バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

神経幹細胞の分化誘導方法及び分化誘導培地及び分化誘導剤

2005年12月31日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-53381 出願日 : 2005年2月28日
公開番号 : 特許公開2005-278641 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 独立行政法人産業技術総合研究所 発明者 : 金村 米博 外2名

発明の名称 : 神経幹細胞の分化誘導方法及び分化誘導培地及び分化誘導剤

【課題】 神経幹細胞からニューロン、特にアセチルコリン作動性ニューロンを高い割合で分化誘導できる方法及び培地を提供する。
【解決手段】 培養中の神経幹細胞培地にコンドロイチナーゼを添加する方法、あるいは神経幹細胞にニューロカンとコンドロイチナーゼを添加することにより、神経幹細胞の分化を誘導する方法であり、コンドロイチナーゼとしては、コンドロイチナーゼABC又はコンドロイチナーゼACであることが好ましい。

高純度化されたムコ多糖の製造方法

2005年12月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-157093 出願日 : 2004年5月27日
公開番号 : 特許公開2005-336330 公開日 : 2005年12月8日
出願人 : 株式会社トクヤマ 発明者 : 岩田 在博 外3名

発明の名称 : 高純度化されたムコ多糖の製造方法

【課題】 例えば鮭の鼻軟骨からアルカリ抽出法や酵素法により抽出されたコンドロイチン硫酸ナトリウム抽出液のように、タンパク質等の夾雑物を含むムコ多糖含有組成物(原料組成物)から夾雑物を簡便且つ低コストで除去し、高純度のムコ多糖を得る方法を提供する。
【解決手段】 ムコ多糖並びにタンパク質及び/又はその分解物を含有してなる原料組成物、及び酢酸ナトリウム等の食塩塩を含み且つ該食塩の濃度が8~60重量%である水溶液を調製した後に、当該水溶液とエタノール等の水溶性有機溶媒とを混合して、ムコ多糖を選択的に析出させて高純度化されたムコ多糖を得る。

出願番号 : 特許出願2004-66012 出願日 : 2004年3月9日
公開番号 : 特許公開2005-255727 公開日 : 2005年9月22日
出願人 : 株式会社トクヤマ 発明者 : 岩田 在博 外3名

発明の名称 : 高純度化されたムコ多糖の製造方法

【課題】 例えば鮭の鼻軟骨からアルカリ抽出法や酵素法により抽出されたコンドロイチン硫酸ナトリウム抽出液のように、タンパク質等の夾雑物を含むムコ多糖含有組成物(原料組成物)から夾雑物を簡便且つ低コストで除去し、高純度のムコ多糖を得る方法を提供する。
【解決手段】 ムコ多糖並びにタンパク質及び/又はその分解物を含有してなる原料組成物、及び酢酸ナトリウム等の有機カルボン酸塩を含み且つ該有機カルボン酸塩濃度が8~60重量%である水溶液を調製した後に、当該水溶液とエタノール等の水溶性有機溶媒とを混合して、ムコ多糖を選択的に析出させて高純度化されたムコ多糖を得る。

コンドロイチン硫酸の製造方法

2005年12月31日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-172484 出願日 : 2004年6月10日
公開番号 : 特許公開2005-350564 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 株式会社トクヤマ 発明者 : 岩田 在博 外3名

発明の名称 : コンドロイチン硫酸の製造方法

【課題】 例えば鮭の鼻軟骨からアルカリ抽出法や酵素法により抽出されたコンドロイチン硫酸ナトリウム抽出液のように、タンパク質等の夾雑物を含む原料組成物から夾雑物を簡便且つ低コストで除去し、高純度で且つ水溶液状態としたときに濁りのない日本薬局方外医薬品規格を満足するようなコンドロイチン硫酸ナトリウムを得る方法を提供する。
【解決手段】 例えば上記原料組成物を精製し、不純物として生体由来の難水溶性又は非水溶性不純物を少なくとも含み、且つ生体由来の不純物の総含有量が0.01~3.00重量%であるコンドロイチン硫酸粗体を得、次いで(1)前記粗体が溶解したpH3.0~6.5の水溶液を調製した後に該水溶液と水溶性有機溶媒とを混合してコンドロイチン硫酸を析出させるか又は(2)固体状の前記粗体から水溶性有機溶媒を用いて生体由来の難水溶性又は非水溶性不純物を抽出除去する。

出願番号 : 特許出願2004-7828 出願日 : 2004年1月15日
公開番号 : 特許公開2005-198557 公開日 : 2005年7月28日
出願人 : 株式会社サンシーフーズ 発明者 : 江藤 忠士 外1名

