バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

すい臓癌が発生するメカニズムの一端を解明

2018年06月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍

プレスリリース 掲載日:2018.06.28
日本の研究>>名古屋大学

名古屋大学大学院医学系研究科(研究科長:門松 健治)腫瘍外科学の梛野 正人(なぎの まさと)教授と山口 淳平(やまぐち じゅんぺい)助教らの研究グループは、細胞外分泌型タンパクである TFF1 (Trefoil Factor Family 1)※1が膵癌の発生に大きく関与していることを明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/71676

滑膜肉腫に対する新しいα線標的アイソトープ治療薬候補を開発

2018年06月29日 | 癌 ガン がん 腫瘍
―若年層に多く、治りにくく予後が悪い、滑膜肉腫に新たな治療法として期待―

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.06.28
量子科学技術研究開発機構

国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫。以下「量研」という。)放射線医学総合研究所 臨床研究クラスタ重粒子線治療研究部 放射線がん生物学研究チームの長谷川純崇チームリーダー・李惠子日本学術振興会特別研究員、分子イメージング診断治療研究部の東達也部長は、国立大学法人徳島大学、公益財団法人がん研究会と共同で、滑膜肉腫(がん)に対するα線放出核種を用いた治療薬候補の作製に成功し、動物実験によりそのがん増殖抑制効果を明らかにしました。
https://research-er.jp/articles/view/72020

インスリンの血中濃度変化が肝臓内の分子を個別に制御していることを発見

2018年06月29日 | 循環系 心臓

-効率的な糖尿病治療に期待-

日本の研究>>プレスリリース 掲載日:2018.06.28
九州大学


九州大学生体防御医学研究所の久保田浩行教授の研究グループは、東京大学の黒田真也教授との共同研究により、血中インスリンの濃度変化(血中インスリンパターン)によって肝臓内分子を個別に制御できることを明らかにしました。

https://research-er.jp/articles/view/72027

世界初 胎生期マウスの内耳への、ヒトiPS細胞由来細胞の移植に成功

2018年06月28日 | 細胞と再生医療

-遺伝性難聴の治療法開発につながる成果-

地域医療機能推進機構熊本総合病院、耳鼻咽喉科・頭頸部外科/中耳・内耳手術センターの蓑田涼生センター長、熊本大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科教室の竹田大樹医員らは、慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之教授らと共同で、ヒトiPS細胞( 注1 )由来の内耳細胞を胎生期マウスの内耳へ移植し、体内で細胞が生着したことを確認し、移植した細胞によってヒト由来の正常なタンパク質をモデルマウスの内耳に発現させることに世界で初めて成功しました。
https://www.kumamoto-u.ac.jp/whatsnew/seimei/20180201

Ro52/TRIM21タンパク質に対する自己抗体が認識するエピトープおよびその利用

2018年06月28日 | 医療 医薬 健康

出願番号 特願2016-220793
公開番号 特開2018-077194
出願日 平成28年11月11日(2016.11.11)
公開日 平成30年5月17日(2018.5.17)
発明者
奥村 麻衣子
小澤 龍彦
多喜 博文
岸 裕幸
戸邉 一之
村口 篤
出願人
国立大学法人富山大学
発明の名称 Ro52/TRIM21タンパク質に対する自己抗体が認識するエピトープおよびその利用 NEW
発明の概要 【課題】間質性肺炎に関連する自己抗体のエピトープを特定する。また間質性肺炎の診断等のための有用な方法を提供する。
J-Store >>国内特許コード P180015101

腎癌薬物療法の効果判定のための血中バイオマーカー

2018年06月28日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 特願2017-545194
登録番号 特許第6325177号
出願日 平成28年10月11日(2016.10.11)
登録日 平成30年4月20日(2018.4.20)
国際出願番号 JP2016080084
国際公開番号 WO2017065127
国際出願日 平成28年10月11日(2016.10.11)
国際公開日 平成29年4月20日(2017.4.20)
優先権データ
特願2015-202614 (2015.10.14) JP
発明者
中井川 昇
上野 大樹
矢尾 正祐
出願人
公立大学法人横浜市立大学

発明の概要 腎癌薬物療法剤の有効性を血液検査によって簡便に判定することを可能にする手段が開示されている。本発明による腎癌治療のための薬物療法の効果判定を補助する方法は、腎癌治療のための薬物療法を受けている腎癌患者から分離された血液試料中のPARK7レベルを測定することを含む。PARK7レベルの上昇は、当該薬物療法が効果的ではないことの指標となる。また、血中PARK7レベルを指標とすれば、腎癌治療薬の候補物質の有効性を判定することもできる。J-Store >>国内特許コードP180015094

大阪北部地震/阪大、23億円の電子顕微鏡破損 部品在庫なし

2018年06月27日 | NEWSクリッピング

日刊工業新聞 (2018/6/27 05:00)


大型超高圧電子顕微鏡

大阪大学の超高圧電子顕微鏡センター(大阪府茨木市)にある大型超高圧電子顕微鏡が18日発生の大阪北部地震で破損し、使用不能になっている。23億円を投じ1995年に設置した同顕微鏡だが、メーカーに部品の在庫がなく修理が受けられないと判明。今後、大学側で図面を見ながら破損の状態を精査する。

致命的な破損がなければ、同センターで修理用部品を設計し、修復の可能性を探る。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00479051

がんは本当に血液1滴から検出できる? 

2018年06月27日 | 医療 医薬 健康

米企業が示した「有望な結果」の実現度

 たった1滴の血液から、がんを早期発見するとして注目される検査技術「リキッドバイオプシー」を手がける米企業が、初の臨床試験で「有望な結果」を発表した。元データの公開や相互評価などを経ていないため正確性に疑問の余地もあるが、その実効性をいかに証明し、「あらゆるがんを検出する」という壮大な目標を実現させようとしているのか。産経ニュース.,2018-06-14