バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

大規模に患者のDNAと血清の試料を集める「バイオバンクジャパンプロジェクト」

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
東大医科学研究所(東京都港区)は2003年、大規模に患者のDNAと血清の試料を集める「バイオバンクジャパンプロジェクト」を始めた。

 ヒトの全遺伝情報(ゲノム)が解読され、個人個人の体質の違いに合わせた医療が可能になった。遺伝情報のわずかな違いを比較して、病気のなりやすさ、副作用の出やすさを調べ、将来的には、糖尿病などの生活習慣病の予防に結びつけるのが狙いだ。 2006年12月26日 読売新聞

2ミリ以下の癌も見つける…延世教授チームナノ物質開発

2006年12月26日 | 医療 医薬 健康
ナノ(nano、10の-9乗の状態の極微世界)技術を利用して直径2ミリ以下の小さながん細胞を見つけることができる技術が国内研究陣によって開発された。
この技術が実用化されれば現在15~30%水準である早期がん(0~2期がん)診断率を大きく上げることができると期待される。 中央日報(韓国)2006-12-26

RNAを作製するための工業的方法および該方法を行うためのシステム

2006年12月26日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2006-520865 出願日 : 2004年7月22日
公表番号 : 特許公表2006-527991 公表日 : 2006年12月14日
出願人 : 502205846 外1名 発明者 : ディラゴ,ジャン-ポール 外2名

発明の名称 : RNAを作製するための工業的方法および該方法を行うためのシステム

本発明は、興味対象の異種RNAの作製の工業的方法および該作製方法を行うためのシステムに関し、該方法は、(1) ミトコンドリアRNAを有さない酵母細胞のミトコンドリアを、ミトコンドリア転写の調節要素により制御される興味対象の異種RNAをコードするDNAの少なくとも1コピー、およびそのレポーター遺伝子または該レポーター遺伝子の断片を含むミトコンドリア転写ベクターで形質転換し、(2) そのミトコンドリアに興味対象のDNAを取り込むことにより酵母形質転換体を同定し、(3) 段階(2)で選択された酵母ミトコンドリア形質転換体を培養し、(4) 段階(3)で得ることができる酵母ミトコンドリア形質転換体からミトコンドリアを単離し、そして該ミトコンドリアから興味対象の異種RNAを抽出して精製することである。

肝臓再生における使用および肝不全予防のためのHIP/PAPポリペプチド組成物

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-516001 出願日 : 2004年6月18日
公表番号 : 特許公表2006-527733 公表日 : 2006年12月7日
出願人 : 505467258 外1名 発明者 : クリスタ ローランス 外4名

発明の名称 : 肝臓再生における使用および肝不全予防のためのHIP/PAPポリペプチド組成物

本発明は、HIP/PAPが一次培養物中の肝細胞に対し生体外細胞分裂および抗アポトーシス作用を有するという実験上の知見に基づく。さらにまた、HIP/PAPは、肝不全および肝臓再生中の生体内肝細胞に対する細胞分裂性および抗アポトーシス性分子である。また、本発明は、HIP/PAP投与が哺乳類において有害作用を有さないという実験上の知見にも基づく。本発明は、配列SEQ ID NO.1のアミノ酸残基(36)で開始しアミノ酸残基(175)で終端するアミノ酸配列からなるポリペプチドと90%のアミノ酸同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチドの有効量を少なくとも1種の生理学上許容し得る賦形剤と一緒に含む、慢性/急性肝不全後のような肝臓の生体内再生を刺激するための製薬組成物に関する。

HIV-1の増殖を抑制する物質をスクリーニングするための方法

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2004/014595 国際出願日 : 2004年10月4日
国際公開番号 : WO2005/032561 国際公開日 : 2005年4月14日
出願人 : 503359821 発明者 : 間 陽子 外3名

発明の名称 : HIV-Vprの機能に関する発明

本発明は、HIV-1 Vprタンパク質が、HIV-1 mRNAについてのスプライシングを制御する機能を有し、その作用がHIV-1を複製・増殖過程へと導くものであることを明らかにしたことに基づく。本発明は、Vprタンパク質を阻害、またはその発現を抑制することを特徴とするHIV-1の増殖を抑制するための医薬組成物を提供する。さらに、本発明は、Vprタンパク質を阻害することを特徴とするHIV-1の増殖を抑制する物質をスクリーニングするための方法を提供する。

テトラヒドロ葉酸合成酵素遺伝子

2006年12月26日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2004/014812 国際出願日 : 2004年9月30日
国際公開番号 : WO2005/030953 国際公開日 : 2005年4月7日
出願人 : 000002831 発明者 : 杉浦 健之

