バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

Helicobacterpylori菌株の増殖・運動抑制方法

2007年05月31日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-278540 出願日 : 2005年9月26日
公開番号 : 特許公開2007-84517 公開日 : 2007年4月5日
出願人 : 国立大学法人高知大学 外1名 発明者 : 竹内 啓晃 外3名

発明の名称 : Helicobacterpylori菌株の増殖・運動抑制方法

【課 題】Helicobacter pylori菌株は、宿主である人固有で胃内に感染・定着し上部消化管疾患等に関与することが知られているが、Helicobacter pylori菌株の増殖・運動を抑制する経済的な方法及びそれを利用した飲食品の提供。
【解決手段】
海洋深層水より得られる高ミネラル水の中から宿主固有で胃内に感染・定着しているHelicobacter pylori菌株の増殖及び運動を抑制する高ミネラル水を選択して手軽に摂取することにより、従来から用いられている除菌のために投与されている薬剤による耐性菌の出現や副作用を懸念することなく、上部消化管疾患等の予防や治療を可能とした。

内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法

2007年05月31日 | 創薬 生化学 薬理学
公開番号 特開2007-078546 公開日 平成19年3月29日(2007)
発明者 徳元 俊伸 出願人 国立大学法人静岡大学

【課題】 簡便に行うことができ、特に短時間で、被検化学物質について排卵誘導性物質か抗排卵誘導性物質か否かをスクリーニングする。
【解決手段】被検化学物質を含む飼育水中に、魚、例えばゼブラフィッシュのような小型の淡水魚のうち、未成熟卵を多量に孕む雌の成体を入れて、所定時間、例えば4時間から22時間、特に好ましくは4時間から5時間経過後に、卵の受精膜の上昇化率を計測し、内分泌攪乱性物質をスクリーニングすることができ、標準内分泌攪乱性物質の存在下で被検化学物質と魚を接触させた場合には、排卵誘導性物質又は抗排卵誘導性物質をスクリーニングすることができる。 特許コード P07A009917

糖代謝促進剤並びに肥満及び糖尿病治療薬のスクリーニング方法

2007年05月31日 | 医療 医薬 健康
公開番号 特開2006-290810 公開日 平成18年10月26日(2006)
発明者 久保原 禅 柴田 宏 出願人 国立大学法人群馬大学

【課題】新規な糖代謝促進剤の提供。
【解決手段】式(I)で示される化合物を糖代謝促進剤の有効成分とする。式(I)で、R1は炭素数1~10の脂肪族炭化水素基又はフェニル基で、脂肪族炭化水素基又はフェニル基の任意の水素原子はハロゲンで置換されてもよく、R2は炭素数1~10の脂肪族炭化水素基又はフェニル基で、脂肪族炭化水素基又はフェニル基の任意の水素原子はハロゲンで置換されてもよい。X1はハロゲン、X2は水素又はハロゲン。 J-Store >> 特許コード P07A009924

全身性リンパ節腫大を伴った原発性胆汁性肝硬変の1 例

2007年05月31日 | 医療 医薬 健康
相坂康之1)* 占部綾子1) 山崎朋子1)高野弘嗣1) 相光汐美1) 藤原恵2)
肝臓47 巻8 号392―397(2006)
要旨:症例は60 歳女性,原因不明の肝炎を認め,精査目的にて紹介受診.受診t時,血清生化学的に胆道系酵素上昇,抗ミトコンドリアM2 抗体36IUl と高値であり,原発性胆汁性肝硬変が疑われた.さらに,表在リンパ節および,肝門部,門脈本幹周囲のリンパ節腫大を認めたため,悪性リンパ腫の併発を疑い,腋窩リンパ節生検施行.反応性リンパ節炎と診断した.原疾患に対しては,腹腔鏡検査施行.肉眼所見は,不平肝で,赤色紋理,溝状陥凹は認めなかったが,組織所見では,門脈域での肉芽腫形成と細胆管上皮の再生性変化を認め,原発性胆汁性肝硬変と診断した.診断後ウルソデオキシコール酸600mgday 服用開始し,ALT 値,AST 値,ALP
値の改善を認めた.約1 年後,肝機能の改善に伴い,表在リンパ節は不明瞭となり,肝臓病変と反応性リンパ節炎との間に何らかの免疫学的な関連が推測された。
J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/kanzo/47.392

細胞培養インサート

2007年05月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平3-336451 出願日 : 1991年12月19日
公開番号 : 特許公開平5-3779 公開日 : 1993年1月14日
出願人 : ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニー 発明者 : オレスタ・エヌ・フエダン

