今シーズン限りで現役を引退する予定だったフンテラールがシャルケに復帰することになった。アヤックスでは11試合で7ゴールと37才にしては活躍していたが、先発は3試合だけだったのでまあスーパーサブである。大不振で降格しそうなシャルケを救うために男気を出したということだろうか。コラシナツも獲得して、いっそのこと内田、ファルファンも呼び寄せてはどうだろうか。
今季は大不振のシャルケだが、内田がいたころは強かった。特に2010/2011シーズンはCLでベスト8.2011/2012ではCLでベスト4に進出して、この時期が黄金期だった。2009/2010から2013/2014の5シーズンはほぼCL圏内でリーグ戦を終えている。
CLのベスト4に進出したころのメンバーは、内田、ファンテラール、ドラクスラー、ファルファン、ラウール、パパドプーロス(キューピーさんによく似ている)などがいた。ブンデスを優勝できるほどのメンバーではないが、CL圏内に入るには十分であった。このころはシャルケといえばバイエルン、ドルトムントの次にくる強豪というイメージだった。
オランダ人FWとしてファンテラールとファンペルシーはよく比較されてきた。同じ1983年生まれだし、顔も何と書く似ている。しかしこの二人は仲が悪いことでも有名だった。ファンペルシーは、ピエール・ファン・ホーイドンクとも仲が悪かったので、敵を作りやすい性格だったのかも知れない。
このままシャルケは降格してしまうのかどうかはファンテラールにかかっているとは、なんともいやはや。