バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

分化を抑制するペプチドと造血幹細胞増殖法

2010年03月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願平10-197882 出願日 : 1998年7月13日
公開番号 : 特許公開2000-23674 公開日 : 2000年1月25日
出願人 : 麒麟麦酒株式会社 発明者 : 米屋 隆 外3名

【課題】 新規なノッチリガンド遺伝子、及び、細胞刺激因子との共存により造血幹細胞の分化を抑制し、造血幹細胞あるいは造血前駆細胞を増殖させることが可能なポリペプチドの提供。
【解決手段】 ノッチリガンド(例えば、以下の(A)又は(B)のタンパク質)のDSL領域のアミノ酸配列の少なくとも一部のアミノ酸配列を有し、かつ、造血幹細胞及び造血前駆細胞の分化抑制能を有するポリペプチドの存在下で、造血幹細胞または造血前駆細胞を培養する。
(A)配列番号2又は4に示すアミノ酸配列を有するタンパク質。
(B)配列番号2又は4に示すアミノ酸配列において、1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失又は挿入されたアミノ酸配列を有し、かつ、造血幹細胞及び造血前駆細胞の分化抑制能を有するタンパク質。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

放線菌を宿主とする新しいタンパク質発現系開発と応用

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-32648 出願日 : 2007年2月13日
公開番号 : 特許公開2008-193953 公開日 : 2008年8月28日
出願人 : 国立大学法人金沢大学 発明者 : 荻野 千秋 外1名

【課題】放線菌以外の生物に由来する外来タンパク質を放線菌により発現可能な発現系を構築する。
【解決手段】放線菌以外の生物由来の外来タンパク質を放線菌において発現するベクターであって、ストレプトバーティシリウム・シンナモニウム由来のホスフォリパーゼD遺伝子のプロモーター配列と、プロモーターの下流に発現可能に連結されている、ストレプトバーティシリウム・シンナモニウム由来のホスフォリパーゼD遺伝子のシグナル配列と、シグナル配列の下流に発現可能に連結されている、外来タンパク質をコードする外来塩基配列と、外来タンパク質の下流に連結されている、ストレプトバーティシリウム・シンナモニウム由来のホスフォリパーゼD遺伝子のターミネーター配列と、を備えるベクター。 明細書pdf >> かんたん特許検索

タンパク質封入型バイオナノカプセルおよびその製造方法

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-27267 出願日 : 2008年2月7日
公開番号 : 特許公開2009-184977 公開日 : 2009年8月20日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 外1名 発明者 : 近藤 昭彦 外3名

【課題】容易にタンパク質をバイオナノカプセルに導入する技術を提供する。
【解決手段】B型肝炎ウイルスタンパク質とリン脂質膜から構成される粒子の内部に、目的タンパク質(細胞内に導入されて生理作用を生じる各種ペプチドホルモン、リンホカイン、サイトカイン、酵素などの生理活性蛋白質;ワクチンとして作用する抗原性蛋白質等)が脂質結合ペプチドを介して前記リン脂質膜に結合した状態で封入されていることを特徴とするタンパク質封入型バイオナノカプセル。該バイオナノカプセルは、特定の細胞に対して特異的に目的タンパク質を送り込むものとして有用である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

バイオコンビケムによる化合物ライブラリーの効率的な生産方法

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-325353 出願日 : 2004年11月9日
公開番号 : 特許公開2006-129836 公開日 : 2006年5月25日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 今石 浩正 外1名

【課題】 多種多様な化合物を含むライブラリーを構築するための、バイオコンビナトリアル手法を用いた効率のよい方法を提供する。
【解決手段】 複数の酵素分子種を用いることを特徴とする化合物ライブラリーの構築方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

タンパク質高発現乳酸菌

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-81846 出願日 : 2005年3月22日
公開番号 : 特許公開2006-262724 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 近藤 昭彦 外1名

発明の名称 : タンパク質高発現乳酸菌

【課題】 タンパク質を高発現できる乳酸菌、より具体的には、より広範な乳酸菌株においてタンパク質を高発現するために適切なプロモーターを有する乳酸菌を提供すること。
【解決手段】 本発明のタンパク質高発現乳酸菌は、乳酸菌由来のプロモーター配列とS-layerタンパク質遺伝子の5’-非翻訳領域配列とが結合された高発現用プロモーター、および該高発現用プロモーターの制御下に連結された目的のタンパク質をコードするDNAを有する。好適には、S-layerタンパク質は、Lactobacillus acidophilus由来である。また、目的のタンパク質をコードするDNAは、分泌シグナル配列または表層提示用配列と連結されていてもよい。明細書pdf >> かんたん特許検索


