サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ヴィッセル神戸の移籍情報

2021-01-13 09:06:38 | 日記

放出だけで獲得が少ない神戸だが、やっと大物のリンコンを獲得できるのかと思いきや、まだ条件面でもめている。仮に獲得できたとしても最初からもめている選手は長続きしないような気もする。ちょっと活躍すれば中国やカタールからオファーが来て、それにすぐに飛びつくのがブラジル人だからね。

 

さて今オフに退団したのが、CBの渡部、CBのダンクレー、SBの西、SBの藤谷。GKの吉丸。FWの小川である。ダンクレーと西は常に先発の主力だった。他は控え組だった。生え抜きの小川の放出はサポにショックを与えたようだが、毎年控えなんだから出ていきたいのも理解できる。

 

これに対して獲得した選手は、MFの増山と井上、DFは桜内と小林。GKの廣永。MFの高校生の櫻井。この中で期待されるのがレンタルで町田、横浜FCにいた小林友希の復帰だろう。年代別代表では2017年のU17WCにも出ていたCBである。横浜FCでも2020年は28試合に出場。しかしまだ20才である。この小林にダンクレーの代役を求めるのだろうか。


桜内は31才でジュビロで右SBかCBだった。2019,2020年は磐田ではあまり出番がなかった。この桜内はとりあえず西の代わりということで獲得したのだろう。西から桜内ではスケールダウンである。

 

CBは本来ならばフェルマーレンに大車輪の活躍を求めたいのだろうが、年俸5億だか6億の働きが全くできていない。2020年の出場はたったの14試合で半分も出ていないのだ。フェルマーレンがいない場合は、大崎、菊池、小林で回していくのだろうがなんとも心持たないメンツである。

 

攻撃陣は左に古橋、トップにドウグラスとここまではいいのだが、右の郷家では物足りない。郷家がもっと大化けしてくれればいいのだろうが、このポジションに外国人が欲しい。リンコンでも誰でもいいから早く補強すべきだ。

 

もう国内からの獲得はないのだろうが、昨年の不振から脱却するためにどうすればいいかという視点が全くない補強である。まさかイニエスタさえいればそれでいいと考えているのだろうか。