バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

癌遺伝子導入細胞を用いて、腫瘍細胞に選択的に細胞死を誘導する物質の生産

2008年06月30日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2005/005353 国際出願日 : 2005年3月24日
国際公開番号 : WO2005/092916 国際公開日 : 2005年10月6日
出願人 : アステラス製薬株式会社 発明者 : 永井 浩二 外2名

発明の名称 : 新規発酵生産物

本発明者等は、癌遺伝子導入細胞を用いて、腫瘍細胞に選択的に細胞死を誘導する物質の探索を鋭意行ったところ、ストレプトミセス属に属する放線菌より得られた新規なペプチド系発酵生産物が、癌遺伝子導入細胞に対する強力かつ選択的な細胞傷害活性を有することを見出し本発明を完成した。即ち、本発明は、強力かつ選択的な細胞傷害活性を有する、多数のチオアミド結合を有する直鎖部分と5アミノ酸残基から構成される環状部分からなるペプチド系の発酵生産物またはこれらの製薬学的に許容される塩を提供するものである。

変異グルコース脱水素酵素

2008年06月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/007687 国際出願日 : 2005年4月22日
国際公開番号 : WO2005/103248 国際公開日 : 2005年11月3日
出願人 : アークレイ株式会社 発明者 : 山岡 秀亮

発明の名称 : 変異グルコース脱水素酵素

配列番号13に示すアミノ酸配列を有するグルコース脱水素酵素の472位及び/又は475位のアミノ酸残基を他のアミノ酸残基に置換することによって、前記酵素のグルコースに対する基質特異性を向上させる。

ヒドロキシカルボン酸類の生産方法

2008年06月30日 | ファインケミカル 中間体
国際出願番号 : PCT/JP2005/007416 国際出願日 : 2005年4月19日
国際公開番号 : WO2005/106005 国際公開日 : 2005年11月10日
出願人 : 三井化学株式会社 発明者 : 和田 光史 外4名

発明の名称 : ヒドロキシカルボン酸類の生産方法

グリコール酸をはじめとするヒドロキシカルボン酸は、ポリマー原料や医薬中間体として有望な化合物である。しかし現在までに知られているヒドロキシカルボン酸の生産方法では、安価で高純度なヒドロキシカルボン酸を供給することができないという問題があった。本発明の目的は夾雑物の少ないヒドロキシカルボン酸を短時間で高生産する微生物を創出し、該微生物を用いたグリコール酸をはじめとするヒドロキシカルボン酸の製造方法を提供することにある。
エチレングリコールからグリコールアルデヒドへの反応を触媒する酵素の活性を付与又は強化した微生物を創出し、該微生物を用いて夾雑物の少ないグルコール酸をはじめとするヒドロキシカルボン酸を短時間で高生産する。該生産方法によって高純度なヒドロキシカルボン酸を安価に供給することが可能となる。

リンパ球細胞へ遺伝子導入するための組換えウイルスベクター

2008年06月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/008250 国際出願日 : 2005年4月28日
国際公開番号 : WO2005/108581 国際公開日 : 2005年11月17日
出願人 : 財団法人阪大微生物病研究会 発明者 : 森 康子 外4名

発明の名称 : リンパ球細胞へ遺伝子導入するための組換えウイルスベクター

組換えヘルペスウイルス、およびその製造方法、ならびに組換えヘルペスウイルスを含む薬学的組成物を提供すること、さらに、ヘルペスウイルスゲノム遺伝子とBACベクター配列とを含むベクター、およびそのようなベクターを含む細胞、ならびにヘルペスウイルスゲノムと相同組換えし得るフラグメント、およびBACベクター配列を含む核酸カセットを提供することが課題である。
BACベクター配列を用いる組換えヘルペスウイルス製造方法を開発することによって上記課題を解決した。


抗腫瘍剤、抗腫瘍剤の製造方法

2008年06月30日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP2005/009185 国際出願日 : 2005年5月19日
国際公開番号 : WO2005/112951 国際公開日 : 2005年12月1日
出願人 : 財団法人微生物化学研究会 発明者 : 高橋 良和 外3名

発明の名称 : 抗腫瘍剤、抗腫瘍剤の製造方法、抗腫瘍剤を含む医薬組成物、及び抗腫瘍剤産生菌

ガン細胞にのみ作用する選択作用性の強化、副作用の軽減、薬剤耐性の克服などを達成し、ヒト小細胞肺癌Ms-1細胞や、アポトーシス抑制タンパク質Bcl-2又はBcl-XLを過剰に発現するヒト小細胞肺癌Ms-1/Bcl-2細胞、Ms-1/Bcl-XL細胞に細胞死を誘導する活性を有する抗腫瘍剤等を提供することを目的とする。
本発明は、下記一般式で表される化合物及びその誘導体のいずれかであることを特徴とする抗腫瘍剤である。


