バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「子宮頸がんワクチン」“副作用”被害で2500件報告

2015年03月31日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 子宮頸(けい)がんワクチンを接種した後に体の痛みなどを訴えている女子中高生の患者らが、副作用被害の原因究明などを厚生労働省と製薬会社に訴えました。

 被害を訴える女子中学生(15):「こういう体になってどういう補助が必要か、色々な対応を考えてほしいのです。そして、体も元に戻してほしいのです」テレ朝News/.2015-03-31

富士フイルム、米企業を買収 iPS細胞を生産

2015年03月31日 | 医療 医薬 健康
 富士フイルムホールディングス(HD)は30日、再生医療に使う人工多能性幹細胞(iPS細胞)を開発、製造する米国のセルラー・ダイナミクス・インターナショナルを買収すると発表した。買収額は約3億700万ドル(約370億円)を見込んでいる。

 セルラー社は、iPS細胞を大量に安定して生産する技術に強みを持つ。富士フイルムHDは、医薬品を含む医療事業の強化を進めており、今回の買収によって、iPS細胞をグループ会社の新薬開発に積極的に活用できる環境が整う。製造したiPS細胞を他の製薬会社に販売することによる収益拡大も狙う。北海道新聞 2015/03/30

iPS 細胞・体性幹細胞由来再生医療製剤の新規品質評価技術法の開発

2015年03月31日 | 細胞と再生医療
~技術開発個別課題~
再生医療用調製細胞の微生物検査(現技術と開発技術)
今までの微生物検査法は、調製した細胞を投与した後に結果がわかったり、十分な検出感度がなかったり、また高価格であるという問題がありました。私達は遺伝子増幅法をデザインして、高感度迅速低価格な検査法を開発してきました。
本研究は、再生医療用調製細胞の次世代品質保証技術として、「体系的迅速微生物検出系」と「遺伝的安定性検証系」を立ち上げ検証することを目的としています。細胞調製品では微生物の混在・増幅を高感度かつ調製当日に検査することが大切です。ウイルス、マイコプラズマ*、細菌・真菌を1つの条件で検出できるキットを作り、それを全自動化します。それにより、より安全で安価な再生医療が提供できるようになります。研究ではまた、iPS細胞由来の調製細胞に、腫瘍化に関係する遺伝子の異常が蓄積し、長期的に腫瘍となる危険性があるか(腫瘍の萌芽)を調べられる最先端の検査系も作成する計画を立案しています。
http://www.jst.go.jp/ips-trend/symposium/pdf/no05/poster/ks_g13.pdf

フラビウィルス科ウィルス感染治療用の修飾2’および3’-ヌクレオシドプロドラッグ

2015年03月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願人: イデニクス(ケイマン)リミテツド, ウニベルシタ・デツリ・ストウデイ・デイ・カリアリ, サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェ シアンティフィク, CENTRE NATIONAL DE LA RECHERCHE SCIENTIFIQU
発明者: ジヤン-ピエール・ソマドーシ, パオロ・ラ・コツラ, リチヤード・ストラー, ジル・ゴスラン

出願 2013-228381 (2013/11/01) 公開 2014-058537 (2014/04/03)

【要約】【課題】C型肝炎ウィルス感染などのフラビウィルス科ウィルス感染の治療における新規化合物の提供。【解決手段】1’、2’、3’又は4’-分岐ヌクレオシドの2’及び/又は3’プロドラッグ並びにそれらの製薬上許容される塩および誘導体。それらのプロドラッグは、HCV感染などのフラビウィルス科ウィルス感染及び他の関連する状態の予防及び治療において有用である。亦それらの薬剤は、別の抗ウィルス薬と併用又は交互投与で投与して、フラビウィルス科ウィルス感染及び他の関連する状態の予防又は治療を行う事が出来る。明細書pdf >> かんたん特許検索

フラビウィルス科ウィルス感染治療用の修飾2’および3’-ヌクレオシドプロドラッグ
出願人: イデニクス(ケイマン)リミテツド, ウニベルシタ・デツリ・ストウデイ・デイ・カリアリ, サントル・ナシオナル・ドウ・ラ・ルシエルシユ・シアンテイフイク
発明者: ジヤン-ピエール・ソマドーシ, パオロ・ラ・コツラ, リチヤード・ストラー, ジル・ゴスラン
出願 2010-134929 (2010/06/14) 公開 2010-280660 (2010/12/16)

【要約】【課題】C型肝炎ウィルス感染などのフラビウィルス科ウィルス感染の予防および治療薬の提供。【解決手段】下記式で表される1’、2’、3’または4’-分岐ヌクレオシドの2’および/または3’プロドラッグならびにそれらの製薬上許容される塩および誘導体、あるいは該化合物の製薬上許容される塩。明細書pdf >> かんたん特許検索

