バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ゲノムPPOクローン

2006年05月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-527986 出願日 : 1997年1月24日
公表番号 : 特許公表2000-504566 公表日 : 2000年4月18日
出願人 : コモンウェルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガナイゼーション 発明者 : ロビンソン,サイモン・ピアーズ

発明の名称 : ゲノムPPOクローン

本発明は植物からポリフェノールオキシダーゼ(PPO)をコードする遺伝子を単離することに関する。本発明の第1の態様では、PPOをコードする核酸、そのフラグメント及び誘導体の製造方法が提供され、そして該方法は、植物組織資料、PPO遺伝子の保持領域に相当する配列を有するセンス方向の第1のプライマー、PPO遺伝子の保持領域に相当する配列を有するアンチセンス方向の第2のプライマーを提供し; 上記植物組織からゲノムDNAを単離し; そして上記の第1及び第2のプライマーを使用して上記のゲノムDNAを増幅することを含んでいる。驚いたことに、本出願人は、植物内のPPO遺伝子がイントロンを欠いており、そしてそれ故、PPO遺伝子のフラグメントが或る範囲の植物のゲノムDNAから直接増幅できることを見い出した。イントロンを欠くということは、上記フラグメントの大きさを予言することができそして適当な大きさのバンドをクローニング用に選択することができることを意味する。




ジャガイモの「ペプチド」

2006年05月31日 | 創薬 生化学 薬理学
善玉コレステロールを増加
帯広畜産大の福島助教授ら たんぱく分も良質
 でんぷんかすに含まれるジャガイモのたんぱくの分解物「ペプチド」に、善玉コレステロールを増やす効果があることが帯広畜産大の福島道広助教授(46)らの研究で分かった。ジャガイモたんぱく自体も、良質な植物性たんぱくとして知られる大豆たんぱくと同程度に良質なことが分かり、福島助教授は「ジャガイモの付加価値を高め、十勝の一次産業の活性化やペプチドの製品化による廃棄物軽減につながれば」と話している。(高田敦史) >> 十勝毎日新聞2006-05-31

「加齢指標タンパク質SMP30の機能解明に成功」

2006年05月31日 | 医療 医薬 健康
~ ビタミンCが老化予防に有効である可能性を示す手掛かり ~
 加齢指標タンパク質SMP30は肝臓や腎臓、肺などの臓器に発現しており、加齢に伴い減少するタンパク質として東京都老人総合研究所で発見された。SMP30の遺伝子を破壊したノックアウトマウスは正常なマウスに比べて約4倍の速度で老化が進行し、早期に死亡するが、SMP30の生体内での役割・機能は不明であった。SMP30の生体内での役割・機能が解明できれば、「老化機構の解明」や「アンチエイジング」の研究に多大な貢献をすることが期待される。東京都老人総合研究所

ホスホジエステラーゼ活性を有するポリペプチド

2006年05月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2000-208610 出願日 : 2000年7月10日
公開番号 : 特許公開2005-229806 公開日 : 2005年9月2日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 発明者 : 宮地 宏昌 外5名

発明の名称 : ホスホジエステラーゼ活性を有するポリペプチド

【課題】ホスホジエステラーゼ(PDE)活性を有する新規ポリペプチド、該PDEポリペプチドをコードするDNA、該ポリペプチドを認識する抗体を利用し、糖尿病、虚血性心疾患、高血圧、腎炎、膵炎、潰瘍、アレルギー、喘息、リウマチ、骨粗鬆症、痛み、不安症、分裂病、躁鬱病、パーキンソン病、痴呆、感染症または悪性腫瘍等の診断、予防または治療のための医薬を提供すること。
【解決手段】本発明によれば、PDE活性を有する新規ポリペプチド、該ポリペプチドの製造法、該ポリペプチドをコードするDNA、該DNAを組み込んで得られる組換え体ベクター、該組換え体ベクターを保有する形質転換体、該ポリペプチドを認識する抗体、該抗体を用いる本発明のポリペプチドの定量法および免疫染色法、該ポリぺプチドをコードする遺伝子の発現を変動させる物質のスクリーニング法、該ポリペプチドの有する活性を変動させる物質のスクリーニング法および該DNAあるいは該抗体を用いた糖尿病、脳疾患、腎疾患または癌等の疾患の診断、予防または治療のための医薬等が提供される。

宇宙農場構想:火星暮らしは蚕から 温室ドーム、桑と併せ自給自足

2006年05月31日 | NEWSクリッピング
 宇宙旅行も夢ではなくなった昨今。火星での滞在を目指し、宇宙に長期間居住できるよう、衣食住を賄う宇宙農場構想の骨格がまとまった。「宇宙農業サロン」(世話人、山下雅道・宇宙航空研究開発機構教授)が提案した構想は蚕を主役とするユニークな内容。蚕の餌となる桑の葉や木、実も利用でき、繭からは繊維もとれる。サナギはたんぱく源として最適らしい。【下桐実雅子】毎日新聞2006-05-31

アジア最大のバイオ起業支援基地、北京で着工 

2006年05月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
 バイオ産業のインキュベーター(起業支援)基地としてはアジア最大となる「中国バイオテクノロジー学術センター」が29日、北京で着工した。同センターは、北京市西部の五カ(木に果)松の五輪広場北側に位置し、市中心部を東西に走る長安街沿いにある。延床面積は25万平方メートル。北京国際信託投資有限公司と科学技術部中国生物技術発展センターが共同で建設する。(編集YS) 「人民網日本語版」2006年5月30日

発がん物質を無毒化する野菜・果物はコレだ

2006年05月30日 | 医療 医薬 健康
血中グルタチオン値の高い人ほど自分を健康だと感じており、客観的なデータでも健康度が高く、病気が少なく、血圧もコレステロールも低いのだ。そして、がんのリスクも低いということになる。
 フェーズ2酵素の働きを高めることが明らかな物質には、スルフォラファンというアブラナ科の野菜に含まれているファイトケミカルがある。 ゲンダイネット>
【丸元淑生 短命の食事・長命の食事】2006-05-25

政府、ES細胞研究に10年間で4300億ウォン投入

2006年05月30日 | NEWSクリッピング
ES細胞総合推進計画によると、政府は現在世界7-8位と評価されるES細胞技術レベルを2015年までに世界3位に引き上げるという目標を定めた。 このため政府は今年からの10年間に4300億ウォン(約500億円)の研究費を投じることにした。中央日報 2006.05.29