今日は黄土色に下塗りしたキャンバスに彩色を少ししてみた。まだ下塗りが乾燥不足のような気がして、とりあえずざっと白色と茶色で明暗を置いて見ただけ。
レオナルドダビンチの「聖アンナと聖母子」の部分模写。F10号のキャンバスに実物の約90%のサイズで納めた。
幼子のキリストを見つめる母マリアとその母アンナの二人の顔中心に模写を計画。
マリアはアンナの膝の上に乗るという構図だ。マリアの手はイエスに差し出されているが、10号のキャンバスなので、イエスの姿はキャンバスの外(実物は100号ぐらいの大きさの絵)。
この絵はルーブルにあるのだが、近時、修復されて綺麗になっている。修復後の絵を手本に模写したいのだが、この絵を撮影した大き目のファイルが欲しい。ルーブルでもネット上で、この絵は公開しているが、サイズが小さいんだよね。
図書館にある美術書はほとんど修復前の図版だし。いささか問題。スフマート技法の勉強と思って気楽にやろうとしていたが、「モナリザ」、「洗礼者ヨハネ」とこの絵の3つは、ダビンチが死ぬまで、そばに置いて手を入れていた絵だけに、だんだんと気が重くなってきた。ダビンチは重い。良い手本となるファイルも見つからないし・・・。
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