バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

「陸上最大のバイオマス」の生産を制御する遺伝子を発見

2006年12月14日 | NEWSクリッピング
- 転写因子「SND1」が繊維細胞の二次細胞壁成分の生合成を調節 -
「バイオマス」という言葉を聞いたことがありますか?食料や資材、燃料など、太陽エネルギーを蓄えた生物を原料とする資源のことです。陸上のおよそ30%にあたる35億ヘクタールは森林に覆われていて、この森林の樹木が蓄えているバイオマスは1.2~2.4兆トンにもおよびます。この量は人間が1年間に消費するエネルギーの約100倍に相当します。この陸上バイオマスの由来となっている細胞が「木質細胞(もくしつさいぼう)」です。理研プレスリリース2006-12-11

胃がん・糖尿「オーダーメード医療」の道開く

2006年12月14日 | NEWSクリッピング
韓国人の遺伝的な格差を示す遺伝子(DNA)変異の地図(ヒトゲノムマップ)が韓国内で初めて完成した。
科学技術部は13日、韓国人90人のDNAから2万5000個の「SNP(一塩基遺伝子多型性)」を見つけ出し、12月中に国際的なSNPデータベースの「dbSNP」のオフィシャルサイトに掲載する計画だと伝えた。 東亜日報(韓国)2006-12-14

改善は限定的 土壌使用の大気浄化実験 国道43号

2006年12月14日 | 菌類 細菌
 国土交通省近畿地方整備局は十二日、窒素酸化物(NOx)や浮遊粒子状物質(SPM)による大気汚染が深刻な尼崎、西宮市内の国道43号沿道で実施してきた「土壌を用いた大気浄化実験」の結果を公表した。浄化施設自体には一定の能力が確認できたが、施設から数十メートル以上離れると汚染物質濃度の改善が見られなくなるなど、効果は非常に限定的だったことが判明した。神戸新聞2006-12-13

アデノ関連ウイルスリポソーム及び樹状細胞

2006年12月14日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願平9-506920 出願日 : 1996年7月19日
公表番号 : 特許公表平11-510046 公表日 : 1999年9月7日
出願人 : ローヌ-プーラン ローラー ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド 発明者 : フィリップ ラミラ 外1名

発明の名称 : アデノ関連ウイルスリポソーム及び樹状細胞をトランスフェクトして特異性免疫を刺激することにおけるそれらの使用

細胞の遺伝子操作用組成物は脂質物質、及びアデノ関連ウイルス(AAV) 物質を含むリポソームを含む。典型的には、AAV 物質はプラスミドであり、AAV ゲノムの一つ以上の末端反復塩基を含む。AAV/リポソーム複合体を使用してDNAを細胞に導入する方法が開示される。DNAが幹細胞、T細胞、原発性腫瘍細胞、腫瘍細胞系及び樹状細胞又はその他の抗原提示細胞に導入され、発現される。このようなトランスフェクトされた細胞は癌又は微生物感染症を有する被験者を治療する治療方法に使用される。腫瘍抗原又はウイルス抗原をコードするDNAを有する樹状細胞はin vivo 投与により、又は抗原特異性リンパ球のex vivo の活性化、続いて被験者へのこれらのリンパ球の投与により腫瘍又はウイルス感染症を有する被験者を治療するのに使用される。

乳およびその副生物からラクトフェリンを分離、精製する方法

2006年12月14日 | 加齢 老化制御
出願番号 : 特許出願平10-57398 出願日 : 1998年2月24日
公開番号 : 特許公開平11-240899 公開日 : 1999年9月7日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 根岸 晴夫 外3名

発明の名称 : 乳およびその副生物からラクトフェリンを分離、 精製する方法

【解決手段】 αs-カゼイン固定化カラムを用いて、乳中に含まれるラクトフェリンを、安全、簡便、高純度に分離する方法に関する。
【効果】 乳中に含まれるラクトフェリンを安全、簡便、しかも高純度に分離することができる。

リボフラビンの製法及び生物、遺伝子もしくはベクターの使用

2006年12月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-365780 出願日 : 1998年12月22日
公開番号 : 特許公開平11-243976 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : フォルシュングスツェントルム ユーリッヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 外1名 発明者 : ニコル モンシャウ 外3名

