが造花ではなく本物の杉やモミの枝を使用していた。
そして、今飾ったばかりのように新鮮な緑が印象的だった。

雑貨店に飾られたリース。モミ、ヒバ、杉などに赤いサンキライの実などで
ボリュームを出し、魅力いっぱいのリース。



アートっぽくてかっこいいリースはパン屋さんに飾られていた。
ミモザ、ユーカリ、ドライの蓮の実など。



函館ハリストス正教会の門扉に下げられたリース。
雪冠杉の輪にサンキライの実や松かさにリボンを巻いて。
中心のベルが教会らしい。
 


「CAFE TACHIKAWA」の正面に大きな宿り木が飾られて。
宿り木がこうして飾ってあるのを見られるのはとても貴重。
リボンが風になびき、客人を歓迎するかのようだった。


ようやく冬らしく

2015-12-19 | christmas

 

暖かい日が続いていたけれど12月らしい気温が訪れた。
寒いのは体にこたえるが
温暖化は地球に深刻な痛手を与える。
季節を感じられるのは気温が四季の風景を作るから。
クリスマスも近い。
今年もモミの枝を飾って。

(右)使用した花材
モミ、ブルーアイス、ヒイラギ、リューカデンドロン、ビバーナム・ティナス


kitteのツリーに降る雪 千代田区丸の内

2013-12-24 | christmas

Kittetree

東京駅前にある「kitte」に高さ14,5メートルの巨大ツリーが飾られている。

森の中のモミの木に雪が積もっているような演出。
天井から吊るされたミラーの粒が絶え間なく降る雪のようだ。

飾りがなくただ白の世界。
清らかな一本の木。

この企画・デザインをしたのは建築家の谷尻誠氏。

時間によって青や緑、赤などのライトアップが3分行われるが
この白の世界には及ばない。
このようなディスプレーを待っていた。


星はめぐり

2012-12-25 | christmas

Cardornament


昨日、道に人は少なかった。
それでもいつもと変わらない用事や仕事で動いている街の風景。

年々クリスマスの意識は薄れていく。
そしてしきりに思う幼い頃のクリスマス。
雪が積もったレンガ模様の木の鉢に立つツリーは子供の私にはとても大きく見えた。

そこに飾られた銀のトップスター、モールのサンタクロースや
ステッキ、ろうそくの飾り。
わくわくした特別な日だった。

「なつかしい、美しい考えは宝石のように胸にしまっておくほうがすてきだわ。だんだん大人になるのは楽しいに違いないけれど少しあたしの期待にはずれたところもあるわ」    『赤毛のアン』 より


茶系でクリスマス

2012-12-19 | christmas

Swag2012 



今年のドアスワッグは
扉の色に合わせて茶系で。

モミの土台は濃い緑が国産、
薄い緑のほうが輸入物のモミ。




Momibrown


右は、あめ色になったモミの枝。昨年使ったモミをそのまま保存していた。
輸入のモミは葉が落ちにくいので保存も簡単。

鉄製の花器に茶系のガラスオーナメントとリボンを配して。


主役はモミの枝

2011-12-18 | christmas

2011swag Lightkazari


今年もモミの枝を部屋に飾った。
アイアンの照明にモミの枝を渡して小枝を足していく。この枝だけで十分。
そして玄関のドアスワッグも飾りは少なめに配して。

北欧では、モミの木に森の王者が宿っていると信じられている。
そのために強風で倒れたモミの木は、売らずに教会に寄付をするという。
北欧の人々がモミの木に抱く畏敬の念は深い。


今年のクリスマスリース

2010-12-21 | christmas

Reath2010 Xmastable2010


年々クリスマス気分が薄らいでくるがこの季節はやはりモミを部屋に飾る。
いつもと違う我が家の風景に新鮮な思いを抱く。
モミの香りがただようとそれまで見慣れた部屋のものがいっせいに呼吸し始めたように感じる。
ドアにリースを飾るのは訪れた人の幸運を願う意味もあり、また歓迎のサインとしての役目も果たすという。
さまざまな国で思い思いの飾りで作られるドアリース。
どの人にもいつしか幸運が訪れるよう、そんな願いをリースに託して作られてきた。

モミの花言葉◆時、永遠


今年も飾りはモミで

2009-12-03 | christmas

09candre

 

 09swags

 

 
西洋でクリスマスにモミの木を用いるのは、冬でも枯れることなく
清らかな緑のまま天に向かって伸びる姿に「永遠」の象徴を見たことに由来する。
永遠とは変わらずにあること。
自然の木にそんな願いを込め、果てしなく続いてきた季節。


クリスマスツリーのガラスオーナメント

2008-12-12 | christmas

Silverornament_3 Garasuboru

 

クリスマスツリーは、エデンの園にあった知恵の木の象徴であり、
ツリーに飾られる赤いガラスボールのオーナメントはアダムとイヴが食べたりんごといわれる。

「収穫」の意味や、幸福をもたらす果実として 常緑樹の木に飾られる。

様々にデザインされたオーナメント はツリーを彩り、また庭の木に下げたり、
テーブルに飾られてクリスマスを待つ。                                    


クリスマスリース

2008-12-07 | christmas

クリスマスは、christ(キリスト)のmas(ミサ)であり、12月25日はイエス・キリストの生誕祭だが
歴史をたどれば、宗教観の争い、政治的背景、暦にもとづく祝祭などが絡みあい、12月25日がクリスマスと決まるまでには
複雑な経緯があった。欧米ではこの時期になると、どの家庭でもツリーやリースを飾り、部屋にモミをあしらい、
クリスマスには教会へでかけてキリストの誕生を祝う。 

Green_wreath_3Country_wreath_7
リースは環であり、終わりがないことから永遠を表し、
常緑樹を使うのも日本の松と同じで、やはり永遠の象徴としてモミの枝を使うようになった。

本来、枝を環にするのは豊作の願いや祈りのものであり、
クリスマスに限らず、蔓や実のついた枝を環にしてドアにかけていたといわれる。