バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

醸造用酵母を識別する染色体SNPsアレルの利用

2006年12月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-164748 出願日 : 2005年6月3日
公開番号 : 特許公開2006-333827 公開日 : 2006年12月14日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 小林 統 外2名

発明の名称 : 醸造用酵母を識別する染色体SNPsアレルの利用

【課題】酵母の菌株を相互に識別する方法、酵母の菌株を分類する方法、並びに、醸造特性に特徴のある菌株を選抜する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】遺伝子多型プライマーセットを用意し、1種以上の多型を指標として、酵母のゲノムDNAを検出することにより、酵母の菌株の識別、分類及び醸造特性に特徴のある菌株の選抜が可能であることを見いだした。

すべてのDNA分子を固定相に捕らえることが可能となる核酸の精製法

2006年12月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-168671 出願日 : 2005年6月8日
公開番号 : 特許公開2006-340649 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 柄谷 肇 外1名 発明者 : 柄谷 肇 外2名

発明の名称 : 核酸の精製法

【課題】本発明は、多種多様なDNA分子を100 %の回収率で分離精製することが可能となる核酸の分離精製法が提供される。
【解決手段】本発明は、生体試料をアンチカオトロピック(AC)効果に起因するファン・デル・ワールス相互作用に基づく。AC効果はACイオンが水の構造を安定化させることによって生じる。水の構造の安定化は,解離性リン酸基以外の解離を抑制し,DNA分子の構造の安定化をもたらす。結果的に,シラノール基とDNA分子間は,強いイオン結合ではなくファン・デル・ワールス相互作用に分類される双極子-イオン相互作用と双極子-双極子相互作用と塩基含有率が支配的となる。双極子-イオン相互作用はDNA分子をシリカゲル表面上に吸着させる点において十分な静電引力を発現させる。且つ非特異的な吸着の回避が可能となる。即ちDNAの分子サイズや構成塩基のシーケンスに依存することなく,すべてのDNA分子を固定相に捕らえることが可能となる。

樹状細胞(DC)表面のヒトCD40モノクローナル抗体

2006年12月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-189847 出願日 : 2006年7月10日
公開番号 : 特許公開2006-342173 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 三箇山 俊文 外4名

発明の名称 : 抗CD40モノクローナル抗体

【課題】DC細胞を用いた評価系を採用することにより、樹状細胞(DC)表面のヒトCD40抗原に対しても実質的にアンタゴニスティックである抗ヒトCD40抗体又はその機能的断片、および従来の抗ヒトCD40抗体に比べてより治療効果の高いことが期待されるアゴニスティックな抗ヒトCD40抗体又はその機能的断片の提供。
【解決手段】CD40に対し、アゴニスティックに又はアンタゴニスティックに作用する抗体又はその機能的断片。

アスタキサンチンの製造方法

2006年12月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2005-170393 出願日 : 2005年6月10日
公開番号 : 特許公開2006-340676 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : 旭化成株式会社 発明者 : アスカー ダラル 外1名

発明の名称 : アスタキサンチンの製造方法

【課題】養殖魚介類の色揚げに有用であり、健康食品としても利用されている天然のアスタキサンチンを、従来の酵母や緑藻等による製造法より簡便に生産し提供する。
【解決手段】ブレバンディモナス属に属する微生物が、アスタキサンチンを選択性高く生産することを見出した。即ち、アスタキサンチンの製造法は、アスタキサンチンを生産する能力を有するブレバンディモナス属細菌を培養し、培養物からアスタキサンチンを採取することを特徴とする。 >> 特許公開明細書PDF(特許庁)

微生物による炭素原子数18個以上のn-4系及び/又はn-7系の高度不飽和脂肪酸の製造法

2006年12月21日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2006-253323 出願日 : 2006年9月19日
公開番号 : 特許公開2006-340733 公開日 : 2006年12月21日
出願人 : サントリー株式会社 発明者 : 清水 昌 外2名