発明の名称 : 細胞培養インサート

【目的】 底部分が破断可能である構造にし、上部構造体による妨害の可能性が全くなく、薄膜及びその薄膜の上で培養された細胞を直ちに検査することを許容する細胞培養インサートを提供すること。
【構成】 細胞支持薄膜を分離する装置が細胞培養インサート10内に提供され、その後に検査するときの従来の器具の使用を容易にする。細胞培養インサート10には、インサートの細胞培養面としての底面を形成する微多孔質の薄膜36が設けられる。該インサートは、培養のため、多ウェルプレート内の選択された位置に懸垂されたインサートを保持する支持機構20と、細胞培養活動が開始されたならば支持機構を薄膜支持機構から分離させる破断機構22とを備えている。本発明の破断機構は、幾つかの異なる実施例の適当な破断パターンを備える細胞培養インサートに適用することが可能である。

抗サイトメガロウイルスヒトモノクローナル抗体およびその産生細胞

2007年05月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平3-183189 出願日 : 1991年6月26日
公開番号 : 特許公開平5-3794 公開日 : 1993年1月14日
出願人 : 株式会社ミドリ十字 発明者 : 加納 義明 外6名

発明の名称 : 抗サイトメガロウイルスヒトモノクローナル抗体およびその産生細胞

【構成】 (1) 分子量78,000のサイトメガロウィルス抗原蛋白、(2) 分子量80,000のサイトメガロウィルス抗原蛋白、(3) 分子量56,000と85,000と120,000 のサイトメガロウィルス抗原蛋白、または(4) 分子量52,000のサイトメガロウィルス抗原蛋白に対して反応性を有するヒトモノクローナル抗体。上記のモノクローナル抗体を産生する細胞。
【効果】 この抗体は、サイトメガロウィルス感染症にたいする診断薬、予防薬または治療薬として有用である。

新規なモノクローナル抗体、それを産生する新規なハイブリドーマ株およびその製法

2007年05月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平3-185189 出願日 : 1991年6月28日
公開番号 : 特許公開平5-7497 公開日 : 1993年1月19日
出願人 : 昭和シエル石油株式会社 発明者 : 松本 孝夫 外1名

発明の名称 : 新規なモノクローナル抗体、それを産生する新規なハイブリドーマ株およびその製法

【目的】 従来のモノクローナル抗体を用いた覚醒剤メタンフェタミンの検出においては、測定用キット中にメタンフェタミンそれ自体を使用する必要があり、これが国内法にふれるところであり、使用できなかったので、本発明では、メタンフェタミンを必要としない新しいタイプのモノクローナル抗体を提供する。
【構成】 メタンフェタミンおよびN,N´-ジベンジルエチレンジアミンの両者に対して特異的な免疫反応を示すモノクローナル抗体、それを産生するハイブリドーマ株およびそれらの製法。

3-オキシゲルミルプロピオン酸組成物並びに該組成物を主成分とする細胞変性抑制剤

2007年05月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平3-159343 出願日 : 1991年7月1日
公開番号 : 特許公開平5-9116 公開日 : 1993年1月19日
出願人 : 株式会社三和化学研究所 発明者 : 澤井 喜一 外7名

発明の名称 : 3-オキシゲルミルプロピオン酸組成物並びに該組成物を主成分とする細胞変性抑制剤

【目的】 3-オキシゲルミルプロピオン酸易溶解崩壊型活性化製剤並びに該製剤を主成分とする細胞変性抑制剤を提供する。
【構成】 3-オキシゲルミルプロピオン酸と複数の低分子性物質、特に白糖、ソルビトール、果糖を配合した組成物であり、強圧加工に伴う3-オキシゲルミルプロピオン酸の活性低下を防止し、活性のバラツキが殆どなく容量依存活性を示す配合組成を提供する。本剤は強圧加工法により簡便安価に製造され経口投与型錠剤として細胞変性抑制剤ことに肝障害に適用される。
【効果】 崩壊剤を使用しない溶解崩壊の錠剤により放出のバラツキがなくなり薬効が活性化するとともに強圧加工に伴う3-オキシゲルミルプロピオン酸の活性低下を防止し、他剤との配合あるいは併用も可能となる。また、細胞変性作用を有する有害物質(放射線、放射性物質、毒性の高い化合物等)に対する予防、保護剤としての適用を提供する。

サポニンの1種であるジンセノシドRg3 を有効成分とする制癌剤

2007年05月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平3-160661 出願日 : 1991年7月1日
公開番号 : 特許公開平5-9123 公開日 : 1993年1月19日
出願人 : 北川 勲 発明者 : 北川 勲 外2名

発明の名称 : 制癌剤

【構成】 サポニンの1種であるジンセノシドRg3 を有効成分とする制癌剤。
【効果】 各種の癌細胞の浸潤を選択的に抑制し、癌細胞の転移が抑制される。