バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗体を産生するトランスジェニックカイコとその製造方法

2014年09月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

国際出願番号 : PCT/JP2006/320775 国際出願日 : 2006年10月18日
国際公開番号 : WO2007/046439 国際公開日 : 2007年4月26日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 外2名 発明者 : 田村 俊樹 外8名

絹糸腺特異的に発現するタンパク質をコードするDNAのプロモーター、及び該プロモーターによって直接的又は間接的に発現制御される組換え抗体をコードするDNAを有するトランスジェニックカイコであって、該組換え抗体を絹糸腺に分泌するトランスジェニックカイコを作成した。該トランスジェニックカイコの絹糸腺から産生された組換え抗体は、活性を有することが確認された。ekouhou 特許公開・明細書



岡山大など、抗がん剤「パクリタキセル」をリポソームに効率封入-がん標的DDSに

2014年09月30日 | 医療 医薬 健康

 岡山大学大学院自然科学研究科の妹尾昌治教授は、岡山理科大学の浜田博喜教授、塩水港精糖(東京都中央区)などと共同で、糖分を加えた水溶性の高いがん治療薬、パクリタキセルを脂質化合物を用いて作成したリポソームに効率よく封入する技術を開発した。がん細胞を特異的に認識して抗体を結合させるため、がん細胞を標的とする効果的なドラッグデリバリーシステム(DDS)にできる。副作用抑制の効果も見込める。日刊工業新聞 2014年09月30日


国立医薬品食品衛生研究所、乳がん幹細胞の増殖抑制する治療候補分子を発見

2014年09月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍

 国立医薬品食品衛生研究所の諫田(かんだ)泰成室長らのグループは、乳がん幹細胞の増殖を食い止めるための治療標的候補分子を見つけた。がん幹細胞に「スフィンゴシン1リン酸」(S1P)という分子がくっつくことで、増殖が誘導されるメカニズムを発見。S1Pの結合を阻害する薬剤を投与することで、がん細胞の増殖が抑制することをマウス実験で確認した。日刊工業新聞 2014年09月30日


トランスジェニックカイコ

2014年09月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2009-262711 出願日 : 2009年11月18日
公開番号 : 特許公開2011-103816 公開日 : 2011年6月2日
出願人 : 株式会社ネオシルク 外1名 発明者 : 王 小彪 外2名

【課題】セリシンの合成が抑制され、かつセリシン層に目的タンパク質を簡便かつ一層効率よく産生させることができるトランスジェニックカイコを提供する。
【解決手段】中部絹糸腺におけるセリシンの発現が抑制されたトランスジェニックカイコ。 ekouhou 特許公開・明細書




JCRファーマ、「細胞医薬品」の製造販売承認を申請

2014年09月30日 | 医療 医薬 健康
JCRファーマ(旧称 日本ケミカルリサーチ:2014/1改称)は9月26日、ヒト間葉系幹細胞(MSC)を利用した細胞性医薬品について、「急性移植片対宿主病(急性GVHD)」を効能、効果として、厚生労働省に製造販売承認申請を行ったと発表した。

同社では、承認を取得した際には、JR-031が日本初の細胞性医薬品として、移植片対宿主病の治療における新たな選択肢となることを期待している。

本製品は本年11月施行の改正薬事法に則り、再生医療等製品として製造販売承認申請を行っている。化学業界の話題 2014年9月30日



米国で生じたA型肝炎流行は輸入食品が原因

2014年09月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
感染源の同定から感染予防策の実施までの詳細が明らかに
Lancet Infectious Disease誌から

大西淳子=医学ジャーナリスト

 2013年に米国の複数の州で発生したA型肝炎のアウトブレイクは、トルコから輸入された冷凍フルーツが原因であり、そのアウトブレイクがどのように発生し、それに対する公衆衛生当局の対応の詳細が明らかになった。米疾病対策センター(CDC)のMelissa G Collier氏らが、Lancet Infectious Disease誌電子版に2014年9月4日に報告した。日経メディカル 2014/9/29

中国人専門家、シエラレオネでエボラウイルスを検査測定

2014年09月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

シエラレオネの首都・フリータウンの郊外に位置する中塞(中国―シエラレオネ)友好病院は28日午後、中国実験室検査チーム隊員の魯会軍氏、孫洋氏らの報告を発表し、シエラレオネ衛生当局から提供された第1弾のウイルスサンプル24件の検査測定に成功したことを明らかにした。同チームは今月24日、エボラウイルス核酸のサンプルの検出に成功した。中国人専門家はシエラレオネ政府の要請を受け、エボラウイルス対策の第一線での活動に取り組んでいる。新華社が伝えた。人民網日本語版 2014年09月30日

高齢がん患者と家族 大規模な対面調査

2014年09月29日 | 加齢 老化制御

高齢がん患者と家族 大規模な対面調査へ
国立がん研究センター東病院は、がん患者に占める高齢者の割合が7割に上り、介護に当たる家族も高齢者というケースが増えていることから、患者とその家族1000組への大規模な対面調査を行い、支援策を検討する取り組みを始めました。NHK ニュース.,2014年9月29日9月28日