発明の名称 : n-4系及び/又はn-7系高度不飽和脂肪酸を含有する脂質及びその製造方法

【課題】n-4系及び/又はn-7系高度不飽和脂肪酸の微生物による製造方法の提供。
【解決手段】アラキドン酸生産能を有する微生物から得られた、パルミチン酸からステアリン酸への脂肪酸鎖長延長活性が低下又は欠損した微生物を培養し、培養物から脂質を採取することを特徴とするn-4系及び/又はn-7系高度不飽和脂肪酸を含有する脂質の製造方法。本発明によれば、従来微生物によっては製造できなかった、炭素原子数18個以上のn-4系及び/又はn-7系の高度不飽和脂肪酸を微生物により製造することができる。

大麦若葉のストレス潰瘍に対する予防効果

2006年12月21日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
 食物繊維をはじめ、ビタミンおよびミネラルを豊富に含む大麦若葉末は、便秘を始めとする胃腸の病気から身を守ることが知られている健康食品素材である。本試験はこの素材の機能性を調べる一環として大麦若葉末の胃潰瘍に与える影響をラットを用いて検討した。 第8回 日本未病システム学会 東洋新薬

GABAケールの高血圧に及ぼす作用

2006年12月21日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
γ‐アミノ酪酸(GABA)は中枢神経系で抑制に働く神経伝達物質のひとつであり、血圧上昇抑制作用を有することが知られている。我々は、GABAの前駆体であるグルタミン酸を豊富に含むケールを加工することで、GABAを高含有するケール末(GABAケール)の開発に成功したことから、このGABAケールを用いて血圧に及ぼす影響を検討した。 日本食品科学工学会第52回大会 東洋新薬


グルコースを認識する新規なレクチン

2006年12月21日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平9-208580 出願日 : 1997年7月17日
公開番号 : 特許公開平11-32759 公開日 : 1999年2月9日
出願人 : 藤田 禎三 発明者 : 藤田 禎三 外4名

発明の名称 : グルコースを認識する新規なレクチン

【構成】グルコースに特異的な結合能を有する新規なマボヤ体液由来蛋白質(レクチン)、それをコードするDNA、マボヤ体液をマンナンに接触させ、マンノース、またはグルコース溶液で溶出することを特徴とする当該蛋白質の製造方法、および当該蛋白質の一部、または全部を含有する感染症予防治療剤。
【効果】本発明の蛋白質(レクチン)は、病原微生物表面の糖鎖末端のグルコースに特異的に結合することを特徴とし、結合の結果病原微生物を不活化し、感染症の予防治療剤として有用である。本発明の蛋白質は、アミノ酸配列および塩基配列の解明により、遺伝子工学的手法による製造が可能となる。


異種抗原を含む組換えパラインフルエンザウイルス発現系およびワクチン

2006年12月21日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-513300 出願日 : 2004年4月23日
公表番号 : 特許公表2006-524511 公表日 : 2006年11月2日
出願人 : 505396224 外1名 発明者 : フーシェ,ロナルダス,アドリアヌス,マリア 外4名

発明の名称 : メタニューモウイルス由来の異種抗原を含む組換えパラインフルエンザウイルス発現系およびワクチン

本発明は、適当な宿主細胞系において異種遺伝子産物を発現させるために、および/または異種遺伝子産物を発現し、パッケージングし、かつ/または提示するネガティブ鎖RNA組換えウイルスをレスキューするために、使用することができる組換えウシ・パラインフルエンザウイルス(bPIV)cDNAもしくはRNAに関する。特に、異種遺伝子産物には、別の種のPIV由来または別のネガティブ鎖RNAウイルス(インフルエンザウイルス、呼吸器多核体ウイルス、ヒト・メタニューモウイルス、およびトリ・ニューモウイルスを含むが、これらに限らない)由来の遺伝子産物が含まれる。このキメラウイルスおよび発現産物は、広範な病原体および抗原に対するワクチンを含めたワクチン製剤において有利に使用される。