バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

柿ポリフェノールを機能性素材として活用するための、高速精製法の開発

2006年11月30日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
カキは、ポリフェノールのほとんどを果実中に散在する「タンニン細胞」と呼ばれる組織に蓄積します。カキの果肉中に見られる茶褐色の斑点を、よく「ゴマ」とか「砂糖が入った」と呼びますが、あの斑点がタンニン細胞です。そこで、この細胞だけを分離・収集すれば、それだけで容易に高濃度のポリフェノールが得られると考えました。奈良県農業総合センターNews 124号(2006-11-08

ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含む好酸球浸潤抑制剤

2006年11月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-133264 出願日 : 2005年4月28日
公開番号 : 特許公開2006-306812 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 立石 法史 外1名

発明の名称 : 好酸球浸潤抑制剤

【課題】 好酸球の浸潤またはその細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な新規な組成物の提供。
【解決手段】 ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含んで成る、好酸球の浸潤またはその細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な組成物。

ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含む肥満細胞増殖抑制剤

2006年11月30日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-133271 出願日 : 2005年4月28日
公開番号 : 特許公開2006-306813 公開日 : 2006年11月9日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 立石 法史 外1名

発明の名称 : 肥満細胞増殖抑制剤

【課題】 肥満細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な新規な組成物の提供。
【解決手段】 ジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)を含んで成る、肥満細胞数の増加に関連する疾患の予防又は治療に有効な組成物。

麹菌遺伝子発現の検出方法

2006年11月30日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/IB2002/000890 国際出願日 : 2002年3月22日
国際公開番号 : WO2002/079476 国際公開日 : 2002年10月10日
出願人 : 301021533 外2名 発明者 : 町田 雅之 外9名

発明の名称 : 麹菌遺伝子発現の検出方法

本発明は、麹菌遺伝子発現の検出方法、及び麹菌発酵条件の特異的測定用DNAを提供する。具体的には、本発明の麹菌発酵条件の特異的測定用DNAは、富栄養培養、貧栄養培養、固体培養、発芽初期培養、アルカリ培養、高温培養及び低温培養からなる群から選択される少なくとも1つの培養条件で麹菌を培養したときに発現することができるDNAである。


放射線治療の副作用を削減する効果が期待されるナノ粒子

2006年11月30日 | 医療 医薬 健康
ペンシルバニア州フィラデルフィアのトーマス・ジェファーソン大学の研究者等が、米国治療放射線腫瘍学会第7 回年次会議で、リエンジニアリングを施した炭素同位体フラーレンは、化学療法に関連のある放射線損傷から正常組織を守る上で効果があると発表。研究では、DF-1 と呼ばれるリエンジニアリングを施したフラーレンを、放射線の照射を受けたゼブラフィッシュの胚に投与したところ、比較基準としたアミフォスティン(唯一のFDA 認可薬)と同程度に正常組織への損傷を回避し、他の比較基準とした2種の抗酸化剤の効果よりも優れた結果を出した。研究者は現在、米国癌研究所の協力を得て、マウスにおけるDF-1 の影響を研究中。(Science Daily)NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29

実験用マウスを使った遺伝子研究の国際協力事業の開始

2006年11月30日 | NEWSクリッピング
2006 年9 月、欧州委員会(European Commission: EC)、米国国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)、ゲノム・カナダ(Genome Canada)は、ヒトの疾病への理解をより深めることを最終目的とした、実験用マウスの遺伝子研究の世界的な共同研究プログラムを発表した。NEDO海外レポート NO.990, 2006.11.29 PDF

末期患者に実験薬を適用へ FDA、検討開始

2006年11月30日 | NEWSクリッピング
食品医薬品局(FDA)は現在、治療法がなく危険な状態にある末期患者に実験薬を適用しやすくする方法を提案する計画だ。
ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた関係筋によると、FDAは、FDAが認可していない試験的医薬品をこれまでよりも簡単に試せるよう、全米がん協会
(NCI)と協力し、通常の臨床試験を補う形で試験に参加させることを検討している。
FDAの提案では、少人数や個人の患者でも参加できる方法を打ち出す方針を明確にするほか、手続きを簡素化する。U.S.FrontLine: December 2nd p.5

ピロリ菌のTip alpha蛋白質

2006年11月30日 | NEWSクリッピング
◇ピロリ菌のTip alpha蛋白質は、癌化・炎症に関与するケモカイン遺伝子群を胃上皮癌細胞に高発現させる。

 Tip alphaが発現誘導する遺伝子を包括的に調べたところ、多数のケモカイン遺伝子群が誘導されることを見出しました。また定量的PCRにより、その発現量を検定したところ、コントロールや不活性型のdel-Tip alpha処理した細胞に比べ、数十から数百倍もケモカインの遺伝子発現が亢進することを見出しました。ValuePress! 2006-11-29
Helicobacter pylori-secreting protein Tipα is a potent inducer of chemokine gene expressions in stomach cancer cells  http://www.springerlink.com/content/ww55267378045l22/

テロメア長およびテロメア活性を調節するための方法および試薬

2006年11月30日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平10-513591 出願日 : 1996年9月13日
公表番号 : 特許公表2001-500379 公表日 : 2001年1月16日
出願人 : ジェロン コーポレイション 発明者 : ビレポンテュー,ブライアント 外3名

発明の名称 : テロメア長およびテロメア活性を調節するための方法および試薬

精製タンパク質TPC2および組換えタンパク質TPC2ならびに精製タンパク質TPC3および組換えタンパク質TPC3、ならびにそれらのタンパク質またはそれらのフラグメントに対応する組換えオリゴヌクレオチドまたは合成オリゴヌクレチオチドは、哺乳動物細胞におけるテロメア長およびテロメラーゼ活性の制御因子を検出するために、および種々の関連する診断目的および治療目的のために使用され得る。