バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

がん対策を加速 厚労省がプランまとめる

2015年12月31日 | ビジネス 政策

厚生労働省は25日までに、長く日本人の死因の第1位になっているがんによる死亡数を減らすための「がん対策加速化プラン」をまとめた。市町村で実施されるがん検診受診率の公表や、精密検査受診率の目標値設定のほか、受動喫煙防止対策強化などを盛り込んだ。

「がん対策加速化プラン」は冒頭、「2007年4月に施行された『がん対策基本法』に基づく『がん対策推進基本計画』により対策を進めてきた。対策の進捗(しんちょく)はみられるものの、2017年度までの目標とした『75歳未満のがん死亡率を20%減少させる』ことはこのままでは難しい」とし、その原因としてがん検診の受診率向上やたばこ対策が遅れている実態を挙げた。SciencePortal.,2015年12月25日

IQを左右する遺伝子がついに発見

2015年12月31日 | からだと遺伝子
 IQや学習成績は、生まれつきのものだろうか?ある科学者は、人類のIQの75%は生まれつきの遺伝的なものであり、残りの25%は家庭・教育・友人などその後の環境による影響を受けるとしている。しかしこれまでは、どの遺伝子がIQを決めるかを、正確に言い当てられる人がいなかった。今や科学者は、この分野である程度の進展を実現した。
人民網日本語版 2015年12月31日


抗E型ボツリヌス神経毒素抗体

2015年12月30日 | 抗体 免疫 抗原 
出願人: 財団法人化学及血清療法研究所, 国立感染症研究所長
発明者: 前田 浩明, 向本 雅郁, 幸田 知子, 小崎 俊司, 高橋 元秀

出願 2006-103201 (2006/04/04) 公開 2007-274924 (2007/10/25)

【要約】【課題】 E型ボツリヌス感染症、E型ボツリヌス神経毒素中毒症に関する疾患の診断あるいは治療に有用であるE型ボツリヌス神経毒素に特異的に結合する抗体を提供する。【解決手段】 E型ボツリヌス神経毒素を中和するマウスモノクローナル抗体を提供する。当該抗体産生細胞より抗体分子を構成するVH領域及びVL領域遺伝子をクローニングし、このV領域の遺伝情報を元にしてヒト化抗体及び二重特異性抗体などの各種抗体を作製することを特徴とする。本発明により得られる抗体は、E型ボツリヌス感染症、ボツリヌス神経毒素中毒症に関する疾患の診断あるいは治療に有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007274924/



短鎖ペプチドを有効成分とするコラーゲン合成阻害剤およびその製造方法

2015年12月30日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: 有限会社開発顧問室
発明者: 宇津木 龍一

出願 2004-110454 (2004/04/02) 公開 2005-289937 (2005/10/20)

【要約】【課題】本発明は、細胞増殖に影響を与えない安全性の高いコラーゲン合成阻害剤を提供することを課題とする。【解決手段】、グリシン、プロリンを含有する短鎖のペプチドが選択的コラーゲン合成阻害効果を有することを見い出した。これらペプチドの細胞増殖への影響を検討したところ、これらペプチドが細胞の増殖には影響を与えずコラーゲン合成のみを特異的に抑制した。さらに、ラットの肝硬変モデルにおいて、これらペプチドは、血清GOT、GPT値を改善し、肝コラーゲンの沈着を抑制した。本発明者が同定したペプチドは、コラーゲン合成阻害剤として利用でき、特に、肝硬変を始めとする繊維化疾患の予防や治療のための副作用の少ない医薬として有用であると考えられる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2005289937/

細胞膜透過性を有する製剤、細胞膜透過性組成物及び薬物輸送方法

2015年12月30日 | 医療 医薬 健康
出願人: ニプロ株式会社
発明者: 渡邊 博志, 國安 明彦, 異島 優, 小田切 優樹, 丸山 徹

出願 2012-097762 (2012/04/23) 公開 2013-224282 (2013/10/31)