膜結合型P450発現用カセットプラスミド

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-132484 出願日 : 2006年5月11日
公開番号 : 特許公開2007-300852 公開日 : 2007年11月22日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 今石 浩正 外1名

【課題】種々の膜結合型P450、とりわけ高等生物の膜結合型P450を大腸菌等の発現系において大量に発現させる手段を提供する。
【解決手段】膜結合型P450発現用カセットプラスミドであって、該プラスミドにおいて、膜結合型P450の膜結合領域をコードするヌクレオチド配列と、膜結合型P450の膜結合領域以降をコードするヌクレオチド配列とが連結されおり、膜結合型P450の膜結合領域をコードするヌクレオチド配列の3’末端コドンが、膜結合領域のC末端部分に存在する保存されたプロリンをコードするものであり、膜結合型P450の膜結合領域以降をコードするヌクレオチド配列の5’末端コドンが、該保存されたプロリンに隣接するグリシンをコードするものであり、該連結部分がSmaI認識部位を形成しているものである、カセットプラスミド。 明細書pdf >> かんたん特許検索

移植細胞集団の生育を促進する方法

2010年03月31日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-571396 出願日 : 2003年4月2日
公表番号 : 特許公表2006-514097 公表日 : 2006年4月27日
出願人 : リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ ミネソタ 発明者 : スティア,クリフォード ジェイ. 外1名

発明の名称 : 細胞生育促進方法

ウルソデオキシコール酸(UDCA)、それらの塩、及びそれらの類似物(例えば、グリコウルソデオキシコール酸及びタウロウルソデオキシコール酸)のような親水性胆汁酸を投与することにより、移植細胞集団の生育を促進するための方法。明細書pdf >> かんたん特許検索

新規アンジオテンシン変換酵素阻害ペプチド

2010年03月31日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-204944 出願日 : 2007年8月7日
公開番号 : 特許公開2009-40696 公開日 : 2009年2月26日
出願人 : キッコーマン株式会社 発明者 : 仲原 丈晴 外3名

【課題】少量の摂取でACEを有効に阻害し、かつ副作用の心配が無く、高血圧者が日常生活の中で容易に経口摂取できる新規のACE阻害ペプチドおよび該ペプチドを含む組成物を提供すること。
【解決手段】下記の構造式(1)~(2)で表されるペプチド、およびその塩を提供する。(1)Tyr-Thr、(2)Pro-Trp。 明細書pdf >> かんたん特許検索

麹菌分生子形成を増大させる遺伝子

2010年03月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-350758 出願日 : 2006年12月27日
公開番号 : 特許公開2008-161064 公開日 : 2008年7月17日
出願人 : 財団法人野田産業科学研究所 外2名 発明者 : 松島 健一朗 外2名

発明の名称 : 麹菌分生子形成を増大させる遺伝子、タンパク質、組換えベクター

【課題】固体培地培養及び液体培地培養での麹菌分生子形成数を増大させる。
【解決手段】アスペルギルス・オリゼ由来の特定の塩基配列からなるDNA、該DNAにコードされる蛋白質、該DNAを含み、麹菌分生子形成を増大する機能を有する組換えベクター、該ベクターによって形質転換された麹菌、 該遺伝子又は蛋白質の発現量が増大することによって、麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌、及び、該組換えベクターにより形質導入又は形質転換され、親株と比較して麹菌分生子形成が増大されていることを特徴とする麹菌。 明細書pdf >> かんたん特許検索

鳥インフルエンザH5N1は昨年より元気に暴れまわっている

2010年03月31日 | NEWSクリッピング
近畿医療福祉大学 勝田吉彰氏
 「忘れちゃダメ! 鳥インフルエンザH5N1は昨年より元気に暴れまわっているんだよ!!」と世間一般に注意をうながす動きが相次いでいる。カナダ政府は海外旅行者に向けて警告を出し、米紙もしっかり報じている。国連関連のタスクフォースも関心を持つよう訴えている。WHOも注意喚起を行った。NMonline.,2010. 3. 29