バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

酸性水溶液中にGDF−5を含むタンパク質製剤

2019年05月24日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: アドバンスト・テクノロジーズ・アンド・リジェネレイティブ・メディスン・エルエルシー, Advanced Technologies and Regenerative Medicine, LLC
発明者: ダニエル・ピーター, セン・アソーク・シー, スー・ドンリン

出願 2010-520058 (2008/07/16) 公開 2010-535780 (2010/11/25)

【要約】骨形態発生タンパク質溶液を安定化させるための改善された組成物及び方法が提供される。この組成物はGDF−5の水溶液及び生体適合性酸(塩酸、酢酸、リン酸、又はトリフルオロ酢酸など)を含み、この溶液のpHは約3.0~約3.6であり、これにより、取扱い時及び低温での長期保存中のGDF−5タンパク質の安定性改善がもたらされる。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010535780/

多層の分離層を有する薬剤形

2019年05月13日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: エボニック レーム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングg, Evonik Roehm GmbH

出願 2009-521173 (2007/03/19) 公開 2009-544639 (2009/12/17)

発明者: ロザリオ リツィオ, エルナ ロート, ハンス−ウルリヒ ペーテライト
【要約】本発明は、胃液抵抗性で腸液可溶性の(メタ)アクリレート−コポリマーからなるコーティング層で包囲されている作用物質含有コアを含有し、ここで、コアとコーティング層との間に膜形成性の水溶性ポリマーを含有している分離層が存在している薬剤形に関し、この分離層は、少なくとも3層に設計されており、この際、膜形成性の水溶性ポリマーの2層が撥水性物質を有している1層を取り囲んでいることを特徴としている。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2009544639/

手を加えずにバイオ医薬を評価できるNMR測定法を開発

2019年03月12日 | 医薬工学 製剤 DDS
-高次構造に基づくバイオ医薬の品質評価への応用に期待-

プレスリリース 掲載日:2019.03.12
産業技術総合研究所

国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)創薬分子プロファイリング研究センター【研究センター長 夏目 徹】構造モダリティ研究チーム 竹内 恒 研究チーム長とハーバード大学 医学部 ダナファーバーがん研究所のHari Arthanari博士らは、従来とは異なり炭素とフッ素の原子核間相互作用を活用してNMRの観測感度などを向上させ、従来と比べて一桁大きい分子量10万を超える大きなタンパク質の芳香族アミノ酸残基側鎖のNMR観測に成功した。
https://research-er.jp/articles/view/78027

厚労省 医薬品GDPガイドライン導入 

2019年01月13日 | 医薬工学 製剤 DDS
出荷後から納品まで流通一貫管理 温度管理、偽造品防止を徹底

ミクスonline.,公開日時 2019/01/11

厚生労働省医薬・生活衛生局は、医薬品の市場出荷後から医療機関・薬局への納品までの流通を一貫して管理するため、厚労行政推進調査事業(GDP研究班)がまとめた「医薬品の適正流通(GDP)ガイドライン」を、対象となる製薬企業、医薬品卸などに周知するよう都道府県へ事務連絡した。
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/66860/Default.aspx

固形製剤及びその製造方法

2019年01月08日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: 武田薬品工業株式会社
発明者: 酒井 智代, 大野 泰雄, 上西 直幸

出願 2008-187313 (2008/07/18) 公開 2010-024181 (2010/02/04)

【要約】【課題】崩壊性が改善された固形製剤及びその製造方法を提供する。【解決手段】固形製剤は、活性成分(ビタミンB6類など)とカルボキシル基含有単糖類又はその誘導体(グルクロン酸又はそのアミド、グルクロノラクトンなど)とを含んでおり、さらに、グリコサミノグリカン類を含んでいてもよい。カルボキシル基含有単糖類又はその誘導体とグリコサミノグリカン類(コンドロイチン硫酸又はその塩)とは、群分けされた形態(ビタミンB6類とカルボキシル基含有単糖類又はその誘導体とを含む製剤群と、ビタミンB1類とビタミンB12類とグリコサミノグリカン類とを含む製剤群との群分け形態)で含有されていてもよい。固形製剤は、崩壊剤を実質的に含まなくても高い崩壊性を示す。固形製剤はコーティング錠であってもよい。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2010024181/


生物学的有効成分の安定性及び貯蔵寿命を向上させるための連続的マルチマイクロカプセル封入方法

2018年07月20日 | 医薬工学 製剤 DDS
生物学的有効成分の安定性及び貯蔵寿命を向上させるための連続的マルチマイクロカプセル封入方法


出願人: ゲーアーテー・フォルムラツィオーン・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
発明者: カサーナ・ギネア・ヴィクトール, ギーメノ・ジーッラ・ミギェル, ギーメノ・ジーッラ・バルバーラ, モーザー・マルタ

出願 2006-544472 (2004/12/17) 公開 2007-521135 (2007/08/02)

