サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ツーリオ引退

2019-11-25 16:26:05 | 日記
ツーリオの引退が明らかになった。まだ正式な会見をしていないが京都での今季の最終戦で負傷しているので、多分そのまま引退になるだろう。ツーリオと言えば熱血漢として有名でいろいろなエピソードがあるが、印象に残っているのが2つある。


まず2010年WCの直前の親善試合でコートジボワールと対戦して、ドログバを負傷させたこと。右腕を骨折させる大事件で、WCでコートジボワールと対戦するブラジルのメデイアには喝さいを受けた。ドログバは本大会までに奇跡の復活を見せて出場できた。そのドログバに2014年に日本は痛い目にあったので、因果応報。


さて名古屋は2012年にACLに出場してセントラルコースト・マリナーズと対戦。その試合を筆者は見に行った。名古屋ではジョシュ・ケネディがトップで出場していた。遠い昔のような気もするがまだ7年前である。その試合は1-1でドローだった。シドニーから車で1・5時間もかかる地方クラブでの試合でも、日本から名古屋のサポーターが来ていたことには感心した。


さてその試合でツーリオはフィジカルを全面に出してけっこうラフプレーで相手の攻撃を止めていた。これはファールだろうというプレーがあったが、主審はファールを取らなかったので観客は大ブーイング。そのプレーの後にツーリオがボールを触るたびにブーイングの嵐。


試合終了後にツーリオは一番ブーイングが大きかったメインスタンドに近寄ってきて、わざわざ投げキッスを見せてまたまた大ブーイングを受けた。面白いことをする選手だと思った。


そんな名物男のツーリオが引退とは実に寂しい。今年38才で2010年WCに出場していた選手がどんどん引退していく。ベテランとして頑張っているのは長友、松井、大久保、阿部、長谷部、川島そして本田圭祐などなど。

ACL決勝 セカンドトレッグ

2019-11-24 23:16:38 | 日記
浦和は2-0で勝たなければいけないのに、0-2で負けて完敗。点差以上に何もできなかった。一言で言えば選手のクオーリテイの差ということになるのだろうが、浦和は前半を0-0でしのいで後半途中から点をとるために柏木、杉本を投入。するとバランスが崩れたのか失点。


ファーストレッグで点を取れなかったことが敗因だろう。アルヒラルのような強敵にファーストレッグでを1-0で負けてしまっては逆転は難しい。今日の試合でも空中戦で負けてセカンドボールを拾われた。浦和のクリアしたボールはほとんど相手に渡ってしまう。これでは試合にならない。


3-4-2-1だからウイングバックの出来が重要だが、関根も橋岡もイマイチ。特に橋岡は五輪代表として期待されるものの、ボールロストは多いし寄せは甘いで不安定だった。アルヒラルは攻守の切り替えが早く、ボールをロストしない。そして3トップが強烈。とにかく強くて試合巧者である。


JクラブのACL3連覇という偉業は夢となったが、3年連続で決勝進出という結果はすごい。リーグ戦では弱いのにACLでは強いという浦和の矛盾はやっと解消された。

デレ・アリ

2019-11-24 11:23:09 | 日記
夕べのモウリーニョのトットナムでの初戦、ウエストハム対トットナムは面白い試合だった。トットナムが3点リードして終盤に2失点したものの、3-2で逃げ切った。モウリーニョはほっとしたことでしょう。


さてトットナムは前線に右からルーカス、CFにハリー・ケイン、左にソンフンミンを並べて、トップ下にデリ・アリという強力な布陣である。後半34分にアリと交代でエリクセンが出てきたが、3トップにしているかぎりはアリとエリクセンの共存はできないのか、あるいはアリをボランチにするか。アリがボランチではもったいない。


さてこの試合の中でアリは1点目のソンフンミンのゴールをアシスト、2点目は左サイドで倒れながらもボールをキープして倒れた状態でソンフンミンにパスを出す芸当を見せて、ソンフンミンがルーカスにアシストパスを出して2点目。まさにアリ劇場の大活躍だった。


アリは今年23才とまだ若く、ステイーブン・ジェラードはどうしてリバプールはアリにオファーを出さなかったかと文句を言っている。イングランド代表でも主力となっていて、これから先の10年くらいEPLを代表する選手となるでしょう。


