バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

抗菌剤、抗血栓剤又は抗炎症剤等の有効成分として有用な新規なラブダン型ジテルペントリアルデヒド化合物

2006年12月22日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-59039 出願日 : 2005年3月3日
公開番号 : 特許公開2006-241068 公開日 : 2006年9月14日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 外3名 発明者 : 中村 宜督 外5名

発明の名称 : 生理活性物質とその製造方法、辛味生理活性物質の無味化方法、及び保健・医療用組成物

【課題】 抗菌剤、抗血栓剤又は抗炎症剤等の有効成分として有用な新規なラブダン型ジテルペントリアルデヒド化合物を提供する。
【解決手段】 ショウガ科植物のミョウガに由来する新規なラブダン型ジテルペントリアルデヒド化合物、特に好ましくはラブダン骨格構造を持つ15,16,17-トリアール化合物。これらの化合物のミョウガ植物体からの精製方法、これらの化合物の粗酵素法による製造方法。これらの化合物を有効成分とする保健・医療用製剤。公開公報>>J-Store 特許コード P06A009470

多分化能を有する細胞の分化誘導方法

2006年12月22日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願2004-59705 出願日 : 2004年3月3日
公開番号 : 特許公開2005-95138 公開日 : 2005年4月14日
出願人 : 株式会社 エフェクター細胞研究所 外1名 発明者 : 落谷 孝広 外1名

発明の名称 : 多分化能を有する細胞の分化誘導方法

【課題】多分化能を有する細胞の分化誘導に関与する因子を同定し、該因子の利用法を提供することを課題とする。
【解決手段】cDNAマイクロアレイ技術によって偽処置およびCCl4処置マウス肝臓の間で24時間後に可変の遺伝子を発現分析し、いくつかの増殖因子を選択した。次に、ES細胞の肝細胞分化率に及ぼすマトリクスおよび増殖因子の影響を調べた。その結果、本発明者らは、異なる2つのマトリクス培養皿において、いくつかの増殖因子含有培地での単純な接着単培養によって、EBsを介さずに、ES細胞から肝細胞の分化に成功した。

細胞培養方法および培養細胞

2006年12月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2003-394417 出願日 : 2003年11月25日
公開番号 : 特許公開2005-137337 公開日 : 2005年6月2日
出願人 : 宮本 寛治 発明者 : 宮本 寛治

発明の名称 : 細胞培養方法および培養細胞

【課題】 ヒトのES細胞を効率良く増殖させるに際して、危険因子や免疫拒絶反応のない支持細胞を提供する。
【解決手段】 ヒトを含む霊長類胚性幹細胞(ES細胞)の増殖用支持細胞として、ヒト胎盤由来の羊膜細胞、絨毛細胞を用いる。現在まで支持細胞としてマウスの胎児細胞が用いられ、異種タンパク質や未知の危険因子(ウィルス等)の混入が危惧されていたが、このヒト由来羊膜細胞、絨毛細胞を支持細胞として用いることで、異種タンパク質や危険因子等の混入の回避が可能となった。また、ヒト胎盤は胎児出産後、廃棄されるものであり、倫理的問題も少なく、細胞が入手しやすく安全である。

生体内遺伝子発現検出用組成物

2006年12月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-7548 出願日 : 2004年1月15日
公開番号 : 特許公開2005-198545 公開日 : 2005年7月28日
出願人 : 国立大学法人福井大学 外1名 発明者 : 藤林 靖久 外3名

発明の名称 : 生体内遺伝子発現検出用組成物

【課題】近年、胚性幹細胞や組織幹細胞の発見とその培養細胞株の樹立、さらに特定細胞への分化誘導条件の相次ぐ開発に伴い、再生医療における胚性幹細胞を用いた細胞移植治療が現実のものとなりつつあり、遺伝子治療も実際の臨床治療の選択の一つとして確立されてきた感があるが、多くの場合取り出して調べる他に正確に把握する術を持たないのが現状であり、細胞移植治療における機能性細胞もしくはES細胞等の生死判別や、遺伝子治療における治療遺伝子の発現モニタリングなどの方法として、インビボ遺伝子発現検出システムの開発が切望されていた。
【解決手段】天然エストロゲンとの結合能を有しない変異型エストロゲン・レセプターをコードする遺伝子(Mer)をレポーター遺伝子として組み込んだプラスミドを有する形質転換細胞が発現して産生するMer蛋白と選択的に結合する合成ステロイド誘導体を含んでなるMer蛋白により非侵襲的に生体内遺伝子の発現検出が可能となった。


