バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

3つのタンパク質遺伝子の注射でハイリスクHPV型に対する免疫反応を誘発

2019年05月16日 | 抗体 免疫 抗原 
免疫学のライフサイエンスニュース
3つのタンパク質遺伝子の注射でハイリスクHPV型に対する免疫反応を誘発。子宮頸癌の前駆腫瘍の3分の1においてHPVを完全に消失させた。
https://biomarket.jp/bioquicknews/article802.html

α−シヌクレインを認識するヒト化抗体

2019年05月08日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: ネオトープ バイオサイエンシーズ リミテッド, NEOTOPE BIOSCIENCES LIMITED
発明者: サルダンハ, ホセ, ニジャール, タルロチャン, エス.

出願 2014-554890 (2013/01/25) 公開 2015-508062 (2015/03/16)

【要約】本出願は、ヒト化1H7抗体を開示する。上記抗体はヒトα=シヌクレインに結合し、レビー小体病の処置及び診断に使用できる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2015508062/

アルファ−シヌクレイン認識抗体

2019年05月08日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: プロセナ バイオサイエンシーズ リミテッド
発明者: バーブァー, ロビン, ゲームズ ティール, ケイト ドラ, ニジャール, タルロチャン, エス.

出願 2015-535895 (2013/10/08) 公開 2016-500673 (2016/01/14)

【要約】本発明は、モノクローナル抗体5C1及び関連した抗体を提供する。5C1抗体は、α=シヌクレインの残基118=126内のエピトープに結合する。本発明の抗体は、例えば、α=シヌクレインに関連した疾患(特にα=シヌクレイン沈着物の蓄積)を治療及び_又は診断するのに有効である。かかる疾患には、レビー小体病、例えばパーキンソン病、びまん性レビー小体病(DLBD)、アルツハイマー病のレビー小体変異型(LBV)、アルツハイマー病・パーキンソン病合併、自律神経失調症及び多系統萎縮症(MSA)が含まれる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2016500673/

アルファシヌクレインを認識するヒト化抗体

2019年05月08日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: プロセナ バイオサイエンシーズ リミテッド
発明者: サルダンハ, ホセ, ニジャール, タルロチャン, エス.

出願 2015-135643 (2015/07/06) 公開 2015-232002 (2015/12/24)

【要約】【課題】ヒト化9E4抗体の提供。【解決手段】特定配列を有する成熟ヒト化重鎖可変領域、および、特定配列を含む成熟軽鎖可変領域を含み、ヒトアルファシヌクレインに結合する、レビー小体病の免疫療法に使用することが可能であるヒト化抗体、及び、レビー小体病を有するまたはレビー小体病の危険性のある患者においてシヌクレイン凝集を阻害し、またはレビー小体もしくはシヌクレイン凝集物を低減する方法であり、又、レビー小体型認知症(DLB)または多系統萎縮症(MSA)を低減する方法。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015232002/

藍藻類の増殖を抑制する組み換え型ポリペプチド系抗体、その遺伝子、およびその製造方法

2019年05月05日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: 畿晋慶 三聯(北京)生物技術有限公司, PROTEIN DESIGN LAB, LTD.
発明者: 丘 小慶

出願 2014-505491 (2012/03/27) 公開 2014-513939 (2014/06/19)

【要約】【課題】藍藻類細胞抗原のモノクローナル抗体を分泌するCGMCC No.4783のハイブリドーマおよびその分泌したモノクローナル抗体を提供する。【解決手段】藍藻類の増殖を抑制する組み換え型ポリペプチド系抗体は、藍藻類に対するポリペプチド系抗体ミメティックと、コリシンポリペプチドのカルボキシ末端とを線状に繋げることによって生成される。藍藻類に対するポリペプチド系抗体ミメティックは、CGMCC No.4783のハイブリドーマにより分泌されるモノクローナル抗体の抗原結合性フラグメントに基づいて設計され、かつ藍藻を識別、結合させる能力を有するポリペプチドである。藍藻類の増殖を抑制する組み換え型ポリペプチド系抗体は、藍藻類細胞膜にイオンチャンネルを形成し、藍藻類細胞を殺傷することができる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014513939/

