バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

健忘症の予防・治療剤

2006年12月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-16001 出願日 : 2005年1月24日
公開番号 : 特許公開2006-199666 公開日 : 2006年8月3日
出願人 : 長瀬産業株式会社 外1名 発明者 : 小坂 邦男 外2名

発明の名称 : 健忘症の予防・治療剤

【課題】 健忘症に対して良好な予防・治療効果を示すとともに、副作用が少なく、安全性の高い予防・治療剤を提供する。
【解決手段】 予防・治療剤は、カルノジン酸及び/又はロズマリン酸又はそれらの塩を有効成分として含有する。さらに、ビタミン類及びビタミン様作用物質(L-カルニチン、コエンザイムQ10など)から選択された少なくとも一種を含んでいてもよい。

脳記憶機能低下症状回復剤及びその調製方法

2006年12月18日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-24620 出願日 : 2005年1月31日
公開番号 : 特許公開2006-206556 公開日 : 2006年8月10日
出願人 : 株式会社太田胃散 発明者 : 野原 稔弘 外5名

発明の名称 : 脳記憶機能低下症状回復剤及びその調製方法

【課題】 老化、ストレス、飲酒などに起因するヒトの脳記憶機能低下症状を効果的に回復させるための、容易に経口接取し得る治療剤を提供する。
【解決手段】 葛花乾燥物の抽出エキスからなる脳記憶機能低下症状回復剤であって、
(イ)葛花乾燥物を水と低級アルコールのいずれか一方又は両方からなる溶剤で抽出する工程、
(ロ)この抽出液又はその濃縮液をカラムクロマトグラフィーにより分画する工程、
(ハ)脳記憶機能低下症状回復作用を有する画分を回収する工程、及び
(ニ)この回収した画分を濃縮乾燥する工程
により調製する。

カリニ肺炎の感染防ぐたんぱく質、東大グループが特定

2006年12月18日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 体の免疫機能が低下している人がかかりやすいカリニ肺炎の感染を防ぐ働きを持つたんぱく質を、岩倉洋一郎・東京大医科学研究所教授らのグループが特定した。エイズ患者や臓器移植を受けた人などでの治療に役立つ可能性があるという。Asahi.com.,2006-12-12


幹細胞移植を受けた患者には長期の癌リスクに曝される

2006年12月18日 | 医療 医薬 健康
造血幹細胞移植後10年間で患者に2回目の固形癌が発現する確率は一般人口の2倍近

【12月7日】造血幹細胞移植後10年間で患者に2回目の固形癌が発現する確率は一般人口の2倍近くになると示唆する最新の研究が『Cancer』オンライン版に11月27日に発表された。この論文によれば、そのリスクは40歳以上の患者と、女性ドナーから幹細胞を受け取った患者で特に顕著であり、その場合の癌リスクは4倍近くになる。Allison Gandey Medscape Medical News




セサミンの血糖値低下作用を確認

2006年12月18日 | 医療 医薬 健康
セサミンの肥満モデル動物に対する研究成果について
国際動脈硬化学会で発表
サントリー(株)健康科学研究所(所長:木曽良信、大阪府三島郡島本町)とお茶の水女子大学・藤原葉子助教授のグループは、セサミンの肥満モデル動物に対する作用について共同研究を進め、今回、新たにセサミンの血糖値低下作用について確認しました。http://www.suntory.co.jp/news/2006/9515.html

アラキドン酸による脳機能の若返りに神経細胞膜の流動性が関与している

2006年12月18日 | 医療 医薬 健康
アラキドン酸(ARA)による脳機能の若返りに神経細胞膜の流動性が関与している事を確認 ― 第29回日本神経科学大会で発表 ―
サントリー(株)健康科学研究所(所長:木曽良信、大阪府三島郡島本町)は、東海大学大学院開発工学部生物工学研究科(榊原学教授)との共同研究により、老化によって海馬神経細胞膜の流動性が低下する現象を確認するとともに、老齢動物がアラキドン酸(ARA)を摂取することによって神経細胞膜の流動性が維持されることを明らかにしました。http://www.suntory.co.jp/news/2006/9531.html

ヒトES細胞株樹立の論文が掲載されました!!

2006年12月18日 | NEWSクリッピング
Efficient establishment of human embryonic stem cell lines and long term maintenance with stable karyotype by enzymatic bulk passage. Hirofumi Suemori, Kentaro Yasuchika, Kouichi Hasegawa, Tsuyoshi Fujioka, Norihiro Tsuneyoshi and Norio Nakatsuji.
"Biochemical and Biophysical Research Communications, 345, 926-32 (2006)
京都大学再生医科学研究所 附属幹細胞医学研究センター

ラクトフェリンが放射線障害を防護‐放医研グループが発見

2006年12月18日 | NEWSクリッピング
 放射線医学総合研究所(米倉義晴理事長)は、母乳や哺乳類の乳汁に多く含まれる「ラクトフェリン」に、放射線障害を防護する顕著な効果があることを、マウスを用いた実験で明らかにした。同研究所基盤技術センターの西村義一センター長らによる成果。今後、被爆障害の安価な予防薬、治療薬の開発につながることが期待される。 薬事日報 2006-12-15