2型腫瘍症(NEOPLASMS-II)の診断法

2015年03月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍
2型腫瘍症(NEOPLASMS-II)の診断法
出願人: クリニカル・ジェノミックス・プロプライエタリー・リミテッド, CLINICAL GENOMICS PTY. LTD., コモンウェルス サイエンティフィック アンド インダストリアル リサーチ オーガニゼイション
発明者: ローレンス・シー・ラポイント, ロバート・ダン, グリーム・ピー・ヤング, トレバー・ジョン・ロケット, ウィリアム・ジェイ・ウィルソン, ピーター・ローレンス・モロイ

出願 2010-530223 (2008/10/23) 公開 2011-501674 (2011/01/13)

【要約】本発明は、一般に、DNAまたはRNAもしくはタンパク質発現プロファイルにおける変化が腫瘍の発症、発症素因および_または進行を示すという点で、核酸分子に関するものである。特に、本発明は、DNAまたはRNAもしくはタンパク質発現プロファイルにおける変化が大腸腫瘍、例えば、腺腫もしくは腺癌の発症および_または進行を示すという点で、核酸分子に向けられる。本発明のDNAまたは発現プロファイルは、結腸直腸腫瘍、例えば、結腸直腸腺癌の診断および_またはモニタリングに関するものを含むがこれらに限定されない適用の範囲において有用である。したがって、関連する局面において、本発明は、1種もしくはそれ以上の核酸分子マーカーのDNAにおける修飾またはRNAもしくはタンパク質発現プロファイルについてスクリーニングすることにより、腫瘍の発症、発症素因および_または進行について対象をスクリーニングする方法に向けられる。明細書pdf >> かんたん特許検索 2011


新規遺伝子検出用マイクロアレイとその設計手法及びその応用

2015年03月30日 | からだと遺伝子
出願人: 国立大学法人お茶の水女子大学google_iconyahoo_icon
発明者: 小倉 淳, 瀬々 潤, 吉田 真明, 福崎 睦美

出願 2010-265734 (2010/11/29) 公開 2012-115169 (2012/06/21)

【要約】【課題】本発明は、ゲノム未知生物の相同遺伝子のスクリーニング又は発現解析に用いるためのマイクロアレイ用のポリヌクレオチドプローブを設計する方法を提供することや、かかる設計方法により設計されたポリヌクレオチドプローブを2種類以上備えたマイクロアレイを提供することや、かかるマイクロアレイを使用する方法を提供することを目的とする。【解決手段】ゲノム未知生物の相同遺伝子のスクリーニング又は発現解析に用いるためのマイクロアレイ用のポリヌクレオチドプローブに適したアルゴリズムであって、本発明者らが独自に開発したアルゴリズムを採用する。明細書pdf >> かんたん特許検索2012


富士フイルム、米国のiPS細胞の開発・製造会社を買収 Reuters 2015-03-30

2015年03月30日 | NEWSクリッピング
[東京 30日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス<4901.T>は30日、iPS細胞の開発・製造を手掛ける米セルラー・ダイナミクス(CDI)<ICEL.O>を、株式公開買い付け(TOB)により買収すると発表した。成長の柱と位置付けている医療分野を強化する。News Picks.,2015-03-30

アルギニンを欠乏させることによってヒト悪性腫瘍を治療する医薬品及び方法

2015年03月30日 | 医療 医薬 健康
出願人: バイオ−キャンサー・トリートメント・インターナショナル・リミテッド
発明者: チェン、ニン・マン, レウン、ユン・チュン, ロ、ワイ・フン
出願 2004-530914 (2003/06/20) 公開 2005-538709 (2005/12/22)

【要約】【課題】【解決手段】 本発明は、患者の体内で適切なアルギニン欠乏状態を維持するのに十分高い酵素活性と安定性を有する単離され且つ実質的に精製された組換えヒトアルギナーゼを提供する。本発明は、修飾された本発明の酵素を含む薬学的組成物及び該薬学的組成物を用いて疾病を治療する方法も提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索


京大・山中所長、iPS研究で細胞備蓄充実

2015年03月30日 | 細胞と再生医療
 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長は2030年までに達成する同研究所の中長期目標をまとめた。iPS細胞技術を利用して生命現象の理解を深めるほか、再生医療に使うiPS細胞の備蓄を充実させる。

 近く臨床研究を始めるパーキンソン病の治療では実用化を図るほか、腎臓や赤血球の病気で臨床研究などを目指す。既存薬や開発を中止した薬の効き目を1000~2000人から作ったiPS細胞で試し、創薬につなげる取り組みを進めるとした。日経ニュース(Web版) 2015/3/23