発明の名称 : 蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料及びその製造方法

【課題】 魚類の軟骨から蛋白質とコンドロイチン硫酸を同時に抽出する。
【解決手段】 魚類の軟骨を蛋白質分解酵素で酵素分解してペプチド状にしたことを特徴とする,蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料である。また,魚類の軟骨に魚類の軟骨以上の重量の水を添加し,40℃以上の水温で蛋白質分解酵素を添加して酵素分解した後,固液分離し,液分を乾燥することを特徴とする,蛋白質とコンドロイチン硫酸を含有する食品原料の製造方法である。コンドロイチン硫酸が体内で良く吸収される。組織細胞の保水効果が高いため,老化に伴う体内での組織細胞の水分減少を抑えることができる。ペプチド状にした蛋白質は,ムコ多糖であるコンドロイチン硫酸の働きを活用化し,健康な骨や細胞を維持するのに有効である。食品衛生法に抵触しない製造方法により,魚類の軟骨から,コンドロイチン硫酸を体内で吸収しやすい状態にした食品原料を提供できる。

出願番号 : 特許出願2003-383133 出願日 : 2003年10月7日
公開番号 : 特許公開2005-113106 公開日 : 2005年4月28日
出願人 : 片平 亮太 発明者 : 片平 亮太

発明の名称 : 粗コンドロイチン硫酸類の製造法



要約:

【目的】
鮭又は/及び鱒の頭部に含まれるコンドロイチン硫酸類を簡単かつ効率的に収率よく粗コンドロイチン硫酸類を抽出する方法を提供する。
【構成】
鮭又は/及び鱒の頭部に存在するコンドロイチン硫酸類を含む軟骨部分を軟骨類の熱溶解又は/及び熱融解温度(110℃)以上で、熱損傷の少ない温度(160℃)以下の範囲で頭部より粗コンドロイチン硫酸類を簡単に抽出することができ、また魚類頭部に溶け出した粗コンドロイチン硫酸類が流出しやすくなる路を作ることにより収率よく抽出することができ、さらに加熱前処理をたんぱく質変性温度(60℃)以上、軟骨類の熱溶解又は/及び熱融解温度(110℃)以下の段階的加熱を行うことでより効率的よく粗コンドロイチン類を抽出することができる。

植物遺伝子置き換え自在 石川県立大、森助教授ら新技術考案 色や形、性質変わる

2005年12月30日 | 植物&農業
 植物の細胞内に改造した遺伝子を組み込み、本来の遺伝子と置き換えて容易に性質を改変する技術を、石川県立大生物資源工学研究所の森正之助教授の研究グループが考案した。植物遺伝子工学分野ではこれまで、新たな遺伝子を加えて組み込んだり、特定の遺伝子の働きを抑える技術にとどまっていた。
詳細>>北国新聞2005-12-29

東大論文問題:RNA第一人者・多比良教授を処分へ--裏付け資料出せず

2005年12月30日 | 創薬 生化学 薬理学
東京大大学院工学系研究科の多比良和誠(たいらかずなり)教授らが発表した論文について、「裏付けるデータがない」として大学が調査していた問題で、教授側は期限までに実験結果の裏付け資料を大学側に提出できないことが28日、分かった。これを受け同大は教授と研究グループを処分することになった。
MSN 毎日新聞 2005年12月29日 東京朝刊 関連情報>>RIIBS Japan

ティーツリー精油の新規用途

2005年12月30日 | 飼料 水畜産
出願番号 : 特許出願2003-195751 出願日 : 2003年7月11日
公開番号 : 特許公開2004-99594 公開日 : 2004年4月2日
出願人 : キョウワ薬品株式会社 発明者 : 川口 富久 外5名

発明の名称 : ティーツリー精油の新規用途

【課題】従来、魚類の各種疾病は、抗生物質やワクチンおよび各種免疫増強剤などで対応してきたが、抗生物質に対しては耐性菌の出現など食品衛生上の問題点が多い。一方、ワクチンや各種免疫増強剤などでは、経済性、有効性、安全性、および労力や入手方法などの点で実用性に欠けるものが多いなど、課題点が多い。また、現状の水産養殖では、超過密飼育により、養殖魚を効率よく成長させることが困難である。これらの課題点を解決するための各種組成物を提供する。
【解決手段】ティーツリー精油を含有する組成物を給餌することにより、免疫賦活作用、抗菌作用、ワクチン効果増強作用、及び/又は増体作用などが相加的あるいは相乗的に発揮されて、安全かつ経済的に魚類の各種疾病を防除するための、及び/又は魚類の飼育成績を改善するための組成物。

