海のそばに建つ白い箱のようなバス停は
神奈川県の国道207号線、葉山の海沿いに建っている。
バスを待つのが楽しく思えるここは「真名瀬」というバス停。
ここまで新逗子駅からバスで10分。
晴れた日には富士山も見え、付近には森戸海岸があり
海沿いに散歩する人が多く見られた。
何も考えず、海をながめ、波の音を聞きながら
沈む夕日を見ていた時間だった。
海のそばに建つ白い箱のようなバス停は
神奈川県の国道207号線、葉山の海沿いに建っている。
バスを待つのが楽しく思えるここは「真名瀬」というバス停。
ここまで新逗子駅からバスで10分。
晴れた日には富士山も見え、付近には森戸海岸があり
海沿いに散歩する人が多く見られた。
何も考えず、海をながめ、波の音を聞きながら
沈む夕日を見ていた時間だった。
昨日の夜に放送された今年のアカデミー賞で
「ボヘミアン・ラプソディ」から4部門が受賞した。
今年のアカデミー賞はクイーンの演奏から幕が開き、
メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーに米歌手のアダム・ランバートで
「We Will Rock You」と「We Are the Champions」が演奏された。
嬉しい幕開けだった。
ノミネートされた5部門のうち受賞した4部門は
主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞で最多賞に輝くという素晴らしさ。
演奏が終わった時にまばゆい光が降りたと思ったら
フレディ・マーキュリーが映された。
その瞬間、胸にこみあげてくるものが。
フラワーショップで見かけた黒いスイートピー。
気になって名前を見たら「ブラックジャック」と書かれていた。
手塚治虫さんの外科医の話を思い出したけれど
可憐なスイートピーの名前にしてはユニーク。
実際に見た時はもう少し黒かったのに
だんだん黒の色が抜けて青っぽくなってきた。
小花はブルーワンダー(マトリカリア)。
西銀座デパートの地下1階にある喫茶店「ブリッヂ」。
有楽町の駅前はどこも様変わりして
昔のまま残っているのは
交通会館と西銀座デパート位になってしまった。
ブリッヂは1人で行ってもゆっくり出来、
メニューも豊富なので何度も足を運んでいる喫茶店。
作家の向田邦子さんもかつてここで執筆していた常連で
『父の詫び状』の「ねずみ花火」でそのことに触れている。
何度も行っていたのにそれを知ったのは
かなり後になってからだった。
店内には向田さんの写真も飾られている。
一昨年にテレビで放送された「トットちゃん」で
黒柳徹子さんが向田さんから
「禍福は糾える縄の如し」(かくふはあざなえるなわのごとし)と
聞く場面があった。
幸福の縄と不幸の縄がより合わさって一本の縄になる。
すなわちそれが人生だと。
向田さんが今も存命なら
きっと細やかな視点で人間模様をより合わせた脚本を書くだろう。
ブリッヂに行くたび向田さんが執筆している姿を目に浮かべる。
「ブリッヂ」の店内
つがる市稲垣付近 1960年
モノクロ写真から伝わってくる北国の農村に働く人々の風景。
昭和30年代にふるさとの津軽を中心に
北の地で写真を撮り続けた小島一郎。
雲にコントラストを利かせ、よりドラマチックになりながらも
働く人々の普遍性と同時に
そこにいるようなリアリティーが伝わる風景の数々。
吹きすさぶ風、雪、突き刺す寒さ。
厳しい撮影環境の中でシャッターを押したことが想像できる。
つがる市木造 1958年 ミレーの絵画のような農村風景
2011年に放送された「男前列伝」で初めて知った小島一郎という写真家。
ネガから印画紙に「覆い焼き」によって
露光を加減して仕上げた方法で
当時の北国の風景や、名もなき人の労働の姿をダイナミックに、
また絵画的に表現した写真。
ふるさとを愛した小島一郎の思いが伝わってくるようだ。