日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

FLOWERS by NAKED 2018 輪舞曲  日本橋三井ホール

2018-02-26 | アート・文化
1月23日から今日、2月26日まで開催されていた「フラワーズ バイ ネイキッド 輪舞」。
ぎりぎり2日前に見ることが出来た。



デジタルアートで表現された花や自然界の輪廻転生。
都会の中で迷い込んだそこは不思議な体験をする未知の花園だった。

入り口に入ると巨大な本が。
次々とページがめくれてマッピングにより映像が変わってゆく。



「小さい世界のエリア」
ひし形の「空間顕微鏡」に自分が写した写真をかざすと花の細胞がマッピングで現れ、変化していく仕掛け。



大きなたんぽぽのオブジェが据えられてあり、そこに息を吹きかけると綿毛が無数に飛ぶ。



種から芽が出たかと思うと、みるみる成長して大きな花がこちらへあちらへと揺らぐ。
そして雨が降り自然の恵みを与える。



「花畑エリア」では花々が様々に色を変え、綿毛がふわふわと舞う。



プロジェクトマッピングの気象はドラマチック。地に薔薇の花、スクリーンには稲光。



音楽が流れ、春の精霊が花の中で舞う。優雅にして夢のアート。



巨大なハスの葉。下に人が立つと雨が降ったり虹が出たり。そして雷も。



「桜彩エリア」の繊細にしてロマンチックな空間。
紙細工の大きな吊り飾り、カーテンに広がる幻想的な花々。



ここではドリンクも楽しめる。
紫色のハーブのレモネードと桜のティーソーダ。



実験室のようなここは FLOWERS by NAKEDの世界を研究する場所だとか。
フラスコやビーカーなどが並び、まさに花の基地。



フラワーズ バイ ネイキッド 輪舞

春が近づいているけれど外はまだ2月の寒さが残るが
このエリアに足を踏み入れて眠っていた季節にめざめ、
詩のような自然現象を見る思いがした。

神田明神の豆まき 千代田区外神田

2018-02-03 | 神社仏閣

今日は節分。神田明神の豆まきに行ってみた。
境内は人があふれ賑わっていた。

木遣りの掛け声で雅楽が奏でられ、
赤鬼、青鬼、古代の武人と白装束の神職さんたちが参進して行く。



入れ替え制で何回も福豆が撒かれた



今日は歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが長男の和史君と豆まきに参加。
社務所に向かう途中の菊之助さん親子をお見かけした。
豆まきの時も和史君がうまく投げられるように面倒をみていたのが印象的。


豆が撒かれると伸びる手、手、手。
揉まれて蹴られて手にした福豆。