バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

縄文人ゲノムを高精度解析=「酒に強い」特徴も-国立科博など

2019年05月18日 | 生命科学 生物誌
nippon.com.,社会 科学 技術 2019.05.13

国立科博の神沢秀明研究員、国立遺伝学研究所の斎藤成也教授らのチームは船泊遺跡で見つかった女性人骨の大臼歯からDNAを採取。保存状態がよく、現代人とほぼ同じ精度でゲノムを解析することができた。
https://www.nippon.com/ja/news/yjj2019051301123/?cx_recs_click=true

縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読

2019年05月13日 | 生命科学 生物誌

およそ3800年前の縄文人のすべての遺伝情報を初めて解読できたと、国立科学博物館などのグループが発表しました。

瞳が茶色で酒に強いといった体の特徴が推定できるほか、東アジア沿岸の南北に広い範囲の人たちと遺伝的に近いことが分かり、日本人の起源の解明などにつながると期待されます。 NHK NEWS web.,2019年5月13日


遺伝子から続々解明される縄文人の起源 ~高精度縄文人ゲノムの取得に成功~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.05.13
国立科学博物館

https://research-er.jp/articles/view/79501

地球の深部炭素のゲートキーパーとなる微生物活動を発見

2019年04月28日 | 生命科学 生物誌
地球の深部炭素のゲートキーパーとなる微生物活動を発見 沈み込み帯から表層に放出される炭素量を再評価
プレスリリース 掲載日:2019.04.26
東京工業大学
コスタリカ全域の温泉水や地球深部とつながる吹き出し口(噴出口)から試料採取を行い、供給されるヘリウムや二酸化炭素の同位体比、溶存無機炭素及び溶存有機炭素の濃度及び同位体比[用語3]によって、それらの成分の由来を解析した。
https://research-er.jp/articles/view/79264

死の定義変わるか 死後も脳の一部機能回復 ブタで実験

2019年04月18日 | 生命科学 生物誌

アメリカなどの研究グループが、死んだブタの脳に血液の代わりとなる液体を流したところ、脳の一部の細胞が動き始め、機能が回復しているのが観察されました。意識や感覚など、脳の高度な機能は働いていませんでしたが、死後も脳の一部が機能していたことで、何をもって死とするのか、その定義が変わることにつながる可能性もあるとして注目されています。 NHK NEWS web.,2019年4月18日

ほ乳類胚の胚が発生を一旦止める機構

2019年04月16日 | 生命科学 生物誌
〜胚の発生の休止と再開は領域により細胞間で異なる〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.04.15
基礎生物学研究所

基礎生物学研究所 初期発生研究部門の亀水千鶴研究員、藤森俊彦教授の研究グループはマウス胚が発生休止に入る過程、休止中からの発生を再開する過程を細胞レベルで観察した。発生休止中の胚においても細胞の分化状態は維持されたままであるが、発生休止過程が複数のステップに分離できること、細胞周期の停止が胚の領域や分化形質によって異なることを明らかにした。
https://research-er.jp/articles/view/78849

小惑星の地球衝突、化石に「記録」された発生直後の様子

2019年04月03日 | 生命科学 生物誌

【AFP=時事】古生物学者らが扱う時間の単位は通常、数百万年だ。だが、古生物学者のロバート・デパルマ(Robert dePalma)氏(37)は、地球史上最も激変的な事象の一つである、隕石の衝突の数分後、数時間後に起きたことは説明できると考えている──。



AFPBB News 2019/04/03

記憶とは何か―脳はどう覚え、保ち、失うのか

2019年03月15日 | 生命科学 生物誌

期間、意識や感情の関わりなど、さまざまな記憶の種類とメカニズム


 私たちの脳は、誕生した瞬間から膨大な量の情報にさらされる。自分のこと、そして周囲の世界のこと。その学んだことや体験したこと全てを留めておくのが記憶だ。
ナショナルジオグラフィック」2019.03.14