怪我で長期離脱をしている伊藤洋輝が11月にはピッチに戻れそうだ。さて彼はバイエルンでポジションを取れるのだろうか?
バイエルンのフォーメーションは4-2-3-1または4-4-2である。守備陣形は基本的に4バックで、伊藤がプレーできるのは左SBか左CBである。そう伊藤は左利きのDFなのである。
第8節終了時点でバイエルンは勝ち点20で首位。ぶっちぎりで首位ではないが、レバークーゼンに負けた昨季のような弱さはない。このまま順調にいけば優勝は順当だろう。
伊藤が絡むDFは8試合で失点7。2位のライプチヒは8試合でなんと失点3。バイエルンの失点7は毎試合1点は失点している計算になる。悪くはないがよくもない。ぶっちぎりで優勝するためには物足りないDFである。
左SBはアロフォンソ・デービス、左CBはキム・ミンジュ。このコンビはほぼ鉄板である。特にデービスはSBとして優秀なので伊藤にはチャンスはないだろう。取って変わるとすればキムである。キムはミスも多く、プライベートで問題を抱えていてメンタルで不安定といわれている。
ミュンヘンのメディアの表現を借りれば「驚異的なスピードも備えており、相手からのカウンター攻撃を受けにくくなるだろう」だそうだが、これはかなりの買い被りである。
そして伊藤は長期離脱から復帰してしばらくはトップフォームではないだろうし、そもそも伊藤がバイエルンのCBを担えるほどのタレントとは思えない。
今季は出たり出なかったりの準主力がいいところでしょう。
いつ試合にでられるか。