◇4月1日 磐田,袋井2市がそれぞれ市町村合併新市制がスタート。野球セントラルリーグも始まり、中国製の安物ラジオが1対1のスコア-を伝えている。3回表広島の攻撃だ。高橋1号ホームランだ。上原の先発もイマイチで不安。
◇静岡新聞(3月31日)が三越が中国へ百貨店事業の展開が始まったと伝えている。JIC-smileの鈴木社長の中国拠点「重慶」に台湾との合弁企業「新光三越百貨」と中国企業とでスタートする。建設中の超高層ビル内に出店するという。
遺伝子の塩基を音符に変換することで「遺伝子メロデイー」を奏でる。そんな試みが始まったとは聞いていた。日本バイオテクノロジー協会の機関誌に三浦郁夫さんがその経緯を紹介している。オオサンショウウオの遺伝子配列から変換された曲やら4曲が収納されたCDが「バイオサイエンスとインダストリー」の3月号に付録として届いた。早速試聴と洒落込んで、癒しの利いた曲の流れを楽しむことができた。最近、私のパソコン生活も音響づいている。小型ですが、音質もまあまあのスピーカーと,ヤマハの音響デイバイスとの組み合わせでMidRadioPlayerから送られる無料の曲をインスツールして,繰り返して聴くのがBM的な日課になっている。ネットラジオおりゃに繋いで世界の音楽をLIVEで聴くこともできる。月末の松井さん(出光興産GのOB)たちとの会合で上京する折には秋葉原の電気街でソニーのウオークマンNW-E99/SC (http://www.ecat.sony.co.jp/audio/walkman/products/index.cfm?PD=19386&KM=NW-E99)の掘り出し物を探す。いまからそんな散歩も楽しみにしている。今年で7年ほどのパソコン生活だが着々と「60歳からのパソコン生活」のエッセイをものにするぞと意気込んでいる。たしかに、キーボードの指先運動は「ボケ防止」に物理的な効能をもたらしてくれる。
◇オオサンショウウオの遺伝子メロデイーを奏でる 科学とロマン、そして生命の未知なる領域
三浦郁夫 バイオサイエンスとインダストリー 63(3) p.192~195 (2005)
付録CD:(1)遺伝子 (2)ヒトのHox13遺伝子 (3)ミトコンドリアのNon-Coding領域
(4)ミトコンドリアのATPあせ8遺伝子
◇世界初 オオサンショウウオの遺伝子解析に挑戦中
探求心くすぐる多彩な研究 理数科設置も視野に
http://www.kokutaiji-h.hiroshima-c.ed.jp/ssh_fram.htm
地元の酒造メーカーに委託していた試験的焼酎<桝形>が届きました(カット写真)。先ほどまで桝形の当主・粟倉社長と長い時間の焼酎談義に話は続きました。粟倉さんのバイオビジネスの入り口になる記念作品に相応しいできばえだ。花の舞酒造の森さんのセンスには改めて敬意を表したいです。
先日のFOODTEXでは、同郷(伊豆・大仁)の先輩穂積忠彦さんの開発により輸入販売されたフランス焼酎「パリ野郎」にも触れることになる。この酒、甜菜糖(砂糖大根)を原料とする甲の焼酎に属するもので、アルザスの水が使われているという。http://www5e.biglobe.ne.jp/~horoyoi/
平成9年に穂積さんは亡くなったのですが、弟の隆信さんは韮山高校(当時中学)の先輩でした。よく覚えている。映画TV悪役、「積み木くずし」で有名。忠彦さんの家は隣街の吉田で、西洋の匂いのする広い庭のある際だった存在でした。お父さん忠さんは詩人としても全国的に知られた方だと聞いてます。その家の近くに竹馬の友・和多善之さんのお寺がある。大仁は父の勤めていた東洋醸造(蔵元:脇田家)があり、醸造学では名を残す杉山晋作先生も三福の出身。製パン工房ドイツパンの「ベラケイダンケ」http://www.backerei-danke.com/の杉山旭さん(高校の1年先輩)とご子息の太一さん親子との交流も続いている。杉山パンを戦後早々に製造販売に踏み切ったのは正雄博士で、わが親爺を小豆島から呼び出した人。 戦中,戦後の酵母,微生物の研究開発の先端を走ったわが街でもある。いまは医薬の研究センターを旭化成が開発拠点として残してはいるが、かつての面影は失っている。最盛期には、バイオ故里の主人と言われた坂口謹一郎、朝井勇宣,有馬啓など草々たる大御所先生方の姿をお見かけできた。高橋貞造先生の蔵書の疎開先に東洋醸造を選んだのですが、2回にわたる航空燃料工廠でもあった工場が全焼し,終戦を迎える前に焼失してしまった。当時、海軍から監督官として赴任されていたご子息・雅弘さん(元・味の素食品研究所所長)とは、のちにアミノ酸発酵のシンポジウム,酵母細胞研究会などで直接ご指導戴いたご縁もあった。なつかしい私ののバイオの故里としての原点ともなっている。森田正英(元・富久娘酒造社長)、松田哲朗(元・東洋醸造副社長)のお二人には微生物、醸造技術を直接指導いただいたことも付け加えなければ大仁の章は〆ることはできない。
1986年文芸春秋発行、1990年に発行された池部誠さんの「野菜探検アジア大陸縦横無尽」と「野菜探検隊世界を歩く」の2冊を読み返しています。
サツマイモ、アブラナ科などの故里紀行はまさに「バイオの故里」だ。園芸品種として育種家たちの労作の原点は素朴に帰る。そんな中から、ヒトを育む野菜がリバイバル評価される。池部さんの本に「バイオの故里」を求めるのもいい。新大陸に育ったサツマイモ属植物。インデイオ文化をさかのぼる多様な遺伝子にぶつかるのだ。シンジェンダ社のホームページに「雑草の話」というコンテンツをみつけた。 http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/support/zasso/zasso.cgi
シンジェンタ ジャパン株式会社 開発本部 除草剤開発部 中谷 英夫文化の香りのするエッセイ風のページからも「バイオの故里」への旅の流れを感じます。サツマイモについては13話に詳しい紹介がある。http://www.syngenta.co.jp/cgi-bin/support/zasso/zasso.cgi?article=zasso12