バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規フィチン酸分解酵素およびその製造方法

2006年12月10日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP97/03414 国際出願日 : 1997年9月25日
国際公開番号 : WO98/13480 国際公開日 : 1998年4月2日
出願人 : 協和醗酵工業株式会社 外1名 発明者 : 長島 直 外6名

発明の名称 : 新規フィチン酸分解酵素およびその製造方法

本発明は、フィチン酸に対するKm値の低いフィチン酸分解酵素、フィチン酸分解酵素を生成蓄積する能力を有する微生物を用いたフィチン酸分解酵素の製造法および該フィチン酸分解酵素を含有する飼料を提供する。本発明によれば、新規なフィチン酸分解酵素が飼料中に含まれる抗栄養因子としてのフィチン酸を分解し、飼料の栄養価値を向上させると共に、該分解により遊離したリン酸の効率よい利用が可能となる。

ロバスタチンの製造方法

2006年12月10日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-507530 出願日 : 1996年7月16日
公表番号 : 特許公表2000-500642 公表日 : 2000年1月25日
出願人 : クルカ トヴアルナ ストラヴイル,デイ.デイ.,ノボ メスト 発明者 : ラデス,イワン 外7名

発明の名称 : ロバスタチンの製造方法

微生物、アスペルギルス テラウス バル.アウレウス(Aspergillus terreusvar.aureus)の使用を伴なうロバスタチンの製造方法が記載され、該方法によって通常用いた微生物か阻害される条件下でさえロバスタチンを高収量で得る。

ワクチン接種および遺伝子治療のためのマイクロカプセル化DNA

2006年12月10日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平9-518000 出願日 : 1996年11月11日
公表番号 : 特許公表2000-500744 公表日 : 2000年1月25日
出願人 : マイクロバイオロジカル リサーチ オーソリティー 発明者 : ファラール,グラハム ヘンリー 外2名

発明の名称 : ワクチン接種および遺伝子治療のためのマイクロカプセル化DNA

微粒子はポリペプチドをコードするDNAを含み、そして微粒子の経口投与によってその発現が導かれる。免疫原をコードするDNAは、レシピエントにおける抗体形成を刺激するためのものであり、そして非免疫原性ポリペプチドをコードするDNAは、遺伝子治療適用のためである。DNAは、その機能が破壊されることなくこの微粒子中に取り込まれる。

スキンケアに用いられる繊維芽細胞増殖因子(FGF-1)

2006年12月10日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-175746 出願日 : 2005年6月15日
公開番号 : 特許公開2006-265221 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : イン・ミン・チウ 発明者 : イン・ミン・チウ 外1名

発明の名称 : スキンケアに用いられる繊維芽細胞増殖因子(FGF-1)

【課題】 スキンケア効果を達成でき、単純な組成物を提供する。
【解決手段】 繊維芽細胞増殖因子1(FGF-1)を含むスキンケア用組成物。前記FGF-1は組換え発現ベクターに組込まれ、分子的特性により特徴付けられる。このFGF-1は分裂促進活性を示し、FGF-2およびKGFの両者のシグナル経路を介在して繊維芽細胞および表皮細胞の増殖を促進できる。変異型FGF-1は、その抗酸化能力、またはさらなるタンパク質分解を受けないことによって、野生型よりも長い半減期を有する。


間葉系幹細胞増殖培地

2006年12月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-151237 出願日 : 2005年5月24日
公開番号 : 特許公開2006-325445 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : 東洋紡績株式会社 外1名 発明者 : 高橋 秀和 外1名

発明の名称 : 間葉系幹細胞増殖培地

【課題】 組織の再生医療のために間葉系幹細胞を増殖させるにあたり、安全性に問題のある血清成分を1%以下の低濃度に抑え、かつ優れた増殖能を有する間葉系幹細胞増殖培地を提供する事を課題とする。
【解決手段】 エタノールアミンを含み、かつインスリン、トランスフェリン、PDGF、bFGFからなる群より選択される1以上の物質を含み、さらに血清成分を1%以下添加することで間葉系幹細胞を良好に増殖させる培地を提供する。

磁性細胞およびその使用方法

2006年12月10日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-196830 出願日 : 2006年7月19日
公開番号 : 特許公開2006-325600 公開日 : 2006年12月7日
出願人 : エーザイ・アール・アンド・ディー・マネジメント株式会社 外1名 発明者 : 越智 光夫

発明の名称 : 磁性細胞およびその使用方法

【課題】本発明では、再生医療などでの応用が可能な間葉系細胞や軟骨細胞等の細胞に、磁性粒子を結合した例は未だ知られていないため、磁性粒子を結合した細胞が投与後外部からの磁気により局所に滞留するか否か、また、細胞が本来の働きをするか否かを検討する。
【解決手段】本発明によれば、間葉系細胞や軟骨培養細胞の表面と磁性粒子を結合させた磁性細胞を提供し、それを体内に投与し、外部から磁場を与えることにより、長期間病巣部位に該細胞を存置させることが可能となる。さらに、本発明に係る磁性細胞に薬物を包含させて、ドラックデリバリーシステムを構築することもできる。

腎臓再生:ラットの体内で 幹細胞から 世界初

2006年12月10日 | NEWSクリッピング
 東京慈恵会医科大と自治医大の研究チームが、ラットの胎児の体内にヒトの骨髄液由来の幹細胞を埋め込み、ヒトの腎臓の一部(糸球体と尿細管)を作ることに世界で初めて成功した。さらに、その組織を別のラットの腹部に移植したところ、移植を受けたラットの血管が入り込み、通常のラットの腎臓の10分の1の大きさまで成長した。重い腎臓病に苦しむ患者が多い中、患者自身の細胞を使って人工的に腎臓を再生し、移植後も機能させる可能性につながる成果として注目される。【永山悦子】MSN毎日新聞2006-12-10