サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

神戸がリンコン獲得

2021-01-21 08:42:12 | 日記

大した活躍もしていない若造に300百万ドルの移籍を払って獲得したリンコンだが、プレーを見せる前から悪評が出ている。しかしこればっかりはプレーさせてみないと分からない。2月7日までは入国できないし、そこから2週間の自己隔離だから、トップフォームに戻るのは3月に入ってからだろう。これは本人の責任ではないが。

 

さてリンコンは置いておいて、神戸は外国人選手の補強が下手だし、彼らが成績の向上につながっていない。イニエスタはともかくとして、ここ2年くらいの間に獲得した選手をみてみよう。

 

ヴィジャは鳴り物入りで加入したが、期待どうりの活躍はしてないし、さあこれからだという時期に引退してしまった。せめて3年契約で獲得して欲しかった選手である。ドウグラスはもっとできるはずだし、まだ周囲とフィットしている感じがしない。ダンクレーはCBとしてはまあまあだったが、ポカも多かった。

 

フェルマーレンはベルギー代表だし、レベルの高い選手ではあるが故障が多く出られない期間が長すぎる。もっとも不作はサンペールだろう。元バルサという触れ込みで獲得したものの、ボランチとし守備が脆くどうしてこんな選手を獲得したのか今でも理解できない。

 

神戸の補強のまずさは鹿島のブラジル人と比較すればよく分かる。すぐに中東、中国に引き抜かれてしまうことはあるが、セルジーニョなどさほど高くない役に立つ選手をブラジルから連れて来る。そしてそれがコンスタントに続く。ブラジル人選手の補強は鹿島にはかなわない。神戸も鹿島からブラジルでのコネを分けてもらったほうがいい。

 

神戸のサポはクラブと説明会を開いたようだが、数は揃えたがレベルが下がった守備陣をみれば今季の降格は可能性が高いかも知れない。今季は4チームも降格するんだから、神戸のような後手を踏んだ補強では降格候補一番だろう。


ファンテラールのシャルケ復帰

2021-01-20 10:34:24 | 日記

今シーズン限りで現役を引退する予定だったフンテラールがシャルケに復帰することになった。アヤックスでは11試合で7ゴールと37才にしては活躍していたが、先発は3試合だけだったのでまあスーパーサブである。大不振で降格しそうなシャルケを救うために男気を出したということだろうか。コラシナツも獲得して、いっそのこと内田、ファルファンも呼び寄せてはどうだろうか。

 

今季は大不振のシャルケだが、内田がいたころは強かった。特に2010/2011シーズンはCLでベスト8.2011/2012ではCLでベスト4に進出して、この時期が黄金期だった。2009/2010から2013/2014の5シーズンはほぼCL圏内でリーグ戦を終えている。

 

CLのベスト4に進出したころのメンバーは、内田、ファンテラール、ドラクスラー、ファルファン、ラウール、パパドプーロス(キューピーさんによく似ている)などがいた。ブンデスを優勝できるほどのメンバーではないが、CL圏内に入るには十分であった。このころはシャルケといえばバイエルン、ドルトムントの次にくる強豪というイメージだった。

 

オランダ人FWとしてファンテラールとファンペルシーはよく比較されてきた。同じ1983年生まれだし、顔も何と書く似ている。しかしこの二人は仲が悪いことでも有名だった。ファンペルシーは、ピエール・ファン・ホーイドンクとも仲が悪かったので、敵を作りやすい性格だったのかも知れない。

 

このままシャルケは降格してしまうのかどうかはファンテラールにかかっているとは、なんともいやはや。


東スポの中島翔哉の憶測記事

2021-01-19 09:57:58 | 日記

今朝ネットで配信された東スポの記事、「森保ジャパンの’元10番、中島翔哉のポルト→アルアイン ”都落ち”決断の思惑」に物言いをつけたい。この記事は中島の今回の移籍を説明していて、どういう思惑で中島が決断したかを解説しているが、すべてが憶測だけである。

 

