フランス・ゲラン社 MITSOUKO(ミツコ)のオーデトワレのボトル
最初は香水を使っていたがオーデトワレのほうが使いやすく、丸く平たいこの形も気に入っていた。
ラベルのデザインは発売する年ごとに微妙に違っている。
ミツコは、調香の天才といわれたゲラン社の3代目ジャック・ゲランによって1919年に誕生し
「ミツコ」という名はクロード・ファーレルの『ラ・バタイユ(戦闘)』のヒロインから命名された。
作者のファーレルとジャック・ゲランは親交があり
ヒロインであるミツコへの親愛を込めてこの名香が生まれたといわれる。 ガラスの蓋を開ければ、オークモス(苔)の香りがほのかにたちのぼる。
森林へ誘うような残り香である。