発明の名称 : テトラヒドロ葉酸合成酵素遺伝子

新規テトラヒドロ葉酸合成酵素遺伝子および該遺伝子がコードする蛋白質を見出し、該蛋白質の細胞増殖促進活性を阻害する化合物の同定方法を提供し、大腸癌の判定方法、防止方法および治療方法を提供する。配列表の配列番号1の塩基配列の94番目から2934番目の塩基配列を含むDNA;該DNAに特異的にハイブリダイズするポリヌクレオチド;該DNAがコードする蛋白質;該DNAを含有する組換えベクター;該組換えベクターを含有する形質転換体;該蛋白質に対する抗体;該蛋白質の製造方法:該蛋白質が有する細胞増殖促進活性を阻害する化合物の同定方法;該DNAの発現量を測定することを特徴とする大腸癌の判定方法;大腸癌の判定キット;大腸癌の防止剤および/または治療剤。

DNA断片連結方法及びキット

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-149875 出願日 : 2005年5月23日
公開番号 : 特許公開2006-325428 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 王子製紙株式会社 発明者 : 中川 強 外2名

発明の名称 : DNA断片連結方法及びキット

【課題】多数のDNA断片をDNA断片の長さによる制限を受けずに連結する方法、及びそのためのキットの提供。
【解決手段】目的DNA断片を2種各2組の部位特異的組換えDNA配列の間に含む供与ベクターと、該供与ベクターのうち外側にある1種2組の部位特異的組換えDNA配列と1種2組の部位特異的組換えDNA配列を含む受容ベクターとの間で組換え反応を行った組換えベクターと、該ベクター中の該供与ベクター由来の残りの1種2組の部位特異的組換えDNA配列と部位特異的組換えを起こすことができる外側に配置された1種2組の組換えDNA配列と、内側に配置された該受容ベクター由来の1種2組の部位特異的組換えDNA配列とを含む変換ベクターとの間で組換え反応を行い、該受容ベクター由来の再生された部位特異的組換えDNA配列をもつ組換えベクターを作製する工程を含むDNA断片を連結する方法、及びDNA断片連結用キット。

間葉系幹細胞増殖培地

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-151237 出願日 : 2005年5月24日
公開番号 : 特許公開2006-325445 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 東洋紡績株式会社 外1名 発明者 : 高橋 秀和 外1名

発明の名称 : 間葉系幹細胞増殖培地

【課題】 組織の再生医療のために間葉系幹細胞を増殖させるにあたり、安全性に問題のある血清成分を1%以下の低濃度に抑え、かつ優れた増殖能を有する間葉系幹細胞増殖培地を提供する事を課題とする。
【解決手段】 エタノールアミンを含み、かつインスリン、トランスフェリン、PDGF、bFGFからなる群より選択される1以上の物質を含み、さらに血清成分を1%以下添加することで間葉系幹細胞を良好に増殖させる培地を提供する。

センダイウイルス温度感受性株由来のウイルスベクター

2006年12月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-156446 出願日 : 2005年5月27日
公開番号 : 特許公開2006-325531 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 西村 健 外2名

発明の名称 : センダイウイルス温度感受性株由来のウイルスベクター

【課題】細胞障害性がなく、しかも培養細胞にのみでなく、さらに生体内においても長期間持続する遺伝子発現を実現でき、遺伝子治療用ベクター、タンパク質生産用ベクターとして極めて有用な新規ウイルスベクターを提供する。
【解決手段】センダイウイルスの温度感受性株、特にセンダイウイルスCl.151株の全長ゲノムcDNAを用いて、外来遺伝子導入組換えウイルスを得、該組換えウイルスを外来遺伝子の生体内あるいは培養細胞内持続発現用組換えベクターとする。

アポトーシス活性を増強することができる、新規の抗白血病活性増強剤又はアポトーシス活性増強剤

2006年12月26日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-153097 出願日 : 2005年5月25日
公開番号 : 特許公開2006-327980 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 学校法人東京理科大学 外1名 発明者 : 深井 文雄 外2名

発明の名称 : 抗白血病活性増強剤

【課題】 抗白血病組成物の抗白血病活性、特にアポトーシス活性を増強することができる、新規の抗白血病活性増強剤又はアポトーシス活性増強剤、並びにそれを用いた抗白血病薬、白血病細胞除去剤、白血病の併用療法、及び白血病細胞の除去方法を提供すること。
【解決手段】 配列番号1に示されるアミノ酸配列を有するペプチドは、抗白血病組成物の抗白血病活性を増強する作用を有する。従って、前記ペプチドを有効成分として含有する薬剤は抗白血病活性増強剤として有用であり、前記ペプチドと抗白血病組成物との組み合わせは、抗白血病薬、白血病細胞除去剤、白血病の併用療法、及び白血病細胞の除去方法に有用である。