
71年発表、立川直樹制作の
怪盤。ロック者は
水谷公生が全面参加している
その一点において、この盤を
聴いているのではなかろうか。
発売以来再発が遅れ、2000年にブルース・インターアクションが
CD化するも即刻廃盤。私が所持するアナログもCDも
レプリカである。が、アナログは当時のジャケットの紙質とかを
再現しているようで、なかなかのものではある。
参加しているミュージシャンがどこまでこのアルバムの
コンセプト(?)を理解しているかわからないが、
素直に水谷公生のギターやシタールを楽しめば、十分楽しめる。
J.A.シーザーのようなオドロオドロしさや、怨念はここにはない。
なにせ、ブッダは悟りをひらいているのである。
お参りに来る人々の足音でアルバムは始まり、ハードだったり
クールだったりする演奏に乗って「声明」が詠まれ、一般人の
祈りが続いた後、悟りを開いたのか、鳥の鳴き声の聞こえる中
アルバムはエンディングを向かえる。
エンディングのメロディはオープニングとおなじであるので、
これは繰り返される行為であるということか?。
私は偶像崇拝主義者ではない。闇雲に何かに対して祈ったり
拝んだりするよりも、日々の行動を反省するほうが、明日また
訪れるであろう苦悩を軽減できると、現実的に考えるからである。
まあそれでも、「祈る」という行為で、その人が心の平穏を
得られるというのであれば、それを否定するというものでもない。
サンタナやジョージ・ハリスン、ピート・タウンゼンドといった
人達は全面的に自分の信じる宗教的な部分を押し出した
作品をつくっているが、スーパースターといわれる人にも
心の悩みはあったのだなあ。YAHOWA13というカルト集団の
アルバムはサイケ者には必須科目のようなもので、製作者の
意図とは別に御気楽に聞いてしまえば、それでいいのかもしれない。
日本のニュー・ロック黎明期にこのような盤があったことを
気にとめておいてもいいだろう。
そういえばバーズの「WELL COME BACK HOME」でも
こんな歌詞がエンディングにあった。
南無妙法蓮華経・・・・・・。
怪盤。ロック者は
水谷公生が全面参加している
その一点において、この盤を
聴いているのではなかろうか。
発売以来再発が遅れ、2000年にブルース・インターアクションが
CD化するも即刻廃盤。私が所持するアナログもCDも
レプリカである。が、アナログは当時のジャケットの紙質とかを
再現しているようで、なかなかのものではある。
参加しているミュージシャンがどこまでこのアルバムの
コンセプト(?)を理解しているかわからないが、
素直に水谷公生のギターやシタールを楽しめば、十分楽しめる。
J.A.シーザーのようなオドロオドロしさや、怨念はここにはない。
なにせ、ブッダは悟りをひらいているのである。
お参りに来る人々の足音でアルバムは始まり、ハードだったり
クールだったりする演奏に乗って「声明」が詠まれ、一般人の
祈りが続いた後、悟りを開いたのか、鳥の鳴き声の聞こえる中
アルバムはエンディングを向かえる。
エンディングのメロディはオープニングとおなじであるので、
これは繰り返される行為であるということか?。
私は偶像崇拝主義者ではない。闇雲に何かに対して祈ったり
拝んだりするよりも、日々の行動を反省するほうが、明日また
訪れるであろう苦悩を軽減できると、現実的に考えるからである。
まあそれでも、「祈る」という行為で、その人が心の平穏を
得られるというのであれば、それを否定するというものでもない。
サンタナやジョージ・ハリスン、ピート・タウンゼンドといった
人達は全面的に自分の信じる宗教的な部分を押し出した
作品をつくっているが、スーパースターといわれる人にも
心の悩みはあったのだなあ。YAHOWA13というカルト集団の
アルバムはサイケ者には必須科目のようなもので、製作者の
意図とは別に御気楽に聞いてしまえば、それでいいのかもしれない。
日本のニュー・ロック黎明期にこのような盤があったことを
気にとめておいてもいいだろう。
そういえばバーズの「WELL COME BACK HOME」でも
こんな歌詞がエンディングにあった。
南無妙法蓮華経・・・・・・。
おかげで買い逃してしまいました。
お経っぽいものが歌詞に使われている曲といったら
ファーラウトの「日本人」を思い出します。
ジョー山中氏がボーカルなのでこれもチェックかな。
サンタナは、確か「ロータス」の冒頭部分で1分間の黙祷とかあったっけ。
ジョン・マクラフリンもそういう影響が強いなと。
確か300円で投げ売られていたのを拾い上げたものです。
トゥー・マッチも輸入盤なのですが、ここらへんは
権利関係はクリアーせずに、リリースされたものかも
知れません。
「ロータス」は1分40秒の「メディテーション」が
冒頭にあります。LPで持っているのですが
やたら重い・・・。(笑)
この『BUDDHA MEET ROCK』のCD、僕買いましたよ(笑)。
このCDジャケット観て、思い出しました!
たしかに奇妙な作品で、僕がこのCDを買った理由は、
・水谷公生が全面参加しているから
・ニューロックとお経の融合性に興味をもったから
・ナイスなジャケットだったから
というのが大きな購買動機でありました。
今にして思えば、買っておいて正解でした
が、
当時を振り返るとよくこんなもの買ったな!というのも
正直な感想であります(苦笑)。
ちなみにこのCD、僕はHMVで購入しましたが、
通常のCDコーナーではなく、
たしか和楽か読経のコーナーに置かれていました(笑)。
このアルバムも、なかなか構成がいいですよね。
いや、「よくこんなもの買ったな」ではなくて
「よくぞ、買った、えらいぞ自分。」くらいに
思ってもいいと思います。(笑)
私がレプリカのLPとCDを買って数ヵ月後、
西新宿のウェア・ハウスでこのCDの正規盤が
未開封で定価のままで売られているのを見かけました。
「今まで、どこに隠してたんや~」と呟きながら
手にとり、そっと棚にもどした私。
こんなのばっかりです。