中島に直接インタビューしたわけでもなく、”日本でプレーしていた頃から中島をよく知るJクラブ関係者は「以前から東京五輪への思いを話すことがあった。とにかくプレーできる場所を探したのではないか」と指摘する”、とあるだけ。つまり憶測である。

 

中島は東京五輪のOA枠で選ばれたいから、出場機会を求めて移籍したように書いてあるが、中島は出番は少なかったが2016年のリオ五輪に出ている。中島が東京五輪に出たいという話は聞いたことがない。本田じゃあるまいし。

 

もっと気になったのは、”中島は森保ジャパンで中心選手として台頭し、2019年6月の南米選手権(ブラジル)では東京五輪世代の主力たちとも見事な連係を見せた” という部分である。中島はチリ戦で守備の脆さを露呈して、連携どころか守備の穴であることを再発見されてしまった。どう考えても”見事な連携”とは思えない。

 

それに東京五輪は中止になるか、よくて2024年へのスライドがまことしやかに記事になっているのに、東京五輪のOA枠のために移籍を決断したなんて記事をよくも書けたものだと感心してしまう。さすが東スポである。


ルーニー現役引退

2021-01-18 09:26:27 | 日記

まだ35才なのにルーニーが引退した。ダービー・カウンテイではプレイングマネージャーで選手としてはほとんど今季はプレーしていなかったので、実質的には引退していたようなものだった。もっとできるような気もするが、これは本人の気持ちの問題だろう。同じ1985年生まれのCR7はバリバリの現役で、トップフォームを維持している。

 

さてルーニーの選手としての功績はイングランド代表選手、マンU所属選手としての歴代得点王とかいろいろあるが、何と言っても切れやすい性格だろう。どの試合だったか忘れたが、イングランド代表の試合でイエローカードをもらい、それに怒ったルーニーが思わず主審に拍手をした。この程度のファールでイエローを出すとは大したもんだという皮肉だったのだろうが、それを見た主審は即座に2枚目のイエローを出して、ルーニーを退場とした。

 

こんなくだらない行為で退場になる選手も珍しい。あまりのくだらなさに他の選手もあきれ返った。他にもカジノで大負けしたとか、不倫をしたとか、泥酔して大トラになったとか、とてもスター選手とは思えない暴れん坊であった。そして例の植毛。ルーニーの植毛はうまくいっている成功例だろうから、世の中の薄毛に悩む男性にはヒーローであろう。

 

下の写真は現在のルーニーだが、35才とは思えない貫禄である。CR7なんてまだまだ若々しいのにこの差はどこから出てくるのだろうか。

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中島翔哉と久保建英

2021-01-17 08:44:34 | 日記

中島翔哉のUAEアルアインへのレンタル移籍が発表された。期限は今年の6月末だからその後はレンタルが延長されるか、他にレンタルされるか、ポルトに戻るか。ポルトの監督がセルジオ・コンセイソンがいる限りポルトに戻ってもまた干されるだろう。

 

監督と折り合いが悪いからUAEにレンタルに出されるわけだから、ポルトにいる限り将来は暗い。かといってポルテイモネンセからカタールに移籍した時の移籍金が巨額すぎたために、中東くらいしかレンタルでも完全でも移籍先が見つからない。もし移籍金が低ければ他のリーグでも移籍先は簡単に見つかるだろう。

 

中島翔哉のキャリアはカタールに行ったばかりに袋小路に陥っているように見える。代表戦でCKを蹴る前に無邪気にリフテイングを披露したころから、こんな状態を誰が想像できただろうか。

 

久保建英は無事にヘタフェにレンタル移籍できて、今後が期待される。いつも不思議に思うことは、久保は所有元のレアルマドリードからずいぶんと気にかけてもらっていることだ。まだ19才の坊で、マジョルカでそこそこの活躍ができたとしても、そこまで久保に期待するのかと疑問に思う。それに18,19才の若手の中でも他のクラブでもっと目立った活躍をしている選手はいくらでもいる。

 

ビジャレアルではすっかりエメリが悪役になったが、折り合いの悪い監督に遭遇する可能性はいくらでもある。それをはねのける実力をつけることも必須である。久保はヘタフェでのレンタルが終わってからどこにいくのだろうか。