家禽の抗カンピロバクター剤

2005年12月30日 | 飼料 水畜産
出願番号 : 特許出願2003-355843 出願日 : 2003年10月16日
公開番号 : 特許公開2005-120003 公開日 : 2005年5月12日
出願人 : 機能研産業株式会社 発明者 : 井上 雅彦 外1名

発明の名称 : 家禽の抗カンピロバクター剤

【課題】食肉や卵を通して人体に好ましくない影響を与える化学薬品や抗生物質を家禽に与えなくてもよいように、家禽に抗カンピロバクター性を与える生薬を開発し、それを家禽の飼料に添加することにより、カンピロバクターによる食中毒の発生を防止する。
【解決手段】生薬の「さんざし」又は「ういきょう」のいずれかと「がじゅつ」とからなる抗カンピロバクター剤を、家禽の飼料20kg当たり生薬総量で10~30gを添加し混合した飼料で家禽を飼育し、カンピロバクターによる食中毒を防止する。また、「がじゅつ」と「うこん」と「ざくろ」からなる生薬でも同様な抗カンピロバクター性が期待されている。

竹・笹抽出成分:飼料用添加剤

2005年12月30日 | 飼料 水畜産
出願番号 : 特許出願2003-398608 出願日 : 2003年11月28日
公開番号 : 特許公開2005-151928 公開日 : 2005年6月16日
出願人 : 東洋インキ製造株式会社 外1名 発明者 : 大友 良介 外1名

発明の名称 : 飼料用添加剤

【課題】本発明は、抗菌性および抗ウイルス性を有する竹または笹の抽出成分をペット、家畜、家禽または水産養殖魚用の飼料に練りこみ混合もしくは塗布もしくは包み込むことにより、ペットにあっては健康を維持し疾病からの回復促進ができる飼料用添加剤を、家畜、家禽または養殖魚にあっては抗生物質等の薬剤の使用を廃止でき、痢病率の低下、微量栄養素の不足状態化の回避、肉質、芳香、味の向上等を企図でき、しかも安心して食用に供することのできる飼料用添加剤を提供しようとするものである。
【解決手段】合成抗菌剤あるいは抗生物質を使用せずに天然由来の竹または笹の抽出成分をペット、家畜、家禽または水産養殖魚用の飼料に練りこみ混合もしくは塗布もしくは包み込むことにより痢病率の低下、微量栄養素の不足状態化の回避、肉質、芳香、味の向上等を企図でき、しかも安心して食用に供することのできる飼料用添加剤を提供できる。

「患者適応型ES細胞なし」ソウル大調査委

2005年12月29日 | 医療 医薬 健康
ソウル大調査委員会は29日午前、記者懇談会で盧貞恵(ノ・ジョンヘ)研究処長を通じてこのような結果を発表した。調査委は「黄教授が記者会見で言及した初期凍結された5個の幹細胞株を含む8個の細胞株すべて患者体細胞と一致せず、ミズメディ病院に保管された受精卵幹細胞と確認された」と明らかにした。 中央日報(韓国)2005-12-29

アサヒフードアンドヘルスケア、植物活性資材「豊作物語」を農業生産者向けに発売

2005年12月29日 | 植物&農業
『豊作物語』は、ビール酵母から分離した「酵母細胞壁」を、さらに酵素で分解した植物活性資材です。トマトやレタス等の作物について、この酵母抽出物の希釈液に定植前の根部を浸漬したり、生育中の葉面に散布するかたちで施用することで、植物体が本来持っている免疫力を高めて、植物の健全な育成を促します。日経ネット2005-12-28プレスリリース

出願番号 : 特許出願2004-319492 出願日 : 2004年11月2日
公開番号 : 特許公開2005-333980 公開日 : 2005年12月8日
出願人 : アサヒビール株式会社 外1名 発明者 : 北川 隆徳 外2名

発明の名称 : 根伸長促進剤及びその製造方法

【課題】本発明は、根の伸長を促進することにより健苗育成を可能とし、更には高品質高生産を可能とすることが期待される、安全な根伸長促進剤を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、酵母細胞壁酵素分解物を含む根伸長促進剤を提供する。
また、本発明は、根の伸長を促進するための酵母細胞壁酵素分解物の使用を提供する。
また、本発明は、植物活性剤に酵母細胞壁酵素分解物を添加することを特徴とする、該植物活性剤の根伸長促進効果を向上させる方法を提供する。
また、本発明は、酵母を自己消化させて得た酵母細胞壁を、グルカナーゼを含む酵素により可溶化することを含む、根伸長促進剤の製造方法を提供する。