発明の名称 : 単細胞又は多細胞生物、トレオニンアルドラーゼ遺伝子、該遺伝子を含有する構造体、該遺伝子を含有するベクター、形質転換生物、リボフラビンの製法及び生物、遺伝子もしくはベクターの使用

【課題】 リボフラビン形成の更なる最適化を可能にする単細胞又は多細胞の生物、有利に微生物をリボフラビンの生物工学的製造のために提供すること。
【解決手段】 グリシンの外からの供給なしでのこの生物のリボフラビン合成能が、標準条件下にグリシン6g/lを外から供給して培養する種アシビア ゴシピイ ATCC10895の野生型のリボフラビン合成能と少なくとも同じである様に変化したグリシン代謝を示すことを特徴とする、単細胞又は多細胞生物。

出願番号 : 特許出願平10-365751 出願日 : 1998年12月22日
公開番号 : 特許公開平11-243975 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : マルクス ポンペイウス 外5名

発明の名称 : アシビア・ゴシピイからのプリン生合成の遺伝子及び微生物学的リボフラビン生合成におけるその使用

【課題】 アシビア・ゴシピイからのプリン生合成の遺伝子及び微生物学的リボフラビン生合成におけるその使用【解決手段】 アシビア・ゴシピイからのプリン生合成の遺伝子及び微生物学的リボフラビン生合成におけるその使用。


制癌作用を有する生理活性物質、その生産菌、製造方法

2006年12月14日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平10-62074 出願日 : 1998年2月25日
公開番号 : 特許公開平11-246595 公開日 : 1999年9月14日
出願人 : 株式会社千佳 発明者 : 高沢 秀直

発明の名称 : 制癌作用を有する生理活性物質、その生産菌、製造方法および用途

【課題】 制癌作用DNA合成抑制および阻害作用、癌細胞アポトーシス誘導作用、プロテアーゼ作用を有するアスパラギン型糖鎖を有する分子量34~83kDaの糖タンパク質、又はそれらの混合物、その生産菌、製造方法および用途を得るものである。
【解決手段】 Con.Aに吸着するアスパラギン型糖鎖を有する分子量34~83kDaの糖タンパク質を生産することができる、アスペルギルス属に属する微生物を培養し、該培養物からCon.Aに吸着するアスパラギン型糖鎖を有する分子量34~83kDaの糖タンパク質、又はそれらの混合物を採取するCon.Aに吸着するアスパラギン型糖鎖を有する分子量34~83kDaの糖タンパク質、またはそれらの混合物の製造である。
【効果】 制癌作用を有する物質は固型癌、腹水型癌、多形細胞肉腫、癌の転移抑制、口腔腫瘍の治療に有用である。

微生物の活用で「環境」を柱に事業を推進

2006年12月14日 | 菌類 細菌
出光興産(株) 執行役員・アグリバイオ事業部長 四位敏章氏
 出光興産(株)のアグリバイオ事業部は昨年4月に発足した。発足と同時に赴任した四位部長は、石油化学部門で合成樹脂製品など新規事業の立ち上げを担ってきた。農業分野は初めてというが、長い経験から「自分の足で歩いて現場を理解する」を実践し事業部を引っ張っている。微生物を活用し安全な防除、元気な土づくり、健康な畜産などに貢献をめざす同事業部の今後の展望とJAグループに対する期待を聞いた。 農業協同組合新聞2006-12-13


インフルエンザ・鳥インフルエンザ・SARSを一挙に解決

2006年12月14日 | NEWSクリッピング
人体に感染するインフルエンザウイルスをはじめ鳥インフルエンザウイルス、SARSのコロナウイルスなどを完璧に除去できる製品が大徳のベンチャー企業により開発された。
韓国原子力研究所出身企業のGP&E社(代表 チョ·イルフン)は延世大学校ソン·ベクリン教授と共同でインフルエンザ、鳥インフルエンザに対して強力な抗ウイルス機能を持つ一方で人体には無害な物質(製品名: G·SOL)を開発したと12月12日に発表した。おはよう大徳(韓国)2006-12-13