【要約】【課題】薬物輸送体として有用なアルブミンを含有し、細胞膜透過性を有する製剤(細胞膜透過性薬物輸送体として機能する)、そのような製剤を利用する細胞膜透過性薬物及び薬物輸送方法を提供すること。【解決手段】本発明の製剤は、8個以上12個以下のアルギニンから構成されるオリゴアルギニン構造を有する化合物と、アルブミンとを含有することを特徴とする。アルブミンはヒト血清アルブミンであることが好ましい。上記化合物はオリゴアルギニン構造の末端に脂肪酸としてパルミチン酸が結合した化合物であることが好ましい。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2013224282/



悪性腫瘍治療における生命予後の改善剤

2015年12月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願人: 財団法人化学及血清療法研究所
発明者: 岡嶋 研二, 松尾 富士男, 須藤 博之, 緒方 洋一, 中垣 智弘

出願 JP2003016858 (2003/12/26) 公開 WO2004060395 (2004/07/22)

【要約】悪性腫瘍の治療において、とりわけ造血器悪性腫瘍を基礎疾患とするDIC患者の生命予後を改善し得る生命予後の改善剤を提供する。血漿由来または遺伝子組換え技術を駆使して調製される活性化プロテインCを主たる有効成分とする、悪性腫瘍治療、とりわけ造血器悪性腫瘍を基礎疾患とするDIC患者の生命予後に効果的な改善剤である。当該生命予後の改善剤は、とりわけ悪性腫瘍の化学療法におけ化学療法剤の副作用を軽減し、治療効果を高める作用を有し、悪性腫瘍患者の生命予後を改善する。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2004060395/


オオキンケイギクに抗がん作用 岐阜大・纐纈教授発見

2015年12月30日 | 医療 医薬 健康

オオキンケイギクに抗がん作用 岐阜大・纐纈教授発見

岐阜新聞Web 12月30日(水)9時18分配信

 岐阜大工学部の纐纈守教授(54)=天然物化学=の研究グループが、例年5~7月に鮮やかな黄色に咲き誇るオオキンケイギクの花に抗がん作用のある有用物質が含まれていることを突き止めた。県内全域に生育域を拡大している特定外来生物で、纐纈教授は「有効利用により駆除に弾みが付けば」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151230-00001260-gifuweb-l21

<化血研>業務停止110日 厚労省処分、1月上旬にも

2015年12月30日 | NEWSクリッピング

毎日新聞 12月30日(水)7時45分配信

 熊本市の一般財団法人「化学及(および)血清療法研究所」(化血研)が、国が承認していない方法で血液製剤を製造していた問題で、厚生労働省が化血研に対する業務停止処分の期間を110日とする方針を固めたことが関係者への取材で分かった。医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく業務停止処分としては過去最長という。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151230-00000003-mai-soci

真菌疾患の治療のためのワクチン組成物

2015年12月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
ムコール菌症、及びその他の真菌疾患の治療のためのワクチン組成物、及び方法
出願人: ロサンゼルス ビオメドイカル リサーチ インストイトウテ アト ハルボル-ユーシーエルエー メドイカル センテル
発明者: アスフラフ エス. イブラヒム, ブラド ジェイ. スペルルベルグ, ユエ フ, ジョフン イー. エドワルドス

出願 2012-500790 (2010/03/19) 公開 2012-520878 (2012/09/10)

【要約】本発明は、ムコール菌症を含む真菌疾患、又は状態を治療し、及び予防するための治療的な組成物、及び方法を提供する。本発明の治療的な方法、及び組成物は、FTRポリペプチド、又はポリペプチドの抗原性断片を有するワクチン組成物;FTR配列の少なくとも18の隣接するヌクレオチドに実質的に相補的なヌクレオチド配列を含むベクター;アンチセンス;低分子干渉RNA、又はFTRの抗体阻害剤を含む。本発明のワクチン組成物は、アジュバントを更に含むことができる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012520878/