バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

“人間改造”中国がタブーに踏み込んだ? 「ゲノム編集」世界の科学者らに波紋

2016年02月29日 | 海外情報

 生物の遺伝情報である細胞のDNA配列を自由自在に改変し、病気を治療したり優れた品種を生み出すことができる-。夢物語のような「ゲノム編集」と呼ばれる技術がここ数年、科学研究や製薬の現場で急速に広がっている。従来の遺伝子組み換え技術より格段に精度が高く、生命科学に革命を起こしつつあり、その開発者はノーベル賞も確実といわれる。産経新聞 SankeiBiz.,2016.1.16

情報伝達より速い神経細胞 iPS細胞から作製成功

2016年02月28日 | 細胞と再生医療

ヒトのiPS細胞から情報伝達のスピードがより速い神経細胞を作り出すことに慶応大学の研究グループが成功しました。グループでは、2年後をめどに交通事故などで脊髄を損傷した患者を治療する研究を進めていて、患者の体の運動機能を事故前の状態により近づけるのに役立つ可能性があるとしています。NHK News web.,2016年2月27日

“12の神薬”金ぴかで爆買い喚起

2016年02月28日 | 海外情報
“12の神薬”金ぴかで爆買い喚起「日本に行ったら買わなければいけない」

ボトルを長くし背中まで届くように改良した小林製薬の外用消炎鎮痛剤「アンメルツNEO」アンメルツの新製品をアピールする小林製薬の小林章浩社長「春節」前後の連休中、訪日客の爆買いにわいたドラッグストア=大阪市中央区(門井聡撮影)
 中国人観光客らに「12の神薬」として人気の医薬品のうち、5製品を手掛ける小林製薬は“爆買い”需要の取り込みを強化するため人気医薬品を拡充する。効果や機能に改良を加えたほか、中国人が好む金色のパッケージの商品を投入。訪日外国人(インバウンド)に爆発的な人気を誇る神薬の追加でさらに売り上げを伸ばす考えで、小林章浩社長は「今後もインバウンド需要を喚起する商品を拡充していきたい」と話している。(阿部佐知子)産経新聞 SankeiBiz.,2016.2.28

HIV-プロテアーゼ阻害剤及びその製造方法

2016年02月28日 | 医療 医薬 健康
出願人: 和田 末男
発明者: 和田 末男

出願 2007-009794 (2007/01/19) 公開 2010-090030 (2010/04/22)

【要約】【課題】新規なHIV-プロテアーゼ阻害剤及びその製造方法を提供すること。【解決手段】培地に乳酸菌と枯草菌を植菌し、培養する第1発酵工程、第1発酵工程後の培地にキノコ菌を植菌し、培養するキノコ菌培養工程、キノコ菌培養工程で得られたキノコ菌培養物に麹菌及び水を添加し、培養する第2発酵工程、及び第2発酵工程で得られた培養物を固液分離する固液分離工程によって、HIV-プロテアーゼ阻害活性を有するエキスを得る。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010090030/


抗ロタウィルス活性を有する納豆菌及びその発酵物

2016年02月28日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

抗ロタウィルス活性を有する納豆菌及びその発酵物、並びにこれらが含まれた食品、動物用飼料及び医薬品
出願人: 旭松食品株式会社, 国立大学法人信州大学
発明者: 荒木 伸, 三ツ井 陳雄, 後藤 秀俊, 丸 遼吾, 保井 久子

出願 2010-047421 (2010/03/04) 公開 2011-177155 (2011/09/15)

【要約】【課題】乳アレルギーや乳糖不耐性の問題が生ずるおそれがなく、ロタウィルスによる下痢発症の予防に効果的な菌体、これが含まれた食品、動物飼料及び医薬品、等を提供する。【解決手段】抗ロタウィルス活性を有する納豆菌(Bacillus subtilis natto)。前記納豆菌が寄託番号:FERM P-21895号として寄託された納豆菌AS39株である。前記納豆菌で発酵させた発酵物からなる発酵食品、当該発酵物を含む食品・動物用飼料・医薬品。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2011177155/




ジカ熱、水無脳症の原因にもなる可能性」エール大の…

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康

「ジカ熱、水無脳症の原因にもなる可能性」エール大の研究チームが警告

ジカウイルスが、脳が小さい小頭症以外に様々な組織へ影響を与えることを指摘
米エール大学の熱帯病研究チームが中心となって行われた研究で、ジカ熱に感染した母親から死産で生まれた胎児が、脳の組織が無く液体が貯留する水無脳症だったことが分かった。単独の症例であることから一般化は難しいものの、ジカウイルスの影響が、生まれつき脳が小さい小頭症にとどまらない可能性が示唆された。
Newsweek.,2016年2月26日

肝移植の拒絶反応、薬使わず抑制…北大・順大

2016年02月27日 | 医療 医薬 健康


 北海道大と順天堂大のチームは18日、生体肝移植後の拒絶反応を、副作用の多い免疫抑制剤を使わずに抑える手法を開発したと発表した。

 10人の患者のうち7人が免疫抑制剤を服用せずに日常生活を送り、残り3人も薬の量を減らすことができた。患者の負担を減らし、生活の質が向上すると期待される。

 移植された臓器は、体内で「異物」と認識され、免疫によって攻撃される。患者は免疫抑制剤を飲み続ける必要があるが、免疫機能が弱まるため、感染症やがんを発症しやすくなるほか、腎不全や糖尿病などの副作用の恐れがあった。読売新聞(web版)2016年02月19日