単鎖抗体のスクリーニング方法及び単鎖抗体

2019年02月07日 | 抗体 免疫 抗原 

出願番号 特願2017-550314
出願日 平成28年11月7日(2016.11.7)
国際出願番号 JP2016082988
国際公開番号 WO2017082214
国際出願日 平成28年11月7日(2016.11.7)
国際公開日 平成29年5月18日(2017.5.18)
優先権データ
特願2015-219765 (2015.11.9) JP
特願2016-024016 (2016.2.10) JP
発明者
熊田 陽一
長谷川 祐也
内村 誠一
出願人
国立大学法人京都工芸繊維大学
発明の名称 単鎖抗体のスクリーニング方法及び単鎖抗体 NEW
発明の概要 本発明の課題は、分離効率に優れ、抗原との結合能が極めて大きい単鎖抗体のスクリーニング方法の提供、及び、該スクリーニング法により取得された単鎖抗体の提供である。該課題を、多重膜リポソームに結合した抗原を準備する工程、単鎖抗体を提示するファージライブラリを準備する工程、及び前記ファージライブラリから、前記多重膜リポソームに結合した抗原に結合する単鎖抗体を提示するファージを選択する工程を含む、抗原に結合する単鎖抗体のスクリーニング方法により解決する。J-Store >>国内特許コードP190015795

“アラニン”が抗体の力を強くする

2019年02月06日 | 抗体 免疫 抗原 
抗体医薬品設計の新しい戦略! 〜役立たずの“アラニン”が抗体の力を強くする〜

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.01.08

東京東京大学先端科学技術研究センターの山下雄史特任准教授、藤谷秀章特任教授、浜窪隆雄教授(研究当時、現:日本医科大学先端医学研究所 教授)、大阪大学大学院工学研究科の溝端栄一講師、大阪大学大学院薬学研究科の井上豪教授、東京大学医科学研究所の長門石曉特任准教授、渡部貴大大学院生(研究当時)および東京大学大学院工学系研究科の津本浩平教授らによる研究グループは、抗体が抗原を結合するメカニズムを新しい研究アプローチで究明し、その結合力を飛躍的に改良する手法の開発に成功しました。

https://research-er.jp/articles/view/76438

HIV抗体検査の受診者にB型肝炎の検査キットを使用

2019年01月29日 | 抗体 免疫 抗原 
昨年の秋、名古屋市の保健所がエイズウイルス(HIV)抗体検査を受けた男性に対して、過って「陽性」と通知をしたニュースがありましたが、今度は大分市の保健所が、HIV抗体検査の受診希望者10人に対して、過ってB型肝炎ウイルスの検査キットを使用して、その場で受診者に結果を伝えていたと発表しました。
http://medical-today.seesaa.net/article/181267467.html

抗体抗原反応評価方法

2019年01月23日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: 国立大学法人九州工業大学, 西原 達次
発明者: 竹中 繁織, 西原 達次

出願 2013-142085 (2013/07/05) 公開 2015-014542 (2015/01/22)

【要約】【課題】本発明は、従来行われてきたELISA法よりも、簡便にかつ定量的なデータを取得することができ、POCTとして達成することができる抗体抗原反応の評価方法を提供することを目的とする。【解決手段】抗体をマイクロ波照射によりメンブレンに固定する工程と、当該抗体が固定されたメンブレンに被検体を接触させる工程と、当該被検体を接触させた後のメンブレンに二次抗体を接触させる工程と、当該二次抗体を接触させたメンブレンの電気特性を測定する工程とを有することで、抗体-抗原反応の有無を評価する抗体抗原反応評価方法。

https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2015014542/

「代謝で免疫記憶システムをコントロール」 脂肪酸代謝による免疫記憶システムの解明

2019年01月20日 | 抗体 免疫 抗原 
~強力で長期に効果のある予防接種開発に期待~

日本の研究.,プレスリリース 掲載日:2019.01.18
かずさDNA研究所 千葉大学

本研究グループは、 ACC1という脂肪酸合成酵素の経路を抑制することで、より多くの記憶T細胞が形成されることを新たに発見しました。また、寄生虫感染モデルを用いた解析で、ACC1遺伝子欠損マウスではより多くの記憶T細胞が形成され、効率よく寄生虫排除に働くことがわかりました。これらは、脂肪酸代謝を制御することで免疫記憶が増強し、ワクチンの効果を高められることを示しています。
https://research-er.jp/articles/view/76704