日本人はマスクが好きなので、マスク着用は珍しくない。しかしオーストラリアではもともとマスクをする人が少ないので、コロナ前でマスクをしていると好奇の目で見られた。風邪気味だから外出時はマスクなんて人はいない。
コロナが始まってもマスクをする人は少なかった。それが12月にシドニー北部でコロナのクラスター感染が発生してからマスクをする人が目立ち始めた。クラスターといってもシドニーの毎日の新規感染者が１０－２０名程度だったから、日本と比べても大したことはないのだがこちらでは過敏に反応が出た。
今日から公共交通機関、インドアの公共エリアでのマスク着用が必須となり、違反者には２００豪ドル（１６０００円）の罰金が科せられる。スーパー、ショッピングセンター、小売店などが対象エリアとなる。今朝ファクトリー・アウトレットに出かけたが、罰金があるので９０％程度の人はマスクを着用していた。
3月～4月の第一波の時は、レストラン、カフェなどがテークアウエのみとなり、行動制限が厳しかった。友人宅に大勢が集まるのもだめ、結婚式、葬式にも人数制限がかかった。現在はレストランなどでの制限はないが、大人数が集まるのは禁止というのは変わらない。正月を迎えてもマスク、制限は変わらず、これがいつまで続くのかうんざりしてくる。