バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の抑制剤

2016年05月31日 | 医療 医薬 健康
HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の抑制剤及びスクリーニング方法
INHIBITOR OF HMGB PROTEIN-MEDIATED IMMUNE RESPONSE ACTIVATION, AND SCREENING METHOD

発明の概要 ホスホロチオエートオリゴヌクレオチド及びその誘導体からなる群から選択される1種以上の化合物からなる、HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の抑制剤、及び、被検物質の存在下及び非存在下で、HMGBタンパクと標識核酸とを混合する混合ステップと、標識核酸に結合したHMGBタンパクを定量する定量ステップと、被検物質の存在下で標識核酸に結合したHMGBタンパクの量が、被検物質の非存在下で標識核酸に結合したHMGBタンパクの量よりも少ない場合に、当該被検物質が、HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の抑制剤であると判定し、被検物質の存在下で標識核酸に結合したHMGBタンパクの量が、被検物質の非存在下で標識核酸に結合したHMGBタンパクの量よりも多い場合に、当該被検物質が、HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の促進剤であると判定する、判定ステップと、を含む、HMGBタンパクによって仲介される免疫応答の活性化の抑制剤又は促進剤のスクリーニング方法を提供する。
J-Store >>外国特許コード F160008693

あらゆる抗生物質が効かない「スーパー耐性菌」、アメリカで初の感染が見つかる

2016年05月30日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
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ペンシルバニア州に住む49歳の女性から発見
米疾病管理予防センター(CDCP)は26日、知られている抗生物質すべてに耐性を示す細菌への国内初の感染症例を報告し、この「スーパー耐性菌」が広がれば、深刻な危険をもたらしかねないと重大な懸念を示した。

newsweek,m2016年5月28日


少量の尿・血液からがん早期発見。九大が細胞検出の蛍光センサーを開発

2016年05月30日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

年内に医薬品メーカーに特許移転して試薬を発売

 九州大学高等研究院の新海征治特別主幹教授と野口誉夫特任助教は、少量の尿や血液からがん細胞を検出する蛍光センサーを開発した。がん細胞が発現すると漏出する生体内の多糖物質(グリコサミノグリカン)とセンサーが結合して発光し、簡単な健康診断で、がんを早期に発見できる。血液採取のみや尿でがんを精度良く発見できる手法はほとんどない。2016年内に医薬品メーカーに特許移転して試薬を発売する。ニュースイッチ 2016年05月19日

息で肺がん早期発見へ、英国で小型・低コスト分析装置の臨床試験

2016年05月30日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
息で肺がん早期発見へ、英国で小型・低コスト分析装置の臨床試験

 息に含まれる微量な化学物質を分析することで早期の肺がんを検知する呼気分析装置が、今年から英国で第2相の臨床試験に入っている。ケンブリッジ大学工学部出身者らが創業したベンチャーの英アウルストーン・メディカル(Owlstone Medical)の「ルーシッド(LuCID)」で、これまでの分析装置に比べ小型で低コスト、操作が容易なのが特徴。ロイターによれば、2017年に一般医による診療所での利用開始を計画している。 ニュースイッチ 2016年05月29日

日本は「ゲノム医療」先進国になれるか。

2016年05月30日 | 医療 医薬 健康
ニュースイッチ 2016年05月29日
日本は「ゲノム医療」先進国になれるか。政府が課題とりまとめに着手

 政府の健康・医療戦略推進本部の作業部会は、ゲノム(全遺伝情報)を医療に適用する上での検討課題を今夏にも取りまとめる。改正個人情報保護法によるゲノム情報の取り扱いのほか、ゲノム医療における質の確保などについての課題や方策などを盛り込む方針。これらの課題を整理し、ゲノム医療の推進や健康関連産業の育成を支援する。

 作業部会では具体的には、改正個人情報保護法におけるゲノム情報の取り扱いとして、個人情報の一部である「個人識別符号」との関係を議論する。
http://newswitch.jp/p/4819


細胞およびそれらを得るための方法

2016年05月29日 | 細胞と再生医療
出願人: ゲノム・リサーチ・リミテッド
発明者: ペンタオ・リュウ, ウェイ・ワン, ジアン・ヤン

出願 2012-527396 (2010/09/07) 公開 2013-503622 (2013/02/04)

【要約】再プログラミングされた体細胞、再プログラミングの方法、体細胞のための再プログラミング因子、ならびにそのような因子および細胞の使用が記載される。記載される核再プログラミング因子[NRF]は、レチノイン酸受容体(RAR_RXR)ファミリーメンバーからの遺伝子産物もしくは遺伝子産物をコードするポリ核酸、またはそのアゴニストもしくはアンタゴニスト_ Lrh1ファミリーメンバーからの遺伝子産物、またはそのアゴニスト_レチノイン酸またはレチノイン酸を合成もしくは代謝することに関与する遺伝子産物、またはそのアゴニストもしくはアンタゴニスト_あるいはレチノイン酸ファミリーメンバーを輸送することに関与する遺伝子産物の1つまたは複数を含む。e-kouhou 特許公開・明細書