体外操作胚の正常性の判定又はスクリーニング方法

2006年12月22日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-59803 出願日 : 2004年3月3日
公開番号 : 特許公開2005-245294 公開日 : 2005年9月15日
出願人 : ニプロ株式会社 外1名 発明者 : 宮崎 幸司 外1名

発明の名称 : 体外操作胚の正常性の判定又はスクリーニング方法

【課題】動物胚における遺伝的な異常を早い段階で検出するための手段を提供し、動物胚の効率的なスクリーニング技術を提供すること。
【解決手段】
胚の後期発生(胚性ゲノム活性化後)、着床、分化に重要な関わりがある少なくとも1の遺伝子に着目し、これをマーカーにすればより簡便に遺伝子発現の異常を判定することができることを見出し本発明を完成した。本発明によると、胚の正常性を早期に確認する事ができ、動物胚作製技術の優劣の指標とすることができる。また、本発明の方法により、遺伝子レベルにおいて正常であるとスクリーニングされた胚、又はスクリーニングによって正常な核移植胚の作製が保証された技術を用いて作製された再構築胚を胚受容雌に移植すれば、動物胚作製技術の開発における効率の向上、及び実験に供試する卵子や胚受容雌などに用いる雌動物個体自体の削減にもつながる。

ES細胞から樹立された造血幹細胞

2006年12月22日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願2004-339506 出願日 : 2004年11月24日
公開番号 : 特許公開2006-141356 公開日 : 2006年6月8日
出願人 : 独立行政法人理化学研究所 発明者 : 渥美 忠男

発明の名称 : ES細胞から樹立された造血幹細胞

【課題】 本発明は、リンパ球へも分化可能な造血幹細胞株を提供することを課題とする。
【解決手段】 マウスES細胞から、自己複製可能であり、かつリンパ球へも分化可能な造血幹細胞株、B-2細胞株を単離した。該細胞はbFGF存在下で増殖可能であり、かつ分化誘導条件下での培養により、赤血球、マクロファージおよびリンパ球細胞のいずれにも分化可能である。

生物試料に含まれるmRNAから目的遺伝子を逆転写、増幅する方法

2006年12月22日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2005-83924 出願日 : 2005年3月23日
公開番号 : 特許公開2006-262751 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : 財団法人富山県新世紀産業機構 発明者 : 小澤 龍彦

発明の名称 : 生物試料に含まれるmRNAから目的遺伝子を逆転写する方法および目的遺伝子を増幅する方法

【課題】生物試料に含まれる目的遺伝子の量が、1回の逆転写反応で得られるcDNA量として300コピー未満と、極微量な場合であっても、PCR法等により増幅可能な程度にまでcDNA量を増幅できる方法を提供すること。
【解決手段】生物試料に含まれるmRNAから目的遺伝子を逆転写する方法。前記生物試料に含まれる目的遺伝子の量が、1回の逆転写反応で得られるDNA量として300コピー未満であり、生物試料を逆転写反応に供し、さらに以下の(1)および(2)を1回以上繰り返す。
(1)得られた反応生成物を、反応生成物に含まれるmRNAが直鎖状になるように変性処理する、
(2)直鎖状にしたmRNAを含む反応生成物を逆転写反応に供する。

特定の遺伝的特性を有する哺乳動物を作製する方法

2006年12月22日 | 生命科学 生物誌
出願番号 : 特許出願2006-218386 出願日 : 2006年8月10日
公開番号 : 特許公開2006-296440 公開日 : 2006年11月2日
出願人 : ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 発明者 : ワーグナー エルウィン 外1名

発明の名称 : 特定の遺伝的特性を有する哺乳動物を作製する方法

【課題】特定の遺伝的特性を有する哺乳動物、特にトランスジェニック哺乳動物を作製する。
【解決手段】遺伝的に操作されin vitroで培養された全能性細胞(胚性幹細胞または胚性生殖細胞)を四倍体胚盤胞にインジェクションし、得られた胚を仮親に移植することによって、単一操作で完全にES細胞から由来する動物を得る。

☆マイナスイオン健康にいい 科学的根拠実はゼロ☆大阪大学の菊池誠教授

2006年12月22日 | NEWSクリッピング
菊池教授は、「『ニセ科学』入門」という論文も公開している
マイナスイオンやゲルマニウムが健康にいい。テレビゲームで「ゲーム脳」になる。水に「ありがとう」と言えば綺麗な結晶(氷)ができる。どれも科学的根拠の無い「ニセ科学」であり、それらが蔓延している世の中はおかしいと、2006年12月18日のNHK「視点・論点」で大阪大学の菊池誠教授が話した。これがネット上でも評判になっている。LiveDoorニュース2006-12-21