バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗癌活性分子産生能を有する微生物を取得する方法

2006年12月02日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-516084 出願日 : 1997年10月3日
公表番号 : 特許公表2000-515765 公表日 : 2000年11月28日
出願人 : セントロ デ インヘニエリア ヘネティカ イ ビオテクノロヒア 発明者 : アブラハンテス ペレス、マリア デル カルメン 外4名

発明の名称 : 抗癌活性分子産生能を有する微生物を取得する方法

抗癌活性分子産生能を有する微生物を取得する方法が開示される。本発明は、バイオテクノロジーの分野に関する。特に、抗癌活性分子産生能を有する微生物を取得する方法に関する。本発明の方法は、適切な宿主内に微生物及び形質転換細胞を相対抗存在せしめることを含む、癌疾患の治療に有用な抗癌活性分子の産生能を有する微生物を生成取得する方法である。本発明の方法を利用し、抗癌活性分子を得ることが可能である。

枯草菌組換え体およびその作成法

2006年12月02日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平11-125648 出願日 : 1999年5月6日
公開番号 : 特許公開2000-316576 公開日 : 2000年11月21日
出願人 : 三菱化学株式会社 発明者 : 板谷 光泰

発明の名称 : 枯草菌組換え体およびその作成法

【課題】 所望の表現型を有する枯草菌組換え体の提供。
【解決手段】 枯草菌のゲノムDNAに挿入した1 以上の異種DNAを形質転換により、1 以上のDNA断片で同時または逐次に置換して得られる組換え体から、所望の表現型を有する枯草菌組換え体を選択する。
【効果】 細菌または細胞の染色体の一部を微妙に変化させて、多種の性質を有する遺伝子群が得られる。

抗スギ花粉症ペプチド

2006年12月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2000-71710 出願日 : 2000年3月15日
公開番号 : 特許公開2000-327699 公開日 : 2000年11月28日
出願人 : 株式会社林原生物化学研究所 外1名 発明者 : 平原 一樹 外4名

発明の名称 : ペプチドおよびその用途

【解決手段】 下記式(I):α1-α2-α3-α4-α5-α6-α7 (I)
(式中、α1乃至α7は、それぞれ異なって、特定のアミノ酸配列を表す)で表されるアミノ酸配列を含むぺプチド、その複合体、その誘導体またはその重合体、および前記ペプチド、その複合体、その誘導体またはその重合体を有効成分として含む抗スギ花粉症剤。
【効果】 分子内に異なる6または7個のT細胞エピトープを含む本発明のペプチドは、それぞれのエピトープを混合して投与するよりも低用量で活性があり、患者への投与量を少なくすることができる。また、本発明のペプチドを有効成分として含んでなる抗スギ花粉症剤は、低用量にしてより広範なスギ花粉症患者に対して有効である。

ドイツにおける神経科学の研究拠点:ベルンシュタイン・センター

2006年12月02日 | 生命科学 生物誌
連邦教育研究省は、コンピューテーショナル・ニューロサイエンス(計算論的神経科学)の国内ネットワーク(BCCN1)を構築した。これは、脳の働きの神経学的基礎を解明して、それをコンピュータでシミュレーションし、その成果を情報技術、医療、教育などの分野で応用することを目的としている。拠点機関は、2004 年に創設されたベルンシュタイン・センターである。同センターは、膜理論によって活動電位の本質をはじめて生物学的に解明したドイツの生理学者ユリウス・ベルンシュタイン(1839~1917 年)にちなんで命名されたもので、ベルリン、フライブルク、ゲッティンゲンおよびミュンヘンの4 ヵ所に拠点を置いている。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

新細胞療法で米国進出、株式上場を目指すTiGenix 社(ベルギー)

2006年12月02日 | NEWSクリッピング
ベルギーのルーヴァン市に本社と研究所を置くバイオメディカル企業TiGenix 社は、ルーヴァン大学とゲント大学のスピンオフで、ルーヴァン大学医学部教授rankLuyten 氏(リウマチ部門の責任者)などにより2000 年2 月に創設された。同社は、傷ついた人間の組織の有効な修復や機能的な再生を目的とする革新的な製品の開発を行っており、骨と筋からなる組織のエンジニアリング分野での主導的な企業となることを目標としている。このため同社は、細胞生物学、バイオ素材、生物外科学などの研究を統合する学際的な技術プラットフォームを基盤とした活動を行っている。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

筋ジストロフィーの進行をストップさせる薬をイタリアの研究グループが発見

2006年12月02日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
筋ジストロフィーが治療される可能性は今日まで存在しなかったが、筋ジストロフィーの進行をストップさせる治療薬が、イタリアの研究グループによって最近発見された。その研究結果が科学専門誌“Nature Medicine”で発表された。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

昆虫の眼構造を模範にした人工複眼の研究(米国)

2006年12月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
カリフォルニア州バークレー大学バイオエンジニアリング研究グループは、昆虫の眼構造を模範に人工複眼の作成に成功した。同研究グループは、より広い視界から得られる情報を収集する為のカメラや検知センサーへの応用を目指している。応用領域としては、内視鏡や画像誘導手術向けカメラ、移植された光伝送デバイス管理による様々な臨床治療などが検討されている。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

ケンブリッジに幹細胞基礎研究所設立計画の発表(英国)

2006年12月02日 | NEWSクリッピング
2006 年7 月25 日、研究開発支援を行うチャリティ団体であるウェルカム・トラスト(Wellcome Trust)がケンブリッジ大学に「ウェルカム・トラスト幹細胞研究センター」を同年12 月にオープンさせるとの計画を発表した。同センターは、幹細胞基礎研究における国際的な「センター・オブ・エクセレンス」となることを目指して設立するもので、合計1,000 万ポンドの資金が投じられる予定だ。医学研究評議会(Medical Research Council)およびウルフソン財団(Wolfson Foundation)も、それぞれ150 万ポンドずつ出資している。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

魚コラーゲン市場が活発化

2006年12月02日 | NEWSクリッピング
 新規参入で拡大に弾み

 フィッシュコラーゲン原料の製品開発が活発化し、市場はますます勢いづいている。最近、コラーゲン製品を市場投入したのはタマ生化学(東京都新宿区)とヤマキ(愛媛県伊予市)。さらに今夏、コラーゲンドリンク市場ではハウス食品とライオンが商品を上市、それぞれヒットしている。原料市場もそれに引っ張られて拡大し、約800t規模に成長。新規参入メーカーの販売展開が本格化すれば、さらなる市場拡大に弾みがつく。 健康食品新聞>2006年11月29日号

Aureobacidium pullulansに属する多糖生産菌を培養物を乳酸発酵させる

2006年12月02日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2000-41246 出願日 : 2000年2月18日
公開番号 : 特許公開2001-231589 公開日 : 2001年8月28日
出願人 : 株式会社ソフィ 発明者 : 大橋 登美男 外2名

発明の名称 : 乳酸の発酵方法

【課題】 乳酸増殖を促進する方法を提供する。
【解決手段】 オーレオバシディウム属(Aureobacidium pullulans)に属する多糖生産菌を培養して得られるβ―グルカンをスターターカルチャーと共に脱脂乳に添加してなり、好ましくは、スターターカルチャーとして乳酸菌デルブリッキー亜種ブルガリカス(Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus)B-5bを使用することである。