【要約】本発明は、マイクロカプセル、並びにエマルションのin=situ界面重合による連続的な水中油中水型マイクロカプセル封入法に関する。本発明の調合物は、マイクロカプセルが分散した連続水相を含み、このマイクロカプセルは油滴を含み、そして個々の油滴(これは場合によっては油溶性材料を含む)の内部には、水または水性抽出物または水分散性もしくは水溶性材料が分散している。この油滴は、天然由来の重合性材料によって封入される。このようなマイクロカプセルは、噴霧乾燥法に適しており、乾燥粉末、凍結乾燥した自己乳化性粉末、ゲル、クリーム及び任意の液体の形として使用される。上記マイクロカプセルに含まれる有効化合物は、健康及び他の生物学的目的に有益なものである。このような調合物は、任意の部類の食品に配合するのに好適であり、特に栄養補給食品の製造や、並びに化粧品(例えば、若返りクリーム、防しわクリーム、ゲル、浴用及びシャワー用消費製品及びスプレー)の製造に好適である。該調合物は、食品、微生物の培養のための培地、及び栄養補強食品に加えられる化合物、特に分解もしくは酸化し易い化合物を安定化するのに好適である。

https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2007521135/

金属イオン−機能性繊維成分錯体組成物、その調製および使用

2018年04月27日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: ヴィダシム・インコーポレーテッド
発明者: ウー−ウォン,ジンシュン・ルース

出願 2015-561528 (2014/03/04) 公開 2016-516675 (2016/06/09)

【要約】金属イオンまたはクラスター、たとえば鉄(II)および/または鉄(III)化合物、またはマグネシウム、亜鉛、ランタンおよび他の金属イオンの化合物、ならびに繊維成分、たとえばアラビアゴムを、錯体中に含む組成物、そのような組成物を調製する方法、ならびに胃腸管および体外系における特定の到達可能な標的を吸着処置するためのその使用を本発明において提供する。
https://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2016516675/

カイコモデル系によるヒト薬物吸収性の評価

2018年03月23日 | 医薬工学 製剤 DDS
カイコモデル系によるヒト薬物吸収性の評価
プレスリリース 掲載日:2018.03.23
国立遺伝学研究所 ライフサイエンス統合データベースセンター

Construction of a simple evaluation system for the intestinal absorption of an orally administered medicine using Bombyx mori larvae

Fumika Ichino, Hidemasa Bono, Takeru Nakazato, Atsushi Toyoda, Asao Fujiyama, Kikuo Iwabuchi, Ryoichi Sato, Hiroko Tabunoki

ヒトの腸管吸収はヒト結腸癌由来の細胞株Caco-2細胞や腸灌流、哺乳類モデルを用いて見積もられていますが、これらの系にはその能力において限界がありました。マウスやラットなどの実験動物によるin vivoの評価系には倫理的な問題があり、また創薬段階における大規模な薬剤スクリーニングが困難となっていました。そこで、東京農工大学農学部 天竺桂弘子講師を中心とするグループは、薬剤腸管吸収の評価にカイコガ(Bombyx mori)幼虫を用いる手法を提案し、さらに経口投与による腸管透過性を評価する系を開発しました。
https://research-er.jp/articles/view/69152

メラトニンベースの溶液およびそれらの製造のための粉末

2018年02月28日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: エラテック エス.アール.エル., ERATECH S.R.L.
発明者: マギー,ロレッタ, カポネッティ,ジョヴァンニ

出願 2014-540490 (2012/11/09) 公開 2014-533251 (2014/12/11)


【要約】本発明は、新生児の脳梗塞の治療のための、メラトニン、少なくとも1つの可溶性賦形剤および少なくとも1つの界面活性剤を含む、注射用調製物のための用時調製型粉末に関する。本発明はまた、水とポリアルキレングリコールとの混液中に、メラトニン、少なくとも1つの可溶性賦形剤および少なくとも1つの界面活性剤を含む、再形成される粉末を溶解して得られる溶液であって、その溶液中にメラトニンが3~30 mg_mlの量で存在し、ポリアルキレングリコールが用いられる液体の全容積の5~40%の量で存在する溶液の形態での注射用調製物にも関する。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014533251/

粘膜ワクチンの送達のためのペプチド

2018年02月04日 | 医薬工学 製剤 DDS
出願人: ユニバーシティ オブ メリーランド, ボルチモア, インスティテュート スペリオレ デ サニタ
発明者: デ マジストリス, マリア, ファザーノ, アレッシオ

出願 2007-551404 (2006/01/13) 公開 2008-526985 (2008/07/24)

【要約】本発明は、アジュバントペプチド、並びに粘膜、特に鼻組織における抗原吸収を促進するための使用に関する。粘膜送達のためのワクチン組成物には、アジュバントペプチド、及び免疫応答を誘導するための抗原が含まれる。本発明の第一の実施形態は、哺乳動物において抗原に対する免疫応答を誘導する方法であって、アミノ酸配列FCIGRL(配列番号1)を有するペプチド又はその機能的誘導体及び該抗原を該動物に投与することを含み、該哺乳動物が該抗原に対する該免疫応答を上昇させる方法である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2008526985/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下