トップ下もボランチもできる選手と言えば柴崎を思い浮かべたが、インテリジェンス、フィジカル、玉際の強さなどアリの足元にも及ばない。アリくらいの活躍ができる日本人選手が出てこないものだろうか。

トルコ人と国民性

2019-11-23 07:59:55 | 日記
宮市がいるザンクトパウリのトルコ人選手がインスタグラムで政治的な発言をしたとして、クラブから契約を解除された。トルコのシリアへの軍事攻撃について発言したことが原因だという。発言内容の是非はともかくとしてトルコ人が団結してトルコへの愛国心を表現するのはいかにもトルコ人らしい。


筆者が会ったことがあるトルコ人はみんな自国に対して熱狂的ともいえる愛国心を持ち、100%とは言わないが自国の政策を支持している。それが宗教が絡むともっと頑固になる。トルコ人は真面目で働き者タイプが多いが、感情表現というか感情の起伏が激しい人が多い。何故か分からないが、これはどのトルコ人にも当てはまる傾向で国民性なんだろう。


他の民族も共通した性格を持つ。ナイジェリア人は怠け者が多く言い訳をしたがる。そしてナイジェリア人の英語は聞き取りにくい。母国語のアクセントが英語と合わないのだろうが、ナイジェリアの言葉を話しているのかと思っていれば、それが英語だと分かるまで時間がかかる。よく考えてみれば筆者と話しているのだからナイジェリア語では話してこない。


同じアフリカでもジンバブエ人は真面目で働き者が多い。英語もうまい。同じアフリカ人と付き合うのであればナイジェリア人ではなくジンバブエ人をおすすめする。


インド人の場合は、パンジャブ人か否かで大きく違う。パンジャブ人はアグレッシブな性格の人が多い。悪く言えば凶暴である。インド国内でもパンジャブ人は軍人が多いのはその民族的性格からだそうだ。これに対して非パンジャブ人はおとなしい理性的な人が多い。

どうやって見分けるかといえば、彼らの苗字で分かる。シン、クマーはパンジャブ人特有の苗字でシンさん、クマーさんは100%パンジャブ人である。そしてパンジャブ人はターバンを巻いている。オーストラリアに住んでいるパンジャブ人は古めかしい伝統、文化を嫌って移民してきた人が多いのでターバン巻きは意外と少ない。


最後に韓国人だがやたらと他人の行動にとやかくうるさい。怠け者のナイジェリア人と韓国人が一緒に働くと目も当てられない。

マリオ・ゴメスは使い物になるのか

2019-11-22 06:58:14 | 日記
神戸がマリオ・ゴメスに接触してオファーを出すようだ。2020年6月までシュツットガルトと契約が残っているゴメスを移籍金を払ってまで欲しいのか、レンタルで買い取りオプション付きとするのか知らないが、ゴメスは日本で使い物になるのだろうか。


今年34才。シュツットガルトでは2017/2018のシーズンは活躍できたが、昨季、今季と下り坂になり、今季はここまで先発3試合、出場8試合と完全に序列が下がっていて、1ゴールのみ。かつての得点王も寄る年波には勝てない。


そんなゴメスを獲得してもポドルスキーの二の舞になるような気がする。身長189cm、空中戦が強く豪快なヘッデイングが得意な典型的な王様タイプのセンターフォワードである。ゴール前に張ってあまり動かない。名古屋のジョーとイメージがかぶる。、


ゴメスをトップに使うのであれば2トップでセカンドストライカーと組ませるか、1トップ2シャドーがいい。ゴメスのために相手のDFを引き連れてシュートコースを作ってくれる相棒が必要だ。


今季の神戸は3バックでボランチが2枚。前線はシャドーはともかくとして3人である。ゴメス、古橋と後一人。ゴメスのために献身的な動くという布陣ではない。岡崎でもいればいいが、動かない1トップの周りにはちょこまか動く相棒が必要だ。


神戸の補強はチームのピースとして選手を獲得するのではなくて、ビッグネームありきで特性を考えずに連れてくるのでチームとしてはまらない。


ゴメスを獲得するよりも大金はたいてもダビド・シルバを獲得して欲しい。