ただし、前記一般式中、Rは、水素原子又はアルキル基を表す。


テイコプラニンの高純度生産方法

2008年06月30日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2007-508280 出願日 : 2005年4月15日
公表番号 : 特許公表2008-506360 公表日 : 2008年3月6日
出願人 : ドン クック ファーマシューティカル カンパニー リミテッド 発明者 : ユン,ドク-ジュン 外7名

発明の名称 : テイコプラニンの高純度生産方法

本発明によるテイコプラニンの高純度生産工程は、テイコプラニンの生産能を有する放線菌など微生物を培養して得られた培養液を多孔性吸着樹脂に吸着させた後(又はテイコプラニンの純度をさらに高めるための前処理工程として、限外ろ過工程を前記多孔性吸着樹脂に吸着させる工程以前に追加することができる)選択的な溶出条件としてテイコプラニンを分離する粗精製工程と、活性炭又は/及び限外ろ過を利用して高純度のテイコプラニンを回収する後処理工程を包含する。

インターフェロン-ガンマ応答強化を誘発するための免疫刺激複合体

2008年06月30日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-533000 出願日 : 2005年7月18日
公表番号 : 特許公表2008-506789 公表日 : 2008年3月6日
出願人 : シーエスエル、リミテッド 外1名 発明者 : デイヴィス ヘザー エル 外2名

発明の名称 : インターフェロン-ガンマ応答強化を誘発するための免疫刺激複合体及びオリゴヌクレオチド処方物

(a)オリゴヌクレオチド、及び(b)免疫刺激複合体、及び(c)抗原を含むワクチン組成物は強力なインターフェロン-ガンマ免疫応答を誘発する。免疫刺激モチーフを含むオリゴヌクレオチド及び免疫刺激モチーフを欠くオリゴヌクレオチドの両者が、免疫刺激複合体とともに投与されるときインターフェロン-ガンマ応答に寄与する。

免疫応答の評価方法

2008年06月30日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-515311 出願日 : 2005年5月24日
公表番号 : 特許公表2008-507259 公表日 : 2008年3月13日
出願人 : ベイラー・リサーチ・インスチチユート 発明者 : バンシユロ,ジヤツク 外3名

発明の名称 : 免疫応答の評価方法

本発明は、サブセットにおいて目的の免疫反応性を導き出すエピトープが該サブセットのターゲティング剤として同定される、免疫反応性の複数のパラメータについて培養物を同時に分析して最低1個のエピトープを同定することによる、被験体のHLSタイプに依存しないT細胞エピトープを同定するための組成物および方法を包含する。

菌株遺伝子操作による改善されたタンパク質発現のための方法

2008年06月30日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-523707 出願日 : 2005年7月26日
公表番号 : 特許公表2008-507294 公表日 : 2008年3月13日
出願人 : ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド 発明者 : ラムセイアー,トーマス,エム. 外2名

発明の名称 : 菌株遺伝子操作による改善されたタンパク質発現のための方法

本発明は、組換えタンパク質又はペプチドの生産レベルを改善する又は宿主細胞において発現される活性組換えタンパク質又はペプチドのレベルを改善するための方法である。本発明は、組換えタンパク質を発現する細胞の2つの遺伝的プロフィールを比較し、組換えタンパク質発現に応答して上方調節される遺伝子産物の発現を変化させるように前記細胞を修飾する方法である。前記方法は、例えば組換えタンパク質の溶解度を上昇させることによって、タンパク質の生産を改善することができる又はタンパク質の品質を改善することができる。

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌とメチシリン感受性黄色ブドウ球菌とを区別する方法

2008年06月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2007-523752 出願日 : 2005年7月26日
公表番号 : 特許公表2008-507296 公表日 : 2008年3月13日
出願人 : ナノスフェアー インコーポレイテッド 発明者 : ラマクリシュナン、ラメッシュ 外1名

発明の名称 : 混合培養物中でメチシリン耐性黄色ブドウ球菌とメチシリン感受性黄色ブドウ球菌とを区別する方法

本発明は、増幅させた核酸分子より生物学的複雑性が高い核酸分子を含む試料などの試料中のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を検出するための、単離オリゴヌクレオチドおよび方法を提供する。