バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

植物DNAの自動分離システムの開発

2010年12月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
向井 忠昭, 北廣 恒司, 柳瀬 浩, 庭田 悟, 山本 良平, 菊池 尚志, 渡邉 正己
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 755

微生物の遺伝子を全自動で分離できるプラスミド自動分離装置PI-100および本装置に適用できる分離用試薬キットを開発し、現在日本国内だけでなく海外でも使用されている。 [抄録] [PDF (96K)]

熱ショックタンパクを指標とした自動癌診断システムの開発研究

2010年12月31日 | 癌 ガン がん 腫瘍
藤田 健一, 深瀬 和昭, 川里 庸子, 児玉 靖司, 鈴木 啓司, 浜本 和之, 渡邉 正己

「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 745

がん細胞の悪性度と熱ショックタンパク72(hsp72)の発現量に密接な関係があることに着目し、細胞におけるhsp72発現量を迅速に測定する臨床検査システムの開発を試みた。
[抄録] [PDF (916K)]

生体等価環境での細胞形態観察システムの開発研究

2010年12月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
津田 孝良, 松田 尚樹, 横山 兼久, 児玉 靖司
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 726

細胞の構造および細胞内物質の局在を、生体と等価条件で生きたまま観察·解析することのできるシステムを構築し、血管内皮細胞を用いたモデル実験により本システムの有用性を確認した。 [抄録] [PDF (11583K)]

健康リスク予知予防の為の分子生物学的新技法の開発

2010年12月31日 | 医療 医薬 健康
菅原 努, 小野 公二, 伴 貞幸, 丹羽 太貫, 鈴木 啓司, 加納 永一, 二階堂 修
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 687

最近の分子細胞生物学の成果を活用して健康リスク予知予防の為のバイオマーカーを開発することを目指した。 [抄録] [PDF (972K)]

老化ストレス関連遺伝子(WRN)の機能解析

2010年12月31日 | 医療 医薬 健康
児玉 靖司, 鈴木 啓司, 渡邉 正己
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 242

ヒトの寿命は、主に遺伝的素因と環境ストレスという2つの要因によって左右される。もし、老化を促進するストレス(老化ストレス)に対する感受性を決定する機構が明らかになれば、老化ストレスを軽減することが可能になるはずである。 [抄録] [PDF (220K)]

ヒト細胞の分裂寿命に対する酸素ストレスの影響

2010年12月31日 | 医療 医薬 健康
中山 由紀子, 児玉 靖司, 鈴木 啓司, 横山 兼久, 渡邉 正己
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 217
酸素ストレスがヒト細胞の分裂寿命に与える影響を調べるために、ヒト胎児細胞HE23、HE31、HE40を7日間を一継代として2種類の低酸素条件(0.5%O2、2%O2)と、コントロールとして20%O2の条件を用いて継代培養したところ、2%O2条件下の細胞では全ての細胞を通じて分裂寿命が最も長く、酸素ストレスの減少による分裂寿命の延長効果が見られた。 [抄録] [PDF (148K)]

正常ヒト細胞を用いた組織モデルの作製と評価

2010年12月31日 | 細胞と再生医療
山本 良平, 元野 満, Mitch Klausner, Gary D. Shipley, Ann K. Shipley, 妹尾 久雄
「動植物細胞におけるストレス応答機構」に関する共同研究 Vol. 1 (2000) 109
我々は正常ヒト細胞の分離および培養法を検討してきた(1、2、3)。その結果、表1に示す細胞の培地および培養法を開発することができた。これら正常細胞は、基礎研究および薬理·毒性試験において使われるが、通常の単層培養ではモデルとしての限界があると言わざるをえない。そこで、より生体に近似したモデルとして、表皮モデルおよび血管モデルについて検討を行った。 [抄録] [PDF (220K)]

遺伝子工学のためのプロモーターおよびプラスミドシステム

2010年12月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

出願番号 : 特許出願2009-193493 出願日 : 2009年8月24日
公開番号 : 特許公開2009-279007 公開日 : 2009年12月3日
出願人 : イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 外1名 発明者 : マーク エス.ペイン 外6名

【課題】代謝負荷の影響を最小限にし、生成物の必要性を満たすために組み換え型タンパク質の産生量を制御し、かつ形質転換された宿主細胞の安定性を高めながら、複数の遺伝子またはオペロンを容易かつ迅速に方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、ターミネーター配列にそれぞれ隣接する、少なくとも3つの異なる遺伝子またはオペロンのクローニングに有用な制限エンドヌクレアーゼ認識部位を含み、タンパク質発現のレベルを変えるためのグルコースイソメラーゼプロモーターの変異体を含有する、一連の低コピー数プラスミドに関する。この材料および方法は、特に複数の遺伝子挿入が求められる場合の、微生物における遺伝子工学に有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

新規versipelostatin誘導体、該誘導体の生産能を有する微生物

2010年12月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2008-135030 出願日 : 2008年5月23日
公開番号 : 特許公開2009-280526 公開日 : 2009年12月3日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 外1名 発明者 : 新家 一男 外2名
発明の名称 : 新規versipelostatin誘導体、該誘導体の生産能を有する微生物、及び該微生物を用いた前記誘導体の生産方法、並びに抗がん剤
【課題】高いGRP78発現抑制活性を有し、抗がん作用を示す新規化合物を提供すること。
【解決手段】本発明では、下記化学式(1)で表される化合物、若しくはその塩を提供する。本発明に係る化合物、およびその塩は、GRP78発現抑制活性を有する従来の化合物に比べ、非常に高いGRP78発現抑制活性を有しているため、これを有効成分として医薬品に用いることで、効果の高い新規な抗がん剤の提供を実現することができる。ekouhou